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案外、この世界も悪いもんじゃないって、りん、君はしっているかい――? 祖父の訃報を聞いてかけつけた、ダイキチが出会った見知らぬ女の子、りん。小さな彼女はなんと祖父の隠し子! りんと暮らすことを決意したダイキチの手さぐりの子育てがいま始まる――! 6歳児と独身30男が繰り広げる、なごみ系ちぐはぐ☆LIFE。テレビアニメ&実写映画化も話題の大人気コミック!!

うさぎドロップ

| 祥伝社(出版)

立ち読み
Ebook販売元 : コミックシーモア

うさぎドロップのレビューが0 件あります

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121件のネット上の評価があります

  • 60

    sakuhindb

    アニメの続きが知りたくて読んでみましたまず、絵柄の点なんですがアニメでは水彩的色調や綺麗な風景というものが印象に残りましたがこの原作においては、ほとんど、というより全くそれはない。背景はほぼ、記号的な直線で表されています。これはどういう演出意図なのかは、よくわかりません。調べてみると、「ハイスクール奇面組」に影響受けたという項目を見かけたんですがそれよりも、80年代に登場してきた内田春菊さんや森下裕美さんなどの、ペンよりもマーカーを使う一派の影響(この人はPCで描いてるみたいですが)や、もっと元をたどれば背景に無機質な直線を多用した林静一さんの影響かなあ、という感じもします。また、コマ構成もさほど凝っていません。これは少女漫画というバイパスを経ないで、青年誌やレディコミ誌に直接来た女性漫画家の特徴なのかもしれません。で、お話なんですが、もう前半4巻までは、アニメの感想とほぼ同じなので割愛させて頂きます。後半5巻以降のお話なんですが、確かに終わり方に、なんとなく違和感はあるんです。ただ、前半部分でりんは「ダイキチはダイキチでいい」と宣言しています。つまり、りんは一度もダイキチを育ててくれた人ではあっても、親とは認識していないわけですので作者の中では、それなりに整合性のとれた終わり方だったんだと思います。しかし、子育て奮戦記とカテゴライズして読んできた読者は当然、違和感を持つでしょう。私もそうでした。それは、読み手の誤りだ、いわれればそれまでなんですが、りんがダイキチに惚れる過程やダイキチがりんの想いを受け入れるまでの葛藤を、詳細に描いてるかといえば、それは無いんです。そこらへんを描けば、違和感は相当減殺されたんでしょうが・・・また、ダイキチとコウキママの関係も、なぜ、ああいう形なのか?というのはよくわからない。ダイキチが同居を薦めた時点で、コウキママは断る。その事情は理解できるんですがだからといって、それが一足飛びに、男女としての交際、という選択肢まで排除する理由はよくわからない。あの二人に、別段、同居や結婚という「ゴール」が必要だったとは思えないわけでそれならそれで、普通に男と女として付き合えばいい。そういう屁理屈をこねるのは、私が気楽な独身者だからであって、子どもがいない人間にそんな機微はわからないんだ、言われれば、これまたそれまでなんですが・・・まあ、でも、暖かい雰囲気で読めるマンガではあります。その雰囲気重視で評価は「良い」にさせて頂きます。

  • 80

    sakuhindb

    【良い点】男手一つで子供を育てる。言葉でいうには簡単で、実際にするには難しい想像をイメージ化したものが本作品です。1〜4巻独身・彼女なし、当然子育て経験もない主人公「ダイキチ」が毎話ごとに新たな気づきとともに、親として、幼子の保護者として成長していくというのがメインストーリー。同時に、被保護者である「りん」が、ダイキチの成長とともに、より一層の信頼感を寄せていきます。主な登場人物であるダイキチ・りん、そしてその友人家族である二谷親子、ダイキチの両親、職場の仲間、りんの友達。すべてが「善性の人」であるため、物語の起伏として多少のトラブルも発生するものの、基本的にほのぼの路線で安心して読み進められる作品です。(ただし、りんの実母である正子さんにはムカツキを覚えるかも・・・)5巻〜最終話娘として育てられた、りん(およびコウキ)目線の物語になります。思春期特有の甘酸っぱさや事件、家庭環境の複雑さをテーマに、それでも必ずほのぼので終わらせるという作者の意図がはっきりとした章です。1〜4巻と違い多少の生々しさもありますが、現実より余程マシです。また、前章でムカツキを覚えた正子さんに対して、りんだけでなく読者も邂逅を覚える章でもあります。(人によりけりですが・・)【悪い点】やはり、ダイキチが都合よすぎる点、りんが出木杉な点など、ご都合主義が過ぎる展開が嫌いな人には受け入れがたいかもしれませんね。特に、1〜4巻と、5巻〜最終話は目線が異なりますので。極端なリアリティを求めたりや、女性から見た理想の男性(保護者)像に対し脊髄反射的に反対する方には向いていません。だって、どこまでいってもハッピーエンドな漫画ですから。【総合評価】日常系漫画としては相当にレベルの高い仕上がりになっていると思います。親として持つ矜持と覚悟を、本来持ちえなかった主人公がりんとの生活を通して獲得し成長していく物語である1〜4巻は、その絵柄・展開力・台詞など日常系漫画としては最高峰と言っても良いと思います。反面、路線の異なる後半の5巻〜最終話は、ちょっぴり読み手を選びます。が、個人的にはすごく楽しめました。

  • 90

    manga_review

    切欠はなんとなく。偶々手に取った作品だった。
    当時はまだ2巻までしか刊行されていなかったが、とても続きが気になる作品だった。

    第一部はりんが小学生までのお話。ここではダイキチの視点で描かれている。育児、それも男手ひとつによる悪戦苦闘が主に描かれる。
    仕事の変化、付き合いの変化、そして、ダイキチ自身の考え方の変化。
    実に良く描かれていると思う。男の自分から見ても、とても共感が持てた。
    そして、一部の終わりにダイキチが独白する「犠牲とは違う」という思い。
    子育ての経験がある人は、綺麗事のように聞こえるのかもしれない。
    それでも作者が言いたかった、伝えたかった所はこの事ではないかと思う。

    そして、続く第二部。
    多くの人はここで点数を下げられたのではなかろうか。
    かくいう私も、最初は戸惑った。高校生になったりん。そして、独身のままのダイキチ。第二部は、りんの視点で描かれている。
    第一部では、殆どの人がコウキママとくっつくと思ったのではなかろうか。これはりんとコウキがくっつく展開かな、と思ったら、どうやら一悶着あった模様。でも、落として始まるのは好転する為の常套手段。
    それにしてもコウキは良い男になったが中身が変わってない…。
    高校をメインに、二人の話が過去話と共に進んでいく。
    (しかし、わからないのがコウキママ。何故ダイキチと一緒にならなかった…。女心はわからん…)
    その後、りんはコウキをふり、ダイキチ愛へと覚醒をするのだが、恐らくこの展開が多くの人に拒否反応を与えたのだろ。
    でも私は拒否反応が無かった。自分が男だから、などということは無い。
    この物語が元々ダイキチとりんの物語であるのだから、この展開は当然といえば当然だろう、と思った。
    最後のりんの台詞が、第一部のりんとクロスする。胸にこみ上げるものがありました。

    アニメを観て購入を迷っている人は、とりあえず第一部の1?4巻までを購入することをオススメします。
    そして、そこまで読んでダイキチに並々ならぬ愛着を持てたのなら、残り全部を購入することをオススメします。

  • 90

    manga_review

    難しいテーマですが、不器用でドライながらも、ほのかに温かくて優しい物語です。
    そういう空気を醸し出しているのはダイキチの漢っぷり。格好いいです。

    第1部はダイキチ視点での子育て奮闘記、
    第2部は主にりんの視点で、高校生としての等身大の思い、悩みが描かれています。

    第1部の続きをもっと見てみたかったのが正直な感想です。
    が、反対意見や批判が多く出ることが予測できたにもかかわらず、
    敢えて新しいステップへと進んだ作者と関係者の決断には、ただただ敬意を表したいです。

    第1部が面白すぎただけに、好きだった人は慣れるまで時間がかかるかもしれませんが、
    第2部だって捨てたものではないです。
    と思っていたら、第2部もどんどん面白くなってきました。
    作者が本当に描きたかったのは、もしかしたらこっちだったのかも。
    年月が過ぎてもテーマは同じ。単純な恋愛ものにはしてほしくないです。

    家族を持つとはどういうことか。親子とは。2人の生活は。将来は。
    ダイキチは、りんは、どういう答えを出すのか。そもそも答えなんてあるのか。
    温かく見守っていきたい作品です。

    作者がこの作品のゴールをどこに設定しているかにもよりますが、
    いつ第3部に飛ぶかわからないので、そういう意味でも目が離せない作品です。

    とりあえず購読に当たって致命的な欠点があります。高い!
    1冊979円(税込)はいくらなんでもやりすぎでしょ。
    知らずに3冊まとめてレジに持っていったとき(2937円)は、
    レジのお姉さんの打ち間違いかと本気で思いました。
    確かにすごくいい紙とか使ってるんですけどね。1巻から愛蔵版みたいにしなくてもいいのに。

  • 80

    manga_review

    一体全体、俺がりんを育ててるのか、俺がりんに育てられてるのか、ちょいちょいわからなくなる
    的なダイキチのモノローグ
    縄跳びの回で、子育てと自分の時間についての大人たちの見解
    この二つを筆頭に、一部でも二部でも子育て・子と親についての話題が自分にとって非常に印象的な作品だった。

    大人になるにつれ失われる自分の幼少期・子供時代の記憶は、子を持つことで取り戻されていくという。親が子の成長を見守るその瞳には、自分の幼い姿が重なる。
    子の成長を通して初めて自分自身が補完されていくこと。
    子に注いだ愛情が、子から自分に注ぎ返される瞬間。
    子供を持つということに、少しだけ前向きな感情を抱いた。(ただダイキチ達が金銭的問題を抱えない比較的裕福な設定だったのは気にかかったけど。)

    もちろんりんの恋路も見所だけど、正直自分には第二部やった時点でこれ以外の結末は考えられなかった。ネタとしちゃコクリコ坂と同じで、「年の差がありえない」って言うなら最初のじーさんの子供設定で拒否反応起こすのでは。

    親は子の成長に自身の老いを見、子も親に自分の老いを見る。
    うさドロの明るくほのぼのとした雰囲気の中でも、たまに感じられるこのことが、少し寂しい…
    と言いつつ、第二部のダイキチとコウキママが好き過ぎてヤバい!
    ダイキチは渋みと漢気が増し、再婚前のコウキママは美貌を保ちながらも寂寥感を纏い始める…40代過ぎのおじさんおばさんにここまで魅せられるなんて思いもよらず、二人の関係の方が終始気になったわ…
    口癖は古臭いが、ダイキチのかっこよさは等身大の理想像です。りんの選択は正しい。

  • 80

    sakuhindb

    【良い点】考えさせられる。そして、幸せな気持ちになれる。綺麗事ばかりでなく、良いところもダメなところも、きちんと表現されているところに好感が持てる作品。【悪い点】多くの方が言っているように、1〜4と5〜9では話の構成がガラッと変わる。特に、5巻で急に大人になったりん達の登場には動揺した読者が多い様子。結末も、「そう持ってきたか」と受け入れるのに一呼吸必要だった。【総合評価】この作品の読者は、総じてダイキチの父親像に尊敬を抱いたり、りんの可愛さやしっかりした様子に愛着を抱く。そんな良心さに溢れるキャラクターだからこそ、読者は2人に対しては「社会的に望ましい姿」を無意識に求めてしまい、父親と娘が結婚するという社会的にタブーな結末にショックを受けるのだと思う。しかし、私はこの結末を持ってきた作者を純粋に凄いと思った。結婚や社会的な出世を捨てて自分を育ててくれたダイキチのために、自分の人生をかけたいというりんの心境には心を打たれた。2人の関係も、スタートからずっと、父親と娘ではなく、ダイキチとりんという1人の個人として尊重し合って成り立ってきた様子が描かれているのだから、「結婚」という結末は2人にとって最も誠実で幸せなカタチなのでは無いかと思う。人は常識に当てはまらなかったり、望ましい行動を取れていないと失望したり、幻滅したりするが、本人達にとっての誠治さや幸せは、そういったものに囚われすぎてしまったら、守れないものだと思う。読者の賛同を得ることに走らず、一つの人生のカタチを追求して描き切っていった作者にも、登場人物にも、とても尊敬の気持ちを抱いた。

  • 60

    manga_review

    ほのぼのしながら楽しく読めました。宇仁田先生の優しい絵とほんわかした温かい物語(途中までは)がとてもマッチしていて良かったですね。

    1部は育児もの。育児ものにはパパトールドミーや赤僕など名作も多いものの、うさぎドロップ独特の切り口も多くておもしろかった。りんは可愛かったし、ダイキチはかっこよかった。
    2部になってかなり色が変わったのには戸惑った人も多いはず。りんの思春期特有の面倒くさい人間関係やぐだぐだな恋愛についての悩みを描こうとしているのかな?、でも迷走してるよなーと思っていたら最終巻を読んでなるほどだったでござる。

    評価は分かれるであろう最終巻。倒錯的な恋愛自体は現実的にも少なくないし私も嫌いではないから置いといても、その過程の説得力が足りなさすぎた。これでは結局ダイキチが光源氏になっちゃっただけな気がする。
    2部をまるまる使ってりんの気持ちはしっかり描写されていたのでどうしてそうなったかというのは十分理解できた。問題はダイキチの方だよね。どう考えても娘としか思っていなかったようなのに時間がいきなり飛んで受け入れて終了ってのはないよ。もしこの普通ならありえないであろう気持ちの変化の過程が説得力を持って描けてたら、私の中でうさぎドロップは名作(怪作か?)になっていたかもしれないと思うとかなり残念。

    個人的には2部が惜しいなと思うものの最終巻が気に入れば楽しめるでしょう。1部は誰が読んでもOKです。
    宇仁田先生他の作品に普通のホームドラマを描いた作品もあるようなのでそっちも読んでみようかな。

  • 60

    sakuhindb

    30歳の独身男に突如できた6歳の叔母との共同生活を描いた子育てマンガですがりんがしっかりした子供なので、手ががかかる子育てというより、その環境の変化に苦闘するような内容になっていました"よにんぐらし"という子育て家族マンガを描いていたこともある作家さんなので、子供のちょっとした仕草や感情の機微などを描くのが本当に上手くて、時には「大人にとって子育ては犠牲なのか」とかリアルなことまで言ってしまったり、作者さんの実際の経験からくるであろう家族や子育ての表現は良く出来ていましたそれだけに2部ともいえる5巻から、いきなり10年後になり正直最初はなにが起こったのかわからなかった。そこからの恋愛面の描写は正直ヘタ。あかり先輩の存在は特に中途半端で、よかったのは大吉と二谷母の距離感くらいでしょうかりんが母と再会し家族について考えるのは当然の流れですし、大吉がりんの保護者から家族になるとい結末にも納得できるのですがその方向性が予想外すぎて、それは保護者(父親)としての大吉の頑張りが否定されてしまっていたような寂しさを感じてしまいました全1巻の予定だったものを膨らませて10巻まで続けたものらしいので この迷走?も頷けるところですけども前半は普通に高評価するとして、後半も内容はともかく これまでにないパターンを読ませてもらったということで総合評価でも【良い】とさせていただきましょうか

  • 40

    cmoa

    ガッカリ…
    (ネタバレ有り注意↓)

    最初は凄く面白くて、
    おじいちゃんのお葬式で小さな子供を発見してその子がおじいちゃんの隠し子だって発覚…本物のリンのお母さんは仕事の為にリンを捨てて、預かりたくない親戚達を見かねてダイキチが引き取るコトに。
    結婚してなぃのに子供を育ててくってのが見ててハラハラしたりドキドキしたり、途中でシングルマザーのお母さんと仲良くなって助けて貰いながらリンもコウキって幼なじみができたりして凄く楽しかったです。
    だけど途中からラストに掛けてはホントにガッカリってかドン引きするくらい有り得なくて…

    なぜダイキチは相思相愛のコウキのママとくっつかなかったのか、理由が無理矢理過ぎてホントに最後は萎えました。
    10年以上娘として育てて来たのに最終的には高校卒業したら結婚!?
    ホントはおじいちゃんとリンは血が繋がってなくてダイキチとは赤の他人だって分かったからって普通結婚する!?
    結婚する為に育てて来たのかって思うし、こんなコトなら途中で買ぅのやめれば良かった。
    前半は良かったから★2つですが、幸せなハッピーエンドを想像してるなら途中で止めるか、いっそのこと買わない方をオススメします。
    あたし的にはホントに途中〜モヤモヤしてスッキリ出来ず、挙げ句最後がありえなすぎてドン引きガッカリでした。

  • 70

    manga_review


    前半は素晴らしい出来だと思う。
    大吉の社会人の面や保護者としての面を上手く書けていて、ほのぼのとした雰囲気が作中からとても伝わってきた。
    保護者同士の絡みや子供達の動向にも日常的なリアリティがあり、作品の持ち味を活かしきれてるように感じる。

    しかし、10年経過した後半以降はどうしてもとっつき辛い。
    失礼な書き方かもしれないが、ありふれた学園ものの少女漫画と同じような印象を受けざるを得なかった。特にコウキとりんの絡みを前に出しすぎていて、後半になるにつれて食傷気味になっていった。
    エンディングについてはやはり意見が分かれるだろうけれど、大吉の寛容さのようなものが自分にはどうも納得いかなかった。ただ、最後のりんの台詞には少しウルっときてしまった。

    作品を通してキー人物であるりんの母親の立ち回らせ方がかなり上手く、長らく離れていた親子の距離感をしっかり演出できてる点はすごい思う。


    個人的には大吉とコウキママのラブコメっぷりをもっと見たかったのでその点が少し残念ではあるけど、あらすじに興味を持つようであれば十分に読む価値のある作品だと思う。

  • 100

    cmoa

    とってもおもしろかったです! ダイキチとりんの生活を見ていると和みます。

    自分はまだ十代なので、どちらかというと子育てをする側よりもされている側です。

    この本を読んでいると、子育てをする上で苦労することや反対に喜びを得ることについて、とても感じます。

    ただ、やっぱり自分は子育ての経験してないので、ボンヤリと大変なんだなぁと実感するしかありません。

    しかもこの作品ではりんとダイキチは本当の親子ではありません。何も知らない他人にしてみれば、親子で名字が違うということで色々噂したりするでしょう。

    りんが成長して大きくなった時にこういったことが悪い意味で付いて回るかもしれません。

    それでもりんの事を考えて、会社の部署を移動して、大事な事はりんにもきちんと聞いたり、本当の親子じゃなくても、りんを育てるために生活を変えるダイキチはすごくいい「大人」だと思いました。

    世界を救うわけでも、何か特別な力があるわけでもない。

    たった一人の「子供」のために頑張る中年男性。何でもないはずなのに、何故かとてもカッコいいと感じました。

  • 70

    manga_review

    急死した爺さんの隠し子を引き取る30歳男性と引き取られた少女が主人公

    こういう若い男性が急に子育てを始める漫画にも
    そろそろジャンル名が必要なんじゃないでしょうか。
    「落ち系」みたいに上手いの誰か考えてください。

    こっから作品のレビュー
    間の使い方がとにかく贅沢。
    白い背景(嫌味ではない)と相まってスゴイ素敵な雰囲気をかもし出す。

    今まで作者のマンガは一風変わった題材しか読んだことがなかったので
    王道路線にやられました。久しぶりにマンガでうるっときた。

    ヤマがあるわけじゃない、
    恋人が病気になるわけでもない、
    誰か死ぬわけでもない(1話はおじいさんの葬式から始まりますが)、
    でもすごく心があったかくなり、自然と目頭が熱くなります。

    うーん。ただひたすら登場人物の幸せを願ってやまない私はきっといい読者

    最近の展開ではまさかの「好きかも・・・」発言が飛び出してちとビツクリ
    日本の法律では3親等以上は結婚できないので、本気の恋じゃないことを心から祈っています。

  • 80

    sakuhindb

    【良い点】大吉や周囲の人々に支えられて、リンがとても素敵な女性に育って、 読者を含め思いは、リンには幸せになってほしい! 最終的に相思相愛で、ハッピーエンド。 大吉は、誠実なお父さんです。 しかし、リンの思いがその枠で収まることを許さなかった。 最も、リンのことを考え大事に思っている存在、血がつながっていないがゆえに叶えられる、このエンディング!! 一つの理想形かと思います。 だって、リンの立場で考えた場合、リン自身を最も大事に思っている、また、リンが大事に思っている 結婚可能な候補と言ったら大吉が一番であることは明らかでしょうし、自然です。 また、別な見方をすると、子育てに関して 親は子を教え育てるだけではない、子育てはまさに親子(育てる側育てられる側)相互に成長する物語。 子育てって、半端ない苦労を強いられる作業だけれども、そこから得られる家族、幸せもまた、半端ない まさにそれを実感させられる物語です。 【悪い点】最後のところは少し言葉足らずなところもあったような【総合評価】お気に入りの一作です

  • 100

    cmoa

    本当の親子ではない大吉とりんの、本物以上の親子の絆があり温かな気持ちになるストーリー(*´`*)

    りんちゃんは素直で愛くるしく、そんなりんの気持ちを汲み取ろうと奮闘する大吉に父親の深い愛を感じて夢中になってパック買いして読みました!

    2人を取り巻く登場人物たちにも味があり、それぞれの人生を頑張って生きてる魅力あるキャラたちがまた素敵過ぎ(*^^*)

    途中から、りんちゃんが成長した話に移り変わりビックリしましたが、大人へと成長するりんちゃんの心理描写やストーリーの流れにドキドキはらはらします。

    ラストに賛否両論な意見があるようですが、じっくり読んで行くと私はアリかなって思う。

    当たり前のように過ごす日々の中にキラキラとした人と人との絆、温かな人間関係にジンと胸が熱くなる物語ですよ。
    思わず、実写映画やアニメまで見ています(つ∀`)
    アニメは綺麗でまた良かった!

    心温まるうさぎドロップ!オススメです♪

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 実は以前に兄に勧められたのですが、ラストを聞いて嫌厭していました。
    ですが今回無料版をキッカケに全巻一気に読んで、ラストも意外とすんなり受け入れられました。
    前半は言わずもがなに素晴らしいストーリーですが、ラストもダイキチが高校卒業の2年間と言う猶予期間を設けてくれたおかげで、りんが一時の感情に流されているわけではないのが伝わり、ダイキチも本気でりんを大切に想っているのが良かったです。
    猶予期間のストーリーを描いていればもっと多くの方に受け入れられたのではないかなぁと、ラストを嫌っている方の感想を読んで思いました。
    とは言え、コウキママとダイキチ、りんとコウキもお似合いだったので、パラレルワールドとして結ばれたストーリーも読んでみたかったなぁと思いましたw
    しかし、どっちにしろとっても素敵で心が温かくなる作品です。

  • 100

    cmoa

    わたしはアニメを見て、その先が読みたいって思って購入しまた。 読み始めたら止まらず、一気に48話読んじゃいました 最初、りんちゃんを見てるとさびしそうで切なくって、それをダイキチさんと暮らすうちりんちゃんが明るくなっていって心があったかくなる感じでした ダイキチさんはスゴイなぁ りんちゃんはもちろん、とってもとってもかわいいですよ わたしはまだ結婚は考えてないけど、こんなあったかい家庭がいいかな(笑)。 もちろん、みんなに1番のオススメです

  • 70

    manga_review

    ダイキチ目線でりんの幼少期をつづるほのぼのした第1部(1?4巻)と
    高校生に成長したりん目線で涙腺を刺激してくる第2部(5?9巻)と
    ストーリーの書き残しを補完する番外編(10巻)とからなります。

    ほのぼのとした第1部が圧倒的に好評ですが
    最後まで読み終えて何か心に残るものがありました。

    ラストも今までの展開からすると
    そこに落ち着くつくのが一番よかったんだろうなぁと。
    ただ、自分は男性なのでずっとダイキチに感情移入して読んで来たのですが
    自分がダイキチの立場だったらラストは「受け入れられないなぁ」と。
    第2部はダイキチの心情をあえてあまり描こうとしなかったみたいですが
    最後のところは(せめて番外編でも)ダイキチの心情が
    きちんと描かれていれば良かったのにと思います。
    (泣ける度4★★★★☆)

  • 100

    cmoa

    たとえば少年マンガにこれほど推敲を重ねられたとわかる作品は果たしてあるでしょうか。
    タイトルに書いた「銀河鉄道の夜」は私の大好きな童話のひとつですが、作者宮沢賢治さまが推敲に推敲を重ねて、作品世界を膨らませたと言われています。
    うさぎドロップも作家さんが相当推敲したんだろうなと思います。作品世界の豊穣さは、まさにそこから生まれたものでしょう。
    さて前半は皆さん高い評価なのに後半については意見が分かれています。
    私は後半も高い評価をしております。登場人物の心理を突き詰めていくとやはりこうなっていくのが自然、いや必然と考えます。そう感じた理由は割愛しますが。
    これこそもう最高の作品、より多くの皆さんに是非読んで頂きたいと存じます。
    後半はお好みで読む、読まない、それぞれ自由ということでよろしいのではありませんか。

  • 80

    manga_review

    血のつながらない幼子を行きがかり上、引き取った時点で
    ドラマが生まれるのは必須でしょう。
    親子物語が延々続くことを想像しましたが、案外違っていました。
    子どもを通したシングルマザーのつらい現実や子育てを
    放棄する母親の問題など展開はバラエティーでしたね。

    何といっても、8巻あたりからの最終話に至る二人の
    関係性の変化には驚かされました。
    主人公にはいつも心に刻まれた場面として、幼子が
    思いのたけをぶつけて泣く姿を放っておけない
    シーンが最初にある訳です。
    その気持ちが全ての始まりだったわけですが、
    読み終わった後もとても共感できます。
    その時に生まれた主人公の覚悟が始まりであり、
    全編を貫く人の優しさの原動力だったと気づきます。
    良い作品だと思います。

  • 70

    manga_review

    全体的に安定した面白さで飽きずに読むことができました。子育て編も非常に面白かったですが、引き際が良いというか、分量的にあの辺りで成長していただければテンポも良い。
    完結してから一気に読みましたので、元々こういった構成で話しとか展開が完成されていたのだろうなーという感じ。一方それだけにキャラクターの行動が予想通りというか、決められた動きしかしないのは面白くない所ではあると思いますし、自分にとって最大の謎だった正子さんの心境も、男性だから理解できないというものではなく、予定調和的プロットによるものだったのではないかとさえ感じました。

    とはいえ綺麗な終わり方で気持ちの良い漫画です。というか普段引き伸ばしの少年漫画ばかり読んでいると普通に完結するだけで素晴らしいと思えてしまいますね。

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