外道坊のレビューが0 件あります
レビューを投稿する7件のネット上の評価があります
-
40
sakuhindb
『ブラックエンジェルズ』同様、許せない腐れ外道悪を裁く外道坊が世知辛い時代に渇を入れるという内容ではありました。しかし、その悪党を処刑するまでの道のりがやたら抵抗が多すぎる描写で締められている感じです。グロ描写も多いのですが、まあ、『男塾』の民明書房刊のような嘘八百書物で、それっぽく作ってるのは、ネタっぽい感じです。主人公も牙や雪藤と同じような髪型と面構え(つーか、作者がこんな髪型とツラの主人公しか描けそうにない)だしね。とはいえ、あんましにも後味が悪いシーンが多いし、悪党共に丸め込まれて犯罪に走る人間達によって、今の人間達の弱さを描いているのは、多少なりとも、現代世情にあっているとは思いますが、ブチ殺される連中の前世が、いい加減書物で作られているのはあまり気に入りません。そいつの前世もまたどーしょーもない架空の腐れ外道悪党だというのを描いているのは、因果応報というのを描いているつもりでしょうけれど、善人の前世が悪人だったり、その逆だったりすれば、どーすんの?と思ってしまうし、そういった矛盾と曖昧さを、「お前は前世も極悪人だった」だけで処罰するのはあまりいい気はしません。例え、相手が許せない殺されて当然の悪党であっても、前世も悪人だから、だからお前を殺すなんていうのには人種差別のような感じがします。例え、許せない犯罪を犯す奴に人権など必要ないといっても。この辺りがどうしてもひっかかるし、前世を持ち出すよりも、外道へと走ったクソッタレ連中を裁くだけで良かったと思います。変に前世も悪人だからぶっ殺すという理屈付けは、気に入りません。いくら、今の時代が不人情で世知辛い連中ばかりとはいえ、害虫駆除に変な理屈付けをするのはネタとしては面白い部分もあるでしょうけど、この辺りがなんか引っかかる感じがするのが、マイナス要因です。
-
60
sakuhindb
平松氏お得意の、悪を持って悪を制する仕事人風味の劇画ですな。主人公は人の道に外れ、転生して悪行を犯し続ける宿命を持った悪しき魂の持ち主を葬り去る為に戦い続ける僧侶です。出てくる悪人はブラック・エンジェルズのそれ同様どいつもこいつも非道の限りを尽くしますが、主人公がそいつらを葬る前にその前世について語るのが特徴ですな。今週登場した悪人の前世が、阿殷藩の志村堅之助と言うバカ殿だってのには苦笑しました。いいんかい・・・・シムケンの持ちキャラぱくって。途中からまた作者の悪い癖が出て、マーダーライセンス牙やブラックエンジェルズの主人公と外道坊を共演させましたね。昔のキャラに頼るのはもうやめるべきだったのに・・・・。
-
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 平松先生お得意の晴らせぬ恨みを晴らす必殺系の作品。
前世の出来事が今世で悪事を働く因縁という事で、主人公が前世を暴いて悪を斬りますが、終盤はネタを考えるのも飽きてきたのか、さすがに女性を食い物にした男の前世が蛭はねえだろと読んでて突っ込みたくなりました。 -
60
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 助けに来るのが遅いですね。私は残念ながら後味があまりよくありませんでした。もっと早く助けに来て欲しいです。
-
80
cmoa
ブラックエンジェルズ、マーダーライセンス牙に続く必殺風の作品
個人的には面白いのですが、マーダーライセンス牙&ブラックエンジェルズでの痛快感が薄く感じます -
80
cmoa
6巻は中途半端なところで終わり、外道坊&マーダーライセンス牙に続きがあるよ。
人の前世の姿が出てきたり、文字どうりスピリチュアルなんだろうな。