人間失格者は、手術により野獣に変身させられていた!? 未来の恐怖をえがく「ザムザ復活」など7編の変身物語を収録。手塚漫画不滅のテーマともいうべき『変身』をめぐり、さまざまなドラマが展開する傑作短編集!!
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レビューを投稿する9件のネット上の評価があります
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高校生と老人がBLを通して繋がるという突飛な設定の本作品。前の2巻で物語が動き出したかと思ったが、この３巻では主役二人の接触も少なく、それぞれの日常生活が淡々と描かれる。淡々としているが読んでいて日常生活の切なさが染み出してくる。言い換えれば人間が生きてあることはそれ自体が痛みを伴うのだと思い知らされる。筆者はまったく詳しくはないのだが、それでも、なんか小津安二郎の映画を見ているような気分になった。 このように3巻は一見あっさりしているがとても重厚なので、4巻以降の展開への期待がとても高まったところだが、本作品の印象も重みと深みを増したことで、最終回までにばあさんの方が亡くなってしまうのではないかと心配になってしまった。
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うららちゃんはコミュ障気味のところがありますが、細かい所に目が良くいくし、とても気づかいが出来る子だと思います。ビッグサイトまでの道程をシュミレーションしたり"一人の人の歴史の一片"（お皿ですが）をいただいた事でおののいたり。1巻から読んできて思うのは、この作風（鶴谷先生の作品はこれしか読んでいません）が私の好きな杉浦日名子先生の「YASUJI東京」を思い出させることです。違うと言えば全然違うかもしれませんが独特のゆっくりしたテンポ、と繊細さ、描き込みすぎない絵柄と、語りすぎずに"絵"や"間"で見せる点でそう思ったのかもしれません。しかし、雪さん、イベントに今後も参加されるなら有名人になってしまいますね（笑）
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歳の離れた友人がいる私は共感することいっぱいです。私は友人を誘って失敗しちゃったケースのエピソードがありました〜。元気なおばあちゃんでも「駅から徒歩」って結構大変なんだよね……。今回、主人公はわりと思い切った行動に出るんですが、キッカケが「思いやり」なのですよ。恥ずかしい、面倒くさい、自分だけの世界では決して踏み出せなかったであろう大きな心境の変化を、少しずつ地味に感じるくらい丁寧に描いてます。
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雪さんはBLコミック発売日にワクワクする。買いたくて落ち着かない。 うららさんの同人誌即売会の参加の誘いに「出る」と雪さんは即答する。70歳過ぎの雪さんは自然体、老いも面白がっている。 高校生のうららさんは雪さんを気遣い後悔しながら、けっきょく雪さんに背中を押されている。 二人の距離を広げたり近づいたり、心地いい作品だ。
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うむー、おばあちゃん（市野井さん）以外が皆悶々としていて、読み応えが……。特に会話が多い訳じゃないから、そう思うのかな。それがこのお話の良いところではあるんだけど。まぁ、人間は直ぐには変われないから、物語が転換期を迎える序章って感じで、次回も楽しみにしています。
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何気ない日常描写ですが・・続きがとても気になる。いや、おばあちゃんと高校生がBLについて仲良く語るなって、本当はびっくるするぐらい非現実的ですが。
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3巻は市野井さんと佐山さんの絡みが少なかった気がする。58歳差の二人の絡みが読みたいので次巻のコミケ編を期待する。
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私もBBAだけど同じ趣味の優しい若い人に出会いたいなと思わせてくれるほっこり出来る作品でした。
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歳の差があっても好きなものが一緒なら関係ない友達って素敵ですね！続きが楽しみです。
ネット上のイメージ
- 日常
- 可愛い
- 教師
- 歴史
- 優しい
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