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中高ストレートの私立女子高(高知の名門・土佐女子高)を高3の夏、強制退学になり、今までずっと人生の苦労をしどおしの女流まんが家?の自選作品集。若き日の青春は、不条理でうつくしく、さみしくてかなしく愛おしい…。巻頭4色カラーは作者の故郷・土佐和紙の千切り絵で構成された抒情的佳品。細部まで気配りされたブックデザインが清々しい。(単刊)

はれた日は学校をやすんで

| 双葉社(出版)

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20件のネット上の評価があります

  • 100

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    しみじみとしたり、どきりとしたり。「ああ、私もそんなこと思ったっけ」と思ったり、「こんなこと表現できるんだー」と思ったり。かと思えばおなかを抱えて笑ったり、しんみりしたり。喜怒哀楽。「怒り」はあまりありませんが、個人的には「哀しみ」が多かったです。「楽しみ」も多く、1冊の中にいろいろな要素が詰まっていて「どれが西原さん?」と一瞬混乱しますが、これを全部ひっくるめて西原さんなのでしょう。今から10年以上前に購入しましたが、いまだに手放さずそばにいます。時々思い出したように読み返しては、初心に帰ったり、どきっとしたり、そんな本です。普段マンガを読まない方にもぜひ手にとっていただきたい本です。それから。小学6年生に掲載されていたという「雨の日は学校を休んで」今から10年以上前に掲載されていたのでしょうが、なんてレベルの高い小学生雑誌なのでしょう。私が読んでいた頃とは雲泥の差です。中学生、高校生、大人。いろいろな方に読んでもらいたい素敵な本です。

  • 100

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    表題作の叙情性と透明感は秀逸。それに分かるなぁ、あの「学校いきたくないな」っていう気持ちとかetc・・・。何だか分からない子供ながらの切なさ,ココロの痛み,今だったら「不毛感」とか「虚無感」とか名づけちゃうのかもしれないが,それだけでは捕らえきれない「ココロの想い」。著者の人生の実感から来る生きる事への深い眼差しと感受性は僕の中の「なんだろう,この感情は?」っていううつろいを鮮やかに物語にして,なぜかほっとするとともに切ない。~「子供の悩みなんて。大人の人生は厳しいんだぞ」そんな傲慢な事を時に思ったりもするが,子供の時はそれはそれで,逃げ道が大人より少ないから,そして子供だって立派な人間だからツラいんだよな・・・。ホント,表題作を掲載した「小学六年生」には感服。「ツラいよ」と思ってる子供が少しでも救われていれば,僕自身もなんだか嬉しくなるんだけど。西原エラい!

  • 100

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    表題「はれた日は学校を休んで」、傑作です。私も月に1回くらい休みました。病気になった振りをして。母にはわかっていたかもしれないけれど、黙って休ませてくれて今から思うにとてもありがたかったです。学校通っていると、よくあることなんだけれど、大人になるとみんな忘れてしまうことばかり。これを掲載した「小学六年生」編集部はえらい!と思います。1ページマンガ、「西原理恵子のちょっとミステリー」その3は、ごく最近私も体験しました。私は「知らないおじさん」じゃなくて、「知らないイスラム系?の人」でした。電車の改札だったので、私はつたなく「ありがとう。Thank you」と言えました。ほかの日本人の乗員はだれも私に、一言もかけませんでした。だからよけい心に染みいりました。どれも「うわべでない」生きること(あるいは死ぬこと)の優しさとかなしさにあふれています。本当にお薦めです。

  • 40

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    表題作が半分くらいと、それ以外の作品がアラカルトのように入っている。レビューでの評価が高かったので購入してみたが、あまりよくわからなかった。私が優等生で、疎くて、学校に行きたくないと思ったことがないからかもしれないけれど。表題作は優しい気持ちになったり、周囲の現実があまり見えず、頭の中にファンタジーを描ける年代の少女のお話。温かい気持ちになる場面もいくつかあった。この作家の作風としてこんな味を出したいのであれば、表題作だけの収録でよかったのかな、と。他の作品には作者の人間性に猜疑心を抱かせるようなものもあり、表題作の感動が実は人工的なものなのかもしれないと残念な気持ちになりました。将来もし読み返して感想が変わったら編集にくるけれど、あんまりそんな気はしない。

  • 100

    amazon

    古本を店に申し訳ないお値段で購入。さいばらの初期作品がいくつか入って1冊になっている。表題の作品は、女の子が主役で、青すぎて、いまひとつ共感できなかった。制服が嫌だったり、ちょっと背伸びをして髪の毛を脱色してみたり、学校をさぼってみたり。大人になんて、ほっておいてもすぐなってしまうのになあ。中で珠玉は「やまもとくんとまぶだち」で、私向きでした。「ぼくんち」のようにエピソードの積み重ねで物語を紡いでいく。1ページで1エピソード。タバコ吸ったりしているが、小学生5,6年くらいの設定だろうか。子供の性格も設定も相変わらずの容赦のなさ。エピソードがいちいち心にグサグサと刺さる。唐突に終わってしまい、残念。もっと読みたい感が残りました。

  • 100

    amazon

    表題作をはじめ、子供の視点で描いた作品が集められています。映画化された「ぼくんち」に通じるある種の抒情性を持っているように感じられます。少年・少女期は、単純に純粋とは言い切れない、残酷さや複雑な気持ちを持っており、西原さんのエピソードで、かつての自分自身を思い起こして、何どもハッとしてしまいました。西原さんの今のギャグ漫画もそうですが、頭の中に閃いた瞬間、常識によって修正される前の感情を逃さず描いていると思います。それが、読むものに共感を呼ぶのだろうと思います。

  • 80

    cmoa

    シーモアにはまだ掲載されていませんが、西原先生の『ぼくんち』が好きだったので、読んでみました。時々先生が、やさぐれて登場したりもする漫画です(^-^)しみじみ考える時と、ガハハと笑える時とあって、オススメです。まぶだちくんのはなしや、ミカンをくれるオッサンのくだりでは、涙が出ます。『ぼくんち』を読んでわんわん泣いた後なので、この作品はとりあえず評価4をつけました。(何故なら、これが『ぼくんち』だったら、評価5をつけるからです。)

  • 60

    cmoa

    笑える 作家さんの 一面 と 主人公の 女子 中学生 でも有る 作家さん の 一面と … 。

    この 作中で 沢山の 顔を 見せる 西原さん 。

    親御さんが 全く 悪意無く 良かれと 思い 子供を 苦しめる パターンも 有るよね 。

    主人公の 女のコは … ガッコも 家庭も 好きでは なくて …

    学校 図書館にでも 置いたら 良いのでは ないか?

    多くの 子供達 の 救いに なるかも 知れない 作品 。

  • 100

    amazon

    私が読んだのはもう10年以上も前になるんですね。「まあじゃんほうろうき」の顔と「ゆんぼくん」の顔とどっちが本当のさいばらさん?と疑問を抱いていた時に「あっ本物のさいばらさんがココにいる。」と思った作品でした。現在では、どちらの顔も極みに達するコトなく、ダークサイドと癒しサイドを果てしなく突き進んでいく姿が「頼もしい」の一言です。さいばら女史の原点を知るために、この作品は絶対買いです。

  • 80

    cmoa

    作品です。
    西原さんの絵は、一見ギャグマンガ風で、実際笑えるものもありますが、叙情的な作品もあり、この絵柄でそれを表現できるところがスゴイ
    この作品は西原作品の持ち味の集大成みたいなところがありますね。
    全体的にちょっと統一感がない感じはあるけど
    私も、今ここでは読めない「ぼくんち」「いけちゃんとぼく」が好きで、これらが5点としたら、今回は4点かな
    もっと西原作品が増えるといいな

  • 100

    amazon

    前に新宿駅近くでこの本を購入して、ベンチでまっやり読んでいました。せかせか歩くサラリーマンや学生の人達、この本を読んでいたらしんみりしてしまいました。目線を下げた書き方や、西原理恵子さんの画風(笑)には似ても似つかない絵、うーんなんか熱くなるなぁ。だまされたと思って読んで損はないと思います。

  • 100

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    ムスメが多感な時期を迎え、ややこしいだの分からないだの、愚痴や不満が出て来てしまう今日この頃。でもちょっと待って。私にも誰にでも、扱いにくい15の頃があったわけで、その気持ちを全然忘れてない西原さんはすごい。ムスメを見る目を少しばかり優しく出来そうな1冊。

  • 100

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    センチメンタル?気分が暗くなる本。でも暗いのはキライじゃないからいいんだ。未来に夢も希望も持てない。貧乏って悪だな。あとがき読んだら私と同じ!私も自分恥ずかしい病で自分の証を残さないようにバンバン捨てる。私も母との軋轢がある。私も母に文句言ってみようか。

  • 40

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    レビューの評価をみて買いましたが、表題の作品は一部(50ページくらい)で他の作品はおまけのようなもの表題の作品はよかったけどオマケがひどい西原作品は合わないかな普通の人以上に自己中心的で暴力的な性格がうかがえました苦手なタイプの人です

  • 100

    amazon

    This book changed my life. I must have read it a hundred times when I was just starting Japanese. Thank ylu!

  • 100

    amazon

    作者の本質は、強気な守銭奴ではなくこの本のような、拾った猫が死んで泣いてしまうセンチメンタリズムだと思うんですが・・・。泣きたい時には泣けば良いし、○ッチがしたければすれば良い。真面目だなァ、今のサイバラさんは。

  • 100

    amazon

    思いっきり天気が良いときになぜかぽっかり物悲しくて涙が出てしまう。そんな気分に似ています。この本をたまたま読んだのがきっかけで西原理恵子作品を多数集めるようになりました。

  • 80

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    全体的に暗い内容。でも、小さい頃ならやりかねない残酷さや、その反対の優しさが滲み出ている。心に何か傷のようなものを抱えた人が読むと、入り込める作品だと思う。

  • 40

    amazon

    「はれた日は学校をやすんで」という作品は感動でき素晴らしかったのですが他の方が言っているようにおまけの作品が酷すぎて感動が消えてしまいました。

  • 20

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    日替わりセールで安くなっていたので購入したけれど、手書きの吹き出しやコメントが多いからキンドルペイパーホワイトではとても読みづらかった。

ネット上のイメージ

子供
学園
感動
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教師

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