愛の鎖に囚われて　

記者という設定と30ポイントの手頃さに惹かれ読み進めてみたのですが、すっきり読めて本当にお買い得な作品でした。

職業自体の描写は期待程に深くはありませんでしたが、発狂しそうな忙しさの中でも、阿吽で仕事を捌き合える存在がいる事の心強さと大切さには共感しまくりで。

仕事が達成した時の快感は体で得る快感以上かもしれないと感じる時もあるので、仕事だけでなく日頃から軽口を言い合いながらも頼れる存在がいて、それが公私ともにパートナーになったらとしたら堪らないよな‥と羨ましさを感じながら読んでしまいました(笑)

言葉を大切に扱う描写や、テンポよく笑いが入ってくるところにも好感を持ちました。

実は表紙のイラストの絵柄や色使いはあまり好みではなく、作者の名前も「？」といった感じで、最初は試し読みで終わるかと高を括っていたのですが、本文の絵柄がとても綺麗で丁寧に描かれた内容に、いい意味で裏切られました。

イラストに惹かれ、見てガッカリ‥を度々経験している身なので、ヤッタ！と密やかな喜びさえも感じたり(笑)

終わり方はちょっとこそばゆく読んでいて恥かしく感じてしまいましたが^_^；

恋愛に限らず、どちらが上とか下とかそんな力関係もなく肩を並べて歩ける存在に出会えるのは幸せな事だよな‥なんて、マジになって思ったりもしてしまいました。

えろえろシーンを期待する方だとがっかりだと思いますが、社会人経験があり男性同士という設定に嫌悪感が強くなければ、日頃BLを読まない人にも受け入れやすく、何かしら響くところもあるかもしれません。

別ストーリーの化学教師と大学病院に入院し一年留年した高校生の話しの方は、正直、共感できる所がなく好みの内容ではなかったので（絵柄からすると古い作品なのかな？）、作品によりけりだと思うのですが、このサイトで見なければ知らずに終わったはずなので、読めて良かったです。

他の方のレビューを参考に、ポイントを持て余した時にトライしてみて下さい。

はぁ〜ヨカッタです、この作品。まさに運命の二人…とは言っても、ファンタジー色はなく片方が性別不明でもなく。

20年来の腐れ縁、滝田と鈴堂。見た目も性格も正反対な二人だけど、組んだ仕事は最高の成果を上げてきました。
が、滝田の独立で初めて離れた事により鈴堂に生じたチカチカ光る違和感。

優等生で通ってきた鈴堂が、手探りで滝田のココロとカラダを受け入れるまでが切ないです。

と、書くと純愛モノっぽいですが１話出だしから崩壊Ｈシーンです。ホホ結構頻繁にＨアリます。

滝田の将来の為に身をひいた鈴堂と久しぶりに逢い、堪えていたものが爆発した滝田が会議室で鈴堂を欲しがるシーンが格好良い

もう別れたし、ここ社内だし…と拒む鈴堂を抱きすくめ愛撫し『会議室が気になるなら俺の目だけ見てろ、それでも怖いなら目を閉じてろ！』って鈴堂に騎乗位させちゃいます。
かっけぇ〜

この二人なら永〜いこの先も最強だね、と信じられる鋼の『鎖り縁』です。
人として愛してるってコトバがぴったり。

素敵なお話でした

小・中・高・大、そして会社まで一緒の鈴堂と滝田…、一見、ｶﾗﾀﾞから始まった様にも思えますけど、小さな頃からの記憶の断片には必ず、互いが強い印象で存在してるんなら、それは恋愛と呼ばずして何ﾃﾞｼｮｳ？
『腐れ縁』のﾙｰﾂが、鎖で繋がれたように離れられないﾄｺﾛから来ているってのも、何だか素敵と思うのはﾜﾀｼだけ…？
悩んでﾔｹになっても、ﾜｶﾞﾏﾏ坊の佐々に付け入られても、もう運命なんだろうから、ず―っと一生添い遂げる…よね？

別話が1つ、入院中に出会った白衣の男と、学校で再会して…って話は、高校生ｸﾝが一目惚れしてﾜｹｱﾘの先生を慕っていくうちにになるんですが、ﾜﾀｼが馬鹿なのか、あんまり理解できませんで…
ｴﾛもそこはかとなく、言葉攻め系、先生はM体質…
最後のﾋﾄｺﾏで、先生も最初から好きだったのかい！とは思いましたが。

表題ｼﾘｰｽﾞの2人が、格好よくて、ｴﾛも中々、ｽﾄｰﾘｰも面白くてお勧めﾃﾞｽ。

私もこの方達の作品、いい意味で地味に良くて好きです
ちゃんとしたストーリーでエチもあり、いいなぁって思えるCP勝ち気な受と更に強気な攻、このパターンはいつまでたっても大好きです〜
幼馴染みものはどうなのよ…男女でもう〜ん、派だったのですが、これは馴れ合い控え目、リーマンもので二人ともノンケなんですが、男の子らしく恋に堕ちてくところが何か可愛かったまずわキス→エチから(笑)

それにしても、まだ若かりし頃(十ウン年前(笑))、よくこのお方達のご本買ってました〜おばちゃんは懐かしや。見つけた時は、あんまり懐かしくて買って読んでみました。
相変わらず好みです
表題作の11話まででも買ってみるのオススメしま〜すホント地味にイイですよ

これはお得30Pでこの内容 素晴らしいです
11話までの表題作のみ購入。高評価は納得。表紙のイラストが本編よりイマイチなのは珍しいけど（逆はよくありますが）ちゃんと本編の方は恰好いいです。特に滝田。
切ない展開とかは無いですが、恋の対象として意識してなかった相手と一気に盛り上がってしまう過程、結ばれた後も絆を深めていく様子は本当に癒されます。運命を感じてしまいますね（いきなり乙女モード全開） でもしっかりエロシーンありますよ描写は露骨では無いけど、まあまあ長いし頻度も多めかな。アブノーマルなものはありませんが、オフィスラブは多々あり。（鈴堂にはセクハラと言われてます）

とにかく安いのでオススメです

この話の一番の見所は、しばしば見られる詩的な表現だと思います
「腐れ縁」という言葉のソースとか、記憶を電気信号と星に絡めていたりとか、印象的な表現がいくつもあって素敵でした
作者って博識なんでしょうかね？
そういう魅力的な表現を求めてなら、この作者の他の作品も読んでみたいと思いました

しかし評価は厳しめの３です。
全体的になんだか結構ﾍﾞﾀだったんで。(笑)
社内恋愛お約束(笑)の社内ｴｯﾁとか、危機一髪で滝田が助けに来たりとか、ﾍﾞﾀだなぁと思っちゃいます。
あとセリフも時々クサくてかゆくなったりしたので。

でも作者のｵﾘｼﾞﾅﾘﾃｨｰもしばしば覗く作品なんで、好きな作品です安いですしね(笑)

確かに30Pというポイントの安さに魅力はありますが、例えポイント高くても読んで損はない面白さです！
本人達でもまさか自分達がこんな関係になってしまうなんて！って思う程不思議な成り行きで、２人は体の関係になってしまいます。 滝田のほうが考えるよりも手がってタイプなので、Hでも攻で強引気味 鈴堂は理屈が先にってタイプなので、会社で求めてくる滝田にちょい戸惑い気味です
どちらかが離れて、２人の鎖が切れかかってもまたすぐに繋がってしまうって、なんかすごく羨ましい ラブラブになってからは滝田のほうが鎖を持って追いかけてる感じもありますが…
２人の友達から恋人になってく関係が、すごく熱くて羨ましかったです

11話までが表題作でオススメですポイントも安いし。評価は11話までのものです
小学校から就職まで、ずっと一緒で、犬猿の仲だった２人。でも、滝田が新聞社を辞め、縁も切れるとなり、酒を飲んで寝てしまった。そこから、２人は惹かれあうんだけど、自覚する前も後もいい
あまり書いちゃうとって思うので、ここまでにしますが立ち読みで気にいったら買いです

12話からは、んー、なんか訳わからないまま終わりました一途な思いは人の心を動かすって感じでしょうか？

表題作は幼なじみ物なのですが 昔から好きだったという設定ではありません。
俺様攻ですが 受もしっかり自分をもっている男前です♪
エロもしっかりあります！
が、心の動きもしっかり書かれているので 面白いですよ。読後感も良かったです♪
対等カプが好きな人にはオススメです

最後の四話は別の話なのですが こちらは少し消化不良って感じです。
ストーリー的には、好きなのでもったいない感じがしました。

【このレビューはネタバレを含みます】 会社員、教師…どちらも苦手なジャンルでしたが凄く良かったです。
まさしく波瑠の壁を超えました。読み放題でしたし、評価が高かったのでなんとなーくお試しで読み進めたら面白い面白い…特に教師×生徒のお話しは最高でした。
作者の心に触れた気がして好きな世界観だなー話し合いそうだなーと感じ入ってしまいました。

値段と、皆様のレビューに期待して購入しました。期待以上でしたね。腐れ縁が切れるか…というところからイキナリしちゃって…。その後はもう社会人ＢＬの王道と言いますか…会社アリ、悩みアリ、危機アリetc…最後は勿論ハピエンです。
絵はあまり好みではなかったのですが、アッサリ系綺麗なので文句はナシ。立ち読みでこれならいいかな、と思ったら是非お買い求め下さいませ。

表紙とタイトルの印象は重い感じですが、中身は普通に明るく面白かったです。
というか表紙の滝田、顔が違くって本編の方がかっこいいです。
両方とも男の思考で、腐れ縁のノンケ同士が思わずとか、くっついてからも真っ当に悩んだりとか、そういうのが良かったです。
ほか、先生と生徒のお話が入ってます。
評価はちょっと甘めです。
読み放題対象。総193ページ。

・(気持ちいいか？)
「ウルサイ」
・(何か言えよ)
「イヤだ」
・(痛ェだろうが我慢しろ)「痛ーーーーウッ！」
・(お前の中にいるのは誰だ)
「た…滝田だ…(涙)」

っっだぁーーー！！
ケータイ持つ手に汗が。
ストーリーもＨもバランス良し
幼なじみとオフィスラブ両方楽しめて、更に１話30P。…急いで下さい(笑)

小指なんかでなく、体ごとがんじがらめに結ばれてる２人

お前がいないとだめなんだ。なんて、くさいセリフがあたりまえに聞こえてしまうくらいに
お互いを必要とし、理解している２人

男らしく甘さ控えめ遠慮なしだけどやっぱりお互いを大切に想っているんですね


偶然でなく、お互いの意志で歩み始めた２人は、もう最強です

・・・です。
とにかく受の意地っ張り加減が半端ないです。
だからこそ攻が追い詰めて陥落した時には「イヤッッホォォォオオォオウ！」って感じです（笑）
結構前に読んでからというもの、数多のBL本を差し置いて何度も読み返されている作品だったりします
正直、この著者の他作品はダメだったんですが、これは超・オススメですよ

鎖縁の二人が身体の関係から始まり、今のお互いの気持ち、そして未来へと一緒に歩いて行く姿がとても素敵です。
なんだかんだ言いながら、相手が自分の人生の一部であり、掛け替えの無い存在である事を確信する。その段階が丁寧ですし、台詞が素敵です。言うべき時にビシッと決めるみたいな…
絵も綺麗ですし、お買い得ですね。

せつない気持ちで胸キュン
凄く良い！！です。話し自体は、２０年以上続く鎖縁から愛に変わっていくオーソドックスな流れですが、心理描写や作品の中での詩的な部分がとにかく凄く上手くて、Ｈ(有るには有りますが)よりもその他の間が色気が有るような…。とりあえず１〜４話まで読んでみたら評価の高さは納得です！！

【このレビューはネタバレを含みます】 二人のラブラブ具合にもう愛しさが爆発します。愛してるの言葉と気持ちが痛いくらいに伝わってきます。こんなステキな作品に出会えて本当よかった。不良と優等生の幼馴染ラブ。二人の出会いはきっと運命だったのですね。また何度でも読み返したいと思います。

ポイント安いのにきちんとまとまったおはなしです。
ふたりともかっこいいし、理解しあってる
感じが良かった。
欲を言えばもっとあとがきとかおまけでラブラブ、イチャイチャしてる場面があればね〜

でも、ハッピーエンドで攻めの台詞も男前でかっこいい〜！と言いたくなる所も。
おすすめです☆

普通の状況の普通の恋愛(ボーイズですが)がこんなに切ないんだなあ、と涙がじわっとくるような作品です(^^)v特殊な設定ではないところが逆に人を好きになる、という深いところで感動しました(^O^)あとセリフがすごく好きです！なんども繰り返し読みたくなるので損はなし！イチオシです