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愛を夢見る女子大生の千年眠子は、うさんくさい霊感占い師に「余命3年」と予言される。途方に暮れる眠子の前に、四方山十三という男が現れた。彼もまた、同じ占い師に3年後の死を予言されていたのだった…!!

海よりも深く

| 小学館(出版)

82

非常に良い

84件のレビュー
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海よりも深くのレビューが0 件あります

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84件のネット上の評価があります

  • 60

    amazon

     なかなかの子煩悩な母親が出てきて少し子供に対して甘いのではないのかと批判的になったりする。無条件に愛されることに、なぜ人はこうも惹かれてしまうのだろう。溺愛と愛の区別がつけられないのは未成熟ではないのか。とかく親は自分のした苦労をさせたくないと言う。僕もそう言われて育った子供だった。だけど親のした苦労をすべきだと自分では心に思って生きてきた。けれど、たくましさにおいては戦後を生きた人には到底かなわないと思い知る。恥ずかしい限りだ。 樹木希林が演じる母親がクラシック同好会に参加することに好意が持てたかが、これがあえなく挫折する。実は同好会の主催者の脆弱な側面を感じてのことだろう。これならば、「周りからポンコツと思われている息子の方がましだわ。少なくとも私の息子は勝負したのだから。」この思いが元の母親に戻ったのは残念だった(ポンコツ息子の再評価、とてもいいと思います)。 母親が「海よりもまだ深く」について語るシーンはそのままテーマについて語っているのでわかりやすく作られています。お互いに求め過ぎなければもっとうまくやっていけるはず。お互いが過剰な欲求を突き付けていないのかは、考えるべきではないでしょうか。それと無条件に愛されることがもてはやされることにも、注視すべきでないのか。いい大人がお釈迦様の掌の中で、いつまでも暴れ放題の夢を見続けるべきではないでしょう。 テーマとしていいことを語っている思うのですが、阿部寛が演じる息子と父の確執というのがピリッとしない。明確な父親の像がつかみにくいと感じた。厳格で無口な父だったのでしょうか。ただ漠然と父親から愛されていないのではという思いが確執というのは、じれったい気がします。父が自分に対して無関心で冷淡という思いは解消できたのが、父の死後というのが残念です。 このドラマで一番興味がわいたのは離婚した夫婦の子供である。日本のドラマに対して常々疑問に持っていることは、離婚したその子供をたくましく描いてしまう事である。このドラマの子供の弱弱しさがとても新鮮に映った。両親のことを気遣いながら、元のさやに戻ってほしいとはっきり口に出せない少年の姿がいじらしいのだ。離婚の是非ではなく、それによって傷つく子供の心情を日本のドラマは描いているのか。離婚することで両親<りょうおや>を嫌いになるかもしれない(人間不信)。どちらかを選ぶという選択が子供にとってどんなにも重いものであるかなど。アメリカのドキュメンタリーには、離婚がもとで引きこもりになったり、良好な人間関係が結べずに深く悩む若者の姿があってひどく痛々しかった。犯罪に結びつくケースもあり深刻でした。ほんの垣間見たドキュメンタリーでしたが強く印象に残っています。アメリカと日本の文化の違いがあるでしょうが、その実態を僕らは知らないのではないかと思う。離婚に関しては子供目線のドラマあってもいいと思います。このドラマの夫婦がお互いにまんざらでもないなら元のさやに戻ることを期待したい。 日本はいじめ(人間不信の原因になる)に関する法律を制定しました。いじめる側に離婚した子供が加わる可能性があり、離婚した子供の傷ついた心情を表現できない社会は成熟した社会とは言えないと思う。  

  • 100

    amazon

    15年前に小説の文学賞を受賞したが、その後は鳴かず飛ばずで、興信所の調査員として食いつないでいる篠田良多。歳は40代だろうか。そんな良多と、年老いた母、元妻、息子、姉などとの日常を描いた話。ギャンブル好きの良多は、金が無くなると母のヘソクリに手をつけるが、別れた妻への養育費は滞納するようなダメな男。ダメな男だけど、離れて暮らす息子への愛情、元妻への未練、団地で一人暮らす母への想いは、たっぷりと持っている。息子には、なけなしの金でプレゼントを買ってあげられるが、母や元妻へはいつも甘えてしまう。母は甲斐性のない良多を受け入れ愛情を持っているが、元妻は迷惑に思っている。そして一人息子は、良多がいつもお金に困っていることを気遣う優しい子で、良多に懐いている。こんなダメ男の話を、なぜ飽きずに見続けてしまうかと言えば、良多のダメな部分は、自分にもあるなと共感できるから。父親として物足りなかった良多を正論で厳しく責める元妻と、ヘソクリを盗まれようと、良多が家に来てくれるだけで嬉しい年老いた母。夢を諦めきれない中年の男が、対照的な二人の女性に、叱られたり甘やかされたりしながら、少しづつ現実と向き合いだすあたりが、とてもリアル。そして最後は、ダメ男がほんの少し変わった姿を見られて安心しました。阿部寛さん、樹木希林さん、小林聡美さん、子役さんなど、みなさん芝居を感じさせない名演でした。大満足です。

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 この作家さんは初めてですが、つかみが上手い!
    主人公眠子と十三の占いのシーン、漫画で他人事だから笑えるけど、自分の事なら 立ち直れない位ショックだろう……が、二人は周りの個性豊かな人達に支えられながらもんな悪意や妬み、嫉妬を乗り越えていく。ただ、運命には逆らえないのか?と思いきや、十三は何事にもとても前向き、かたや眠子は自分に自身が無さすぎてかつのんびりで流されやすすぎで読み手がちょっと焦ってしまうことも。
    途中、話が何処へ行くのか?と思わせる所があるが、全体的には本来シリアスな問題が多い筋書きなのに、笑いあり、涙あり、眠子が十三や福子さん達に接していきながら良い方向にどんどん変わって行き(抜け落ちた記憶が甦って本来の自分を取り戻す)
    自分というものを持つのが前向きでいい。ところで例の占い師が最期に見せたあのシーンは本当に眠子が十三に代わって死んだ後の十三のその後なのか?相手の女の子があまりにも酷い女なので、ちょっと考えられないのだが、二人とも生き残った後、占い師の登場がないので確証ナシ。あれは占い師が意地悪で見せただけだったのか?それが私には最大の謎だな〜?

  • 60

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    阿部寛演じるギャンブル狂いの売れない小説家兼探偵が、離婚した女との復縁を目指そうとするが・・・。というか、父親であろうとするのだが、家族であり、夫としては何かが物足りないという。父親が既に鬼籍に入っていることで、父性の喪失を描いているのだろうが、出てくる男がほとんど父性を失っているように思える。離婚を繰り返すリリーフランキーや、父親の居なかった探偵の同僚。W不倫の探偵の依頼者。姉の尻に敷かれる姉の夫。唯一阿部寛が父親になろうとするが、少しイヤミなまでに描かれる新たな元妻の恋人が手の届かない父性の象徴になるのか。フォアボールを狙うか、ホームランでヒーローになるか。その思考の差が、男性としての魅力の差になるのか。前半と後半で映画自体が乖離しているような印象もあるが、後半の樹木希林の出てくる団地の部屋を中心としたシーンが秀逸。「なんで男は今を愛せないのかね~幸せってのは何かを諦めないと手にできないものなのよ」という映画タイトルにも繋がる阿部寛と樹木希林の会話がぐっとくる。「もう決めたんだから前に進ませてよ」「分かってる、分かってた」という真木よう子と阿部寛の会話も印象的。

  • 60

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    清瀬の旭が丘団地をテーマにした作品賃貸と分譲で格差があるような流れはいただけない必要のない描写だったと思うほのぼのとした作品に仕上げたつもりでいるだろうと思いますが賃貸と分譲とでは生活が違うんだよと植え付けるような内容は良くないと思いました団地に住む人にはとてもよくわかる超地域密着型映画トイレの電気を付けるのには真ん中のスイッチ台風のときは昔は窓がどれもガタガタして楽しかった想い出はありましたNHKの放送をテレビで見ながら夜更かしは子供心にワクワクして楽しかったですホントは旭が丘団地にあった貝殻公園で撮影したかったんだろうなとも思います昔の思い出が蘇るそんな感じもありました昔から住む人にとっては昔を思い出すとても良いつくりでしたただ見終わってみてこの終わり方でいいの?っていうモヤモヤしたのが残りましたわからないでもないけど主人公がこれらを経験したあとにいつもの日常に戻っていく人生の転機になるようなものとなり内面の変化成長を期待しましただけどこの終わり方ではちょっとどうかな・・・と少し残念に思い☆3つということにしました

  • 100

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    何事もない日々こそ大切で、日記をつけるほど多彩な毎日ではなくてもそれなりに頑張って仕事をしていればそれで充分だと思っていたのだけど、年を重ねていくと、そうもいかなくなってくるんですよね。ある程度の年齢になると自分の能力の限界がわかり、努力をする変わりに人を欺き楽な生活を送り出す。周りからの自分の評価が低くても自尊心もどんどん鈍くなっていっていくので何とも思わなくなってくる。阿部ちゃんが演じているのでイケメン補正をしてしまうけどこいつはどうにもならないクズ!でも自分を含めてこういう大人がいくらでも溢れているんですよね。いくらでも溢れているんだからこういう人たちを主人公にした映画がたくさんあってもいいと思うけど、みんなが見ないふりをしている人達を是枝さんは主役にするのが好きですよね。いけず。次に金が要りようになったとき、阿部ちゃんはお父さんのスズリをあっけなく質に入れると思う。台風の翌日に必要ではなくなった壊れた傘があちこちに散乱していたように、金が必要になったらスズリなんて持ってても意味がないもの。

  • 100

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    樹木希林さんの特集をTVで観て、この映画を探しました。作品全体の出来も素晴らしいのですが、樹木希林さんの自然体の演技と、会話の中でポッと出てくる台詞がとても素晴らしかったです。憶えているのをいくつか。「コンニャクは、ゆっくり冷まして一晩寝かせた方が味が染みるのよ。人と同じでね。」「花も実もつかないんだけどねぇ。(中略)何かの役には立ってんのよ。」「ねぇ、どっちがいい。長いこと寝たきりで中々お別れできないのと、ポックリ逝ってずーっと夢に出てくるの。」「なんで男は、今を愛せないのかねぇ。」「いつまでも失くしたものを追いかけたり、叶わない夢見たり、そんなことしてたら、毎日楽しくないでしょ。」「幸せってのはね、何かを諦めないと手にできないもんなのよ。」「人生なんて、単純よ。」是枝監督がかいた台詞ですが、希林さんの口から出る言葉になるとさらに不思議な魅力が生まれます。ダメな息子で、ダメなパパで、ダメな大人を阿部寛さん好演です。良い作品です。やはり何より、希林さんに会いたくなる作品です。

  • 80

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    ほぼ『歩いても歩いても』2008年の繰り返しだけど、『歩いても~』の時にあったやや青臭い登場人物がフレームアウト(画面外に消える。)した後の空舞台演出とかを禁じ手にしたのかなと、嫌な見方もした。是枝裕和監督のそれでも人を信じていたい。信じられなければ生きていけないという想いが伝わるような作品。これは『三度目の殺人』2017年とかでもそうだけど、登場人物それぞれが薄っぺらな”絵に描いたような”人でないのがいい。少しだけ、ポール・ニューマンの『新・動く標的』1975年に対するオマージュも嬉しかった。前の『歩いても~』は、あれ、これ『ロング・グッドバイ』1973年かなと少し思ったもんで、しかし、嫌だな長々と映画を見続けると、そいう雑念ばっかで。にしも高橋 和也が『歩いても~』同様の役で出てて、あれ、これ阿部 寛って、寅さん?とも少し思ったりもした、嫌だな映画ファンって、つくづく思う。

  • 60

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    自分が言われているみたいでたまんない。。僕もずっと夢を追いかけてきて40歳手前になった。ほんとうは言われたくないんだよ。「ダメなやつ」って言われている気がして。劇中で「幸せって何かを諦めてはじめて手に入る」と言われていた言葉が胸に残る。夢を追いかけるって一旦聞こえはいいけど、言い方を変えるとそれ以外はできないということ。その道の先にあるものがどんな未来であろうと、責任を取っていくことがその人の人生。そこに一緒にいてくれる人がいるかいないか。それだけなんだよな。諦めるってネガティブな言葉って思われがちだけど、本当は「明らかに見極める」というすばらしい言葉なんだよね。自分の可能性を見極めて選択・決断をすることで人生はいくらでも変わっていく。映画は、、僕にはネガティブに写ってしまって後味が悪かったけど、反面教師にできたことはよかった。かな。。演者さんはみなさんとても素晴らしかった。

  • 100

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    おそらくこの映画を観ているほとんどの人が、樹木希林の演じる祖母に深い慈しみの心を抱くのではないだろうか。そして彼女が体現しているのは、この国に生きる多くの人が歩いている、歩いてきた、凡庸な人生そのもの。小さな幸せ、小さな不幸せをいくつも経験して生まれる人としての深み。それは特別なことではないけれど、簡単なことでもない。今を生きる私たちが忘れかけている凡庸の持つ偉大さと儚さ、そこにある深い感動。そういったものを感じさせ、そして最終的には凡庸な人生がいかに愛おしいものかを気付かせてくれる、そんな素晴らしい作品だと思いました。観る人の立場によって受け取り方は様々だと思います。息子の父親として、母の息子として、私はとても感動しました。自分の、あるいは母の人生を彼ら登場人物の演じる人生に投影させ、つくづく、凡庸の美しさを実感させてもらいました。

  • 60

    amazon

    この監督って,こういうなんでもない日常一風景を当たり前に撮るのが好きなんでしょうかね?悪くはないです。邦画によくある意味不明な展開よりも,身近に感じるような映像にはシンパシーというか・・・・そういう感覚になります。ただ,この阿部寛演じる売れない小説家・・・15年前の栄光から抜け出せない・・・くず男です。見ていて腹が立ちます。嫁(真木よう子)が嫌になるのが分かる。また,こうしたダメ男を阿部が見事に演じるのには脱帽。でも役としては40代後半の男なんでしょうが・・・なんだかな~情けない!年金暮らしの母親に金の無心や隠している金を探したり,持ち物を勝手に持ち出し質入れとは~養育費を払うのに親をあてにする態度に胸糞悪くなりました。星3つ。この監督が好きな人はどうぞ。お勧めは特に・・・・しません。典型的なクズ・ダメ男は生理的に受け付けません。

  • 100

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    非常に日本的な映画であると感じました 全体を通して過去を変えようしても変えられないという現実の中でもがく主人公の心情が細かく表現されていて見応えがあった 宝くじ=夢 夢を諦めていない主人公が自称純文学作家から生活の為漫画の原作を受ける事に抵抗が無くなり、最後宝くじを子に譲る等、意識の変革が見られた その後は描かれていないが今後は母親と暮らし、漫画の原作作家として地道に生活を立て直していく事が想像できた また、真木の「フォアボールでホームラン」という女性の野球知らずの言葉が実は本当の幸せを言い得ているのではとほっこりしました 子供と祖母だけでなく、真木が祖母との関係を望んでいる描写もあり、その後の展開としては復縁の可能性も否定出来ないと感じましたので個人的にはハッピーエンドとさせて頂きます 

  • 100

    amazon

    私はこの映画とほぼ同じ設定のダメ男です。元妻、一人息子、母親、映画でのそれぞれのセリフや仕草が、私の実生活とほぼ同じです。いや、完璧に再現されていると言ってもいいでしょう。驚きました。これは一般的なアルアルなのでしょうか?阿部ちゃんの実家でのそれぞれの言動なんか、僕の隠し撮りでもしていたのかと思うくらいリアルです。言葉ではうまく表現できないような四者の細かな心の機微が、非常に緻密に表現されています。これは脚本も書いている監督の実体験なのでしょうか?そうではなく創作であるのなら、この監督は天才です。もちろん、それをうまく演技する役者も天才です。日常を切り取った穏やかな作品との評価が見られます。それはその通りでしょう。ただ、私のような当事者?からすると、これは前代未聞の超リアル映画です。

  • 100

    amazon

    幸せの感じ方は人それぞれ。フォアボールのように地味でもいいから塁に出ようとする息子に対して、ギャンブル好きのホームランを狙うウダツの上がらない小説家の父。この二人を対比させる事で、当たり前のように過ぎ去る日常のちょっとした幸せの大切さを感じさせてくれる心温まる作品でした。この映画の評価を分けるのは、そのちょっとした幸せを、主人公とその母、主人公とその息子の会話や関係性の中に感じる事が出来るかどうかにかかってくるのでしょうね。主人公の母が言った言葉の中にこんなものがありました。「なんで男は今を愛せないかねぇ」この一言が、この映画全体を象徴しているように思いました。派手な作品ではありませんが、大切な事に気付かせてくれる良い作品だと思いました。家族の事が愛おしくなりました。

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 お試し読んで気になってましたが、小学館のクーポンでついに購入。10巻中、1巻はお試し。残り、自分の気になるところを外さないように4巻買った。期待を裏切らない面白さでした。買った分だけでも十分ではありますが、また機会と¥があれば残りも読みたい。それで初めて星5つ出せるかどうかがわかると思う。最後に実家の婆さんたちが何もない顔で出て来て眠子も受け入れているのが、よくある大団円ぽくてイヤだ。その前にケンカすべきだったと同僚のこと反省してるじゃないか。それとも読んでない巻に婆さんたちの反省があるのか。いずれにせよ、よくあるドラマの最終回みたいに、何もかも丸く収める風景と「仲良しこよし」は戴けなかった。

  • 80

    amazon

    樹木希林さんの映画を観たいと思って探して出てきた映画を観ました。ですから映画に関する情報は殆ど何も知りません。映画としては悪くないと思うのですが、樹木さん目的で観たのでかなりバイアスがかかってしまって映画評はできません。樹木さんが画面にいるだけで映画にリアリティが出てくるというか、縁の下の力持ちのように目立っているわけでもないのに目立つというか、凄みのない凄みというか、そんなことを感じながら観ていました。別に他の役者さんが悪いというわけではないのですが。こういう映画も好きなので、機会があればまた観たいと思います。音楽もかなり控えめで、音楽塗れでなくいい感じでした。エンドロールも歌でなくてオープニングみたいな音楽だったらもっとよかったのに。

  • 100

    amazon

    新幹線に乗って観ていたら、新幹線に乗っていることを、不意に何度か思い出した。それほど入り込めた作品だった。ダメな父親の話、甘えとエゴと愛情をぐちゃぐちゃにしちゃう妻の話、両親がギクシャクしてあんまり心開けんくなった息子の話、自分のことを平均値以下だと思っている人、自己肯定感が低い人はすぐ他人と比べて怯えるので、いつもギリギリの戦いをしていますよね。本人はギリギリの戦いでも、結局客観的にみたらただの負け犬(笑)でも本当に精神的上位の人たちは第三者に負け犬だといくら言われても気にしない人、なのかと思います。そのために必要なのって、収入や住宅や車や美人や高身長や家柄ではなくて、自分よりも大切な仲間の存在なのだろうなと、私は思うのでした。

  • 60

    manga_review

    占いで死を宣告された二人の恋愛物語ね、はいはい。っと読み始めたら…意外にも人との係わり合い、人の心を踏みつけにする人の心理解説(というかなんというか)などのテーマを扱っていたり、ヒロインの過去の謎などがあったりで面白かったです。
    人というか女性の嫉妬の心理など負の面がよく語られていて、女性が苦手な男性が読むとより女性嫌いになりそうな程w

    そしてヒロインの異性に対する異常な程の静電気体質などコメディ要素もあってサクサクと読みやすかったですが、やはり最後の方は引き伸ばし感がありありと感じられました。メインテーマの3年後の死の問題が片付いてるのに話を続けるのはちょっと頂けなかったです。
    ヒロインどんなけからまれ体質なん!

  • 80

    amazon

    大きな意味で人生とは何かを考えさせられる映画。ごくごく普通の家庭 - 母(樹木希林)は父の死後一人団地暮らし、姉(小林聡美)は嫁いだがよく実家に顔を出す。そして弟である主人公(阿部寛)は離婚され元妻(真木ようこ)には新たな恋人が。この主人公がまたダメな奴で、愛想つかされて当然ともいえる暮らしぶり。仕事は安定せず養育費もまともに払えないときた。ダメではあるけど嫌な奴ではないのでなかなか憎めないのも事実。台風のせいで主人公の実家で一緒に一晩過ごすことになった元家族。束の間の『家族ごっこ』で復縁のきっかけになるかと思いきや朝になったらまた別々の道へ。切ないけど、思い通りに行かなくとも人生は続いていくものだと感じさせられた。

  • 20

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    阿部寛さんが出てたので観たのですがなんというか…役を演じている俳優陣はすごくいいんですよ。演技もうまいし。でも、その良さを生かし切れていない、むしろ殺しにかかっているストーリーでした。まず何が言いたかったのかわからない。阿部さんが演じている男はくそすぎて擁護できないし、元妻は元夫に振り回されて可哀そうだったし。一晩元家族で過ごしたからって特に何も進展なく、問題が解決したわけでもない。タイトルは海よりもまだ深く愛してるってことだったみたいだけど、全く愛感じ取れなかったんですが…。作中に出てきた元妻の交際相手が言っていた本の感想がまんまこの作品に当てはまっちゃいますね。時間の無駄だった。

ネット上のイメージ

子供
家族
幸せ
日常
感動

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