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さいはての地、北海道は壮瞥村へやってきた流れ者、井上昭和は、そこで地殻調査に執念を燃やす一人の男と出会った。“昭和新山”の観測に賭ける男たちの姿を描いた感動の名作「火の山」ほか4編の短編を収録した作品集。

火の山

| 手塚プロダクション(出版)

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13件のネット上の評価があります

  • 100

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    人間は単に、善悪どちらかに属しているワケではない。善悪の混合物だ。その両方を側面を描いた短編集(「もの憂げな夜」を除く)。善悪は、一人の人間の中に極端な形で存在する場合もあるし、極端に善に傾いた人間や、逆に極端に悪に傾いた人間もいる。各作品の中で、様々な形でそれらが描かれる。特に、タイトル作の「火の山」では、善の人間と悪の人間の2人を主人公として対比させながらストーリーが進む。そして、その悪の人間も決して単純な悪で割り切れない、善悪の不思議な混合物である点が徐々に見えて来る。ある意味、不条理で不合理な──それであるがゆえ、魅力的な──人間の姿が浮き彫りにされる。タイトル作は傑作。

  • 100

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    私個人的に気に入ったのはペーター・キュルテンの記録なのですが本のタイトル火の山の最後は絶句。しかし読んだ後にすごくしっくりくる。これが手塚漫画の良さですね。火の山は史実を元に井上昭和というフィクションのキャラクターを登場させて昭和新山の成り立ちを読んでいくことになるのですが、井上のフィクションとは思えない溶け込みようには脱帽です。手塚先生のメジャーな作品しか知らない方にぜひ読んでほしい作品です。

  • 100

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    一番最後に収録されている「火の山」どう贔屓目に見ても絶対に好きになれないようなろくでなしのこそ泥である主人公なのに、この読後の喪失感…15分もあれば読めてしまう短編でこんなに感動するとは思わなかった

  • 100

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    性的倒錯者の殺人鬼など、暗い作品がほとんどの短編集なのですが、さすが手塚作品、どれも読み応えがあります。内容が内容なので、子供向けではありませんのでご注意を。

  • 100

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    フィクションも入っていますが、昭和新山を観察し続けた話しは感動しました。他の手塚作品も読んで見ようと思います。

  • 100

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    手塚の作品です。まちがいありません。ただ、データーがもう少し小さければ申し分ありません。値段はとても良い。

  • 100

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    1話目の世界観にとにかく引きこまれます。ヒューマンドラマとして読み応えがある、おすすめの良作です。

  • 100

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    何回も読んでいる。クレーターとか好きならお薦めです。大人向けの漫画でミステリアスです。

  • 100

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    アニメと思いバカにしていましたが、思い直しました知らない世界を手軽に知れました

  • 80

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    鬼才、天才、奇人どれもあてはまる偉大な漫画家(創作者)さすが手塚治虫である。

  • 80

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    NHKのドラマでも見ているような内容でした。漫画家の域は超えてはりますね。

  • 100

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    この本を、読んでいる時、職員旅行で、昭和新山にいきました。感慨深い。

  • 80

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    頃はスランプやと言われるが青年誌だけならばこのままのがよかった

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    画太郎先生ありがとう!またまたこんなステキな本を作ってくれて。 この本を1日1分、1週間読んだだけで10キロのダイエットに成功、女子高生にモテモテになった人もいるとかいないとか。 とにかく、笑う門には福来る! さあ、キミも・・・わらってごらん!