女性はいのちをはぐくむ器です。そして響子先生の山野産婦人科医院はそれを包む大きな大きな愛の器です。父親の死で郷里の田舎町の産婦人科医院を継いだ響子さん。妊娠、そして出産という女性の永遠の営み、そこにこめられた祈りと喜びと悲しみと……。それらをやさしく見守り続ける響子さんの感動愛シリーズがここに!!
いのちの器のレビューが0 件あります
レビューを投稿する85件のネット上の評価があります
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60
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 少女漫画のきみこ名義も含めてやけに電子化・無料試し読みされてるなあ、と思ったら、来年でデビュー五十周年なようです。半世紀も漫画家やってるのすごいなー! ということで小学生ぶりに『いのちの器』を読んだのですが、初期はバブル弾ける前後ということもあってとても封建主義。ナチュラルな男尊女卑。それと、妊婦の飲酒が公然と行われている。でもこれは時代的に上原先生の本に限ったことではないので構いませんし、絵の古さはそもそも時代が古いレディコミなのでしょうがない。寝取られた旦那の子を取り上げる産婦人科医というのはとてもドラマチックでいいと思う。そこからの復縁もまあいいとして、養女養子とりまくりの展開や、とにかく「他人の男を妊娠した女性を娶る男」が多すぎる。しかもとんでもなく多い。雅志の父親に至っては、「雅志を有吉家の養子にするために死ぬだけのキャラ」という感じで苦笑い。死ぬ伏線もなければ何故死んだのかもわからないという始末で「あらら……」となってしまった。なによりも一番驚いたのは、これをきっかけに最新刊あたりの無料試し読みを見たのですが、絵の劣化がすごい! もはや誰かわからないレベル……。とはいえもう七十を超えてらっしゃるのでしょうがないかなと思うと同時に物悲しい気分でした。
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40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 始めは良かったんです、響子先生は魅力的だし子供も可愛いし…桃子を引き取るくだりも内容的にはいいと思います…
でもその後、子供を増やすためだけに親が死にすぎ
妊婦に一目惚れしたり妊婦にプロポーズしたり…
血の繋がらない赤ちゃんを押し付けられて引き取る羽目になったり、子連れでも平気で好きになられたり、連れ子を引き取ったり(あっさりと)
響子先生自体六人いて実子二人ですよ。
次男がやりたい放題
食い意地の張りすぎてすぐ人に集る次女
何しても絶賛される長女と三女
畑から作物盗んだりしても誤魔化す母親
不倫してシングルマザーになった女性に
『あなたは一人で子供を育てようと決意した偉い人だ』
乱暴されても子供産むのはいいこと
このまちはいい町じゃない!
んー?かくっちろん…で全て済まされます。
読んでてイライラします。 -
100
cmoa
私は5回の出産経験がありますが、出産前はいつも不安に押し潰されそうになりました。そんな時なぜかこの本を読むと今までの不安が消えて無くなるのです。読み終わるといつも思うのは、自分が響子先生の立場だったらどうするかな、旦那と浮気相手との子供を取り上げる事が出来るだろうか、ましてやその子を育てようと思えるだろうか、毎回毎回本当に考えさせられます。出産だけでなく子育てや人間関係etc色々なことに共感させられ泣いたり笑ったり、本当に楽しい内容になってます。読んだ人にしか味わえないこの感情。是非騙されたぁと思って立ち読みからスタァトして見て下さい。きっとあなたも温かい気持ちになりますよ私は本当に何度となくこの本に助けられました。是非是非あなたもこれを読んで見て下さい。
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40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 無料版のみ読みました。産婦人科を舞台にしたお話かと思ったのに、出てくる男性キャラは不倫して相手を孕ませてるのが当たり前。
長年初恋だと思い続けていた幼なじみの男はしつこく言い寄ってた女にあっさり鞍替え。
そして主人公といい、周囲のキャラといい簡単に他人の子を引き取りすぎ。実子ではない子供を育てるということにハードルが低すぎです。もっと悩んだり問題があったりするはずだと思いますが、ペットを引き取るがごとくでなんだかがっかり。
産婦人科が舞台なのは医療のドラマや出産を描きたかったのではなく、「不倫の末に産まれて行く宛のない子供を引き取って育てる」という話を都合よく引っ張るためだけに思えてきました。 -
40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 最初は「王道のテーマだけれど、エピソード、台詞が時々斬新だな」と興味をもって読んだのですが、
・子供、大人が簡単に命を失う。
・主人公の子供(養子)が放置されたり、抱える大人が車道に飛び出したりして、度々危険な目に遭う。にも関わらず、主人公は危機意識が低いままで、安全対策を講じる事なく人任せ。
・不倫が多すぎる。
・精神疾患の取扱いが軽すぎる。
主に上記の理由により、最後は惰性で読み流しました。
とはいえ、これだけ長く連載が続いているという事は、何かしら女性の共感を得るポイントがあるのでしょう。自身の価値観に合うか、合わないか、時間のある時に試し読みされるとよいと思います。 -
40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 「妻なのに、夫の許しで働かせてもらってる」って態度の妻。働く女性の立場が弱かった時代の漫画だと思った。
女医である妻が田舎で病院を継ぐために、一緒に引っ越した夫。そのために会社も転職した。
妻を守るとか平気で良いことを言いながら。居場所がないのを理由に、転職先の同僚女性と不倫。妊娠させる。なのに、「子供は産ませたい。養育費も払いたい。離婚はせずに夫婦でいたい」言える夫がすごいよ。
不倫女性は女性で、妻の病院を受診して戦線布告してるし。
なんだかなーー。 -
100
cmoa
生きている事は当たり前ではないんだ、と思い知らされました。
私が生きているのは、父が居て母が居たから。
母が十ヶ月間、どれだけ大切にお腹の中の私を守ってくれたのか、生まれてから今までどれだけ愛情をかけて育ててくれたのか…
そんな事を再確認させてくれるお話でした
私自身流産経験があり、読むまでは妊婦さんの幸せな姿ばかりが書いてあるのでは…と敬遠していたのですが、様々な形の妊娠・出産の話が綴られていて、本当に勉強になりました。 -
100
cmoa
是非読んで欲しいです命の重さだけじゃなく、生き方を見直すことが出来るかも。登場人物はみな個性的で明るいけど、実はそれぞれ色んな悩みも抱えてる。そんな人間くささがリアルで、話がひとつ解決する度に幸福感と満足感が得られ、読み出したら止まりません
しかし響子先生…あんなに美しかったのに、どんどんオバサン化して?ま、それもある意味リアル?
でもって子供達は強くてしっかりし過ぎ…羨ましい今後の成長が楽しみです -
80
cmoa
育児の合間に、気分転換と思って購入
前半部分、どうなっちゃうの〜!?と思い、一気に読み進めちゃいました
あるある…!!っていう感じの話もあって面白かったけど…時代背景が古いのか、ちょっと話に無理がある点も多いです。
ただギャグとして見るなら許せるでしょうが、150話あたりから育児中の身としてはちょっと主人公にイラつきます。
3〜4話の短編構成なので、少しずつ購入されることをオススメします -
80
cmoa
妊娠中・出産時のつらさや幸せを思い出しながら読み始めました。最初は主に自分に置き換えて共感したり安堵したり感動したりしていましたが、読み進めるにつれ、子供たちの成長が楽しみになってきました。読者として、うーこやもんもの出産にも立ち合える日がくるといいなぁと、続きを楽しみにしています。登場人物が多いので誰が誰だか整理ができないのは事実ですが・・・。短篇風なのでだらだらしなくて読みやすいです。
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100
cmoa
人が生まれてくること、生きること、命がいかに尊く大切なものであるか教えられる作品です
いろいろなカップルの抱える事情も考えさせられますね。
こういう真摯に命と向き合う先生にぜひお会いしたいです
私も息子がいますし、生まれてきてくれてありがたいと思っていましたが、ますます愛しさと感謝の気持ちがあふれてきました。
親や子供とケンカしたり、育児に疲れたときは、読むといいかも -
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 命の出会い、繋がりはとても不思議で素晴らしいものだと思いました。読み応えのある作品だと思います。主人公の響子先生のキャラクターが大人で素敵だと思いました。でもご主人が浮気して愛人との間に子どもをつくるのは最低だと思いました。それなのに離婚はしたくないとか自分のことばかりで。ご主人も愛人も図々しいと思いました。
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80
cmoa
読んでいて、ぽっと心が暖かくなります。最近は自分の都合で子供を見捨てる親が多いですが、この話を読むと子供の大切さや尊さ、命の重さがとてもよく伝わってきて感動しました。また、子供を持つ母親の強さも伝わってきます。一つの命が誕生することは、とても偉大でなによりも素晴らしく、なによりも感動的なことだと思いました!一人でも多くの人にこの話を読んでもらいたいです!
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60
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 絵は綺麗だし、話の構成もスマートで、読みやすいです。
けれど、どうにも旦那とその浮気相手の図々しさが許せません。恋人ならまだしも、夫婦の間柄を壊しといてこんなあっさりした展開なんて、この漫画のメインはお産で恋愛はサブだと分かっていても、どうにもいらいらして最初でギブアップしてしまいました。 -
20
cmoa
こういうのは家庭問題も取り扱うので、どうしても古臭い感じが拭えません。
いやいやw若い2人が中絶から逃げるために掘っ建て小屋はねーよwとか、浮気男と女への制裁なさすぎとか。
笑顔で身を引いて潔いハッピーエンド!ってのが古いですねー。
あと所々細々とした知識が間違ってたり古かったりします。産婦人科漫画は他にも沢山あるので、こういうのは致命的かな。 -
20
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 一話目浮気相手の子供の出産に立ち会い、夫と離婚する話ですが、内容がヘビーすぎですね。坦々と話しが進んでいきますが、そんなに産婦人科医だからって納得できるものでしょうか?主人公のご主人もどうして浮気に走ってしまったのかが、曖昧。もう少し掘り下げて来れないと読者は付いていけないです。
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100
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 響子先生が新婚の頃から始まり、離婚し、復縁し、養子を含めて6人の子持ちになり、その子供らが成長して結婚して、響子先生には孫がいます。一話一話に主人公となる人々がいて、時にはハンカチ必須の話もあります。全て緊張せずに楽しく読めます。読み返しても、面白さが続いています。
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60
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 最初の頃は産婦人科の先生が親の跡を継いで、仕事と家庭と旦那の不倫とか、ドロドロしているな〜という感じでしたが、再婚して子供達が成長しちゃうともはや大家族ドキュメンタリーみたいな話になってジャンル変わってますよね。
ま、何十年も連載しているから仕方ないんでしょうけど。 -
40
cmoa
5巻まで読みましたが…古っ!みんな不倫しすぎ、浮気相手に子供産ませすぎ、間男の子供産みすぎ、考えナシに養子にしすぎ。1ヶ月前に死にました2ヶ月前に死にましたって安易に死なせすぎ。トレンディドラマじゃないんだから。「出産は女の聖域、男は入るべからず」が正しいみたいな描写も多いし、産婦人科が舞台の漫画でそれはないんじゃない?
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80
cmoa
絵柄も価値観も古いんだけど、おもしろい。両思いとか付き合ったとかでエンドマークじゃなくて、そこに必ずついてくる妊娠出産育児をクローズアップしてるもんだから、妙に生々しい。古いんだけど、主人公や周辺の人々がやたら進歩的で、「実の親じゃなくても子どもを幸せにできる」っていうエピソードが多くて、そのとおりだなー、と思った。
ネット上のイメージ
- 子供
- 教師
- 感動
- 幸せ
- 家族
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