© 秋田書店

「夜寝ていると、めちゃくちゃに顔を撫でられて起こされる。それが人生最初の記憶……」 幼い頃から、父の酒癖の悪さに振り回されていた著者。中学生になる頃には母が自殺。それでも酒をやめようとしない父との暮らしに、著者はいつしか自分の心を見失ってしまい…。圧倒的な反響を呼んだ家族崩壊ノンフィクションコミック。読後涙が止まらない全11話に、その後の描きおろしを収録。家族について悩んだことのあるすべての人に読んでほしい傑作。

酔うと化け物になる父がつらい

| 秋田書店(出版)

立ち読み
Ebook販売元 : コミックシーモア

酔うと化け物になる父がつらいのレビューが0 件あります

レビューを投稿する

50件のネット上の評価があります

  • 60

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 苦労したんだなぁ、酒乱が家族に居ると大変だなぁ、と言うのは痛いほど伝わる。
    …が、DVされているのに
    「この人には私が必要」
    と離れられない女性のように、父親と距離を取れない作者にイラついた感情も芽生える。
    無神経な飲み友達やスナックのママに言いたいことを飲み込んだのも、偉いこととは思えない。
    無神経な相手にものを言わずに自分の気持ちが伝わるわけが無い。
    聞いたところで相手がどう受け止めるかはわからないが、自分がこう思っているというのはぶちまけるべきだった。
    これについては、耐え忍ぶことは大人でも何でもなく、単に作者の気が弱かっただけでしかない。
    まともな環境で育たなかっただけに、そこら辺の判断力が貧弱なのは仕方ないのかもしれないが、読んでいてモヤモヤするものがある。
    父親に対して恨み辛みの内容ばかりだと読者から悪く思われるんじゃないかと警戒して、保険で美化させているのかと思ってしまうほど。

    アル中が身近にいるとこれだけ大変だというのはやよくわかり、何となく大変そうなのはわかるけどイマイチ具体的に想像できない人にとっては有意義な一冊。 続きを読む▼

  • 60

    cmoa

    言えない気持ちになります。
    他の方もコメント残していましたが、あんな状態だったにも関わらず、まだ父親を完全に嫌いになれないのが私も理解出来ませんでした。
    私の母も大分変わった人です。
    子供の水着は学校のスクール水着のみ。家族旅行で海に行こうがデカデカとフルネームが入ったスクール水着を着用していました。二次成長で胸が成長しても中々下着を買って貰えなかったし、小学生低学年の時に習い事の先生にボロクソに怒られて泣いてしまった時も「そんな事で泣くんじゃない!」と突き放し、泣いている私を抱き締めてくれたのは母ではなく、お友達のお母さんでした。転んでズボンに穴が空いて膝を擦りむいて泣いていてもほっとかれました。誉められた事も殆んどありません。親はそんなものなのだと思って過ごしていましたが、自分が家庭を持ち、私に子供が産まれてから、母の私に対する今までの行動に疑問を持つようになりました。母にも筆者の父親の様に優しい場面もありました。それでも私は実母が大嫌いです。『1万円払って100玉を貰い、それを宝物にしている』この言葉が凄くしっくりきました。

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 自分の周りにはアルコール依存症の人が居ないので想像もつかない。
    けれど父の知り合いで依存性の人がおり、その人は朝から日本酒を引っ掻けて畑仕事に出掛け、結局それが原因で倒れ脳梗塞になり
    一言も喋れず、面会に行った父は「ああ、もうだめだな」と思ったそう。それからまもなくあっけなく亡くなり残された子供たちは大変だった、そこも父子家庭で複雑な家庭でしたが。
    飲んで気分よくなる、それが度を超すとどれだけ誰かに迷惑を掛けて
    いるのか、内容は想像つかない。ただ、どうして飲み始めたのか、と思えば、ストレスからの現実逃避かただ単に飲むのが好きなのか、
    この本の中の父親も少なからずそれがあったんじゃないかなあと思います。よく客観的に描けたなあ、私なら無理です、どうかこの姉妹には幸せな未来がありますように。涙なしには読めないです。 続きを読む▼

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 マリさんの心情、すごくよくわかりました。
    私の場合は母ですが、する事やる事がマリさんの父と本当に似ててそうなんだよなぁ...冷めた目で見てしまうんだよなぁ...今泣いてるから見て見ぬふりして明日普通に接しようなどと...重ねながら読み進めました。
    自己嫌悪とも戦ったし、私ってお金の事しか考えてないなと自分を下げて見ていたり。
    でもお金の事考えるのは生きていく上で当たり前の事だからなにも下げる必要なんてないんですよね(><)
    あの頃の自分では気づけませんでした(><)
    母を亡くしてからしばらくして落ち着いてから少しづつ過去の自分と向き合いました。
    普通の環境の子供達よりも少ないかもしれないが、楽しい事もあったじゃないか(^^)
    少ない宝物を大切に抱えて平穏な生活を過ごす。
    それだけで幸せと思えるんです(^^) 続きを読む▼

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 広く読んで欲しい作品です。アルコール依存症は飲んでいる本人しか止められない、治せないことをもっと知って欲しい。妻であっても無理、子供ならなおさら無理。家族は無力。主人公がアルコールに問題のある男を選ばなくて本当に良かった。
    酒量に関わらずアルコールで問題を起こす人間は全て依存症。小学校の頃から指導してゆきましょう! U+A0あと、ネットで読んだ酒飲んで便失禁した男の人は元気ですか?また便失禁したら本人に片付けさせてください。「自分はしてない」とか言い出すので画像で証拠を残しましょう。日本は酒に緩い国です。24時間手に入る、しかも安い。酒も薬物、薬物はコントロール出来なくなる。これも小学校の頃から指導してゆきましょうよ。U+A0
    元々ルポ系が面白い作者さんです。これからも楽しみです。
    続きを読む▼

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 ネタバレ含みます。
    私の父がクズ。お酒ではないし、アラフォーの私は感情が表に出るタイプだけど
    似たような境遇、似たような考え、父に似たような男を選ぶ、母親が死んだあとの後悔、自己否定、全てに共感できた。
    主人公は理解してくれる男性に巡り会えたなら本当に良かった。
    全く娘に興味がないくせに突然貶してきたりね。
    私の父はまだ遠くで生きてるので、多分この作品は私の未来でもあると思った。
    こんな負のループから完全に立ち上がるのは難しいことだと思う。
    自分の母親に似てくると苦しくなる。
    多かれ少なかれ家庭に問題ある人のリアルが描かれている作品。
    この本を読んで自分の子供との向き合い方を見直してくれる人、
    ループから抜け出すキッカケになる人がいたら良いと思う。
    社会にあるべき教訓本。 続きを読む▼

  • 20

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 苦労はすごく伝わってきたし、
    ネズミの実験の件で主人公も痛みから
    逃げることを諦めたんだなってのもわかる。

    だけど大切な妹が姉の為に泣いて心配してるのに
    それから逃げてクソDV男と婚約したのは
    いくらなんでもヒドイ。
    わたしは感覚が麻痺してるんです、かわいそうなんですって正当化しすぎでは?

    早く家を出ればよかったのに姉妹揃って
    いつまでも家にいて、父親の面倒見てる私達かわいそうなんです、大変なんですって、
    読んでてイライラした。

    カビなんとかさんのレズなんとかっていう
    マンガも試し読みだけでイライラしたし、
    わたしにはこういうマンガ合わないみたいです。

    実際経験した人からすれば共感できて
    心が救われるんじゃないでしょうか。 続きを読む▼

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 広告バナーが気になっていて、お気に入りに追加しておいたものを、ポイントに余裕があったタイミングで購入。気になったコマは、父親の日常だったんだな。
    娘から見た、アルコール中毒の父親へのたまり溜まった鬱憤のストーリーと、大人になって客観的にそれをマンガに書く筆者が面白い。
    憎かった父親に惹かれていることに気がついた時の、自覚の芽生えの描写は秀逸やな。
    何かなーと思ったら、新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジの父親へのコンプレックスに近いのではないか?!と思った。
    購入して読むのにも十分なボリューム。
    ポイントに余裕があるとき、割引キャンペーンなのに買いたい本がないときなどに買っても、満足できました。私が証人です笑 続きを読む▼

  • 100

    cmoa

    「毒親」という言葉を世間に広め、被害者の心を少しでも救うためにも、なるべく多くの人に読んでもらい、理解してもらいたい作品の一つだと思う。そういう啓蒙的な意味で星5つ。

    ただ、内容は別。この主人公は助けてくれる人、理解してくれる人が周りにいただけ、とても幸せ。助けがない人もたくさんいる。父のせいで母が死んだ。つまり父は殺人者。父のせいで自分の精神も蝕まれた。つまり父は傷害致傷者。それらの事実だけで十分でしょう?そんな父を愛し、また父からの愛を期待するこの主人公は私には理解できなかった。ただ作中の「こどもを産むことが人としての務め」「二親揃うことがこどもの幸せ」の件には、「一体いつの時代の話してるの(笑)?」って思った。そこは主人公の考え方に賛成。

  • 100

    cmoa

    広告が気になったので購入しました。
    私の父も酒を飲むと豹変する人で、それが原因で母や弟、私は大いに苦しまされました。
    誰かが死ぬなんてことはありませんでしたが、それでもお酒に頼って全てを流してしまうお父さんのような人を目にすると顔を顰めてしまいます。
    マンガの最後は涙が止まりませんでした。
    現実だからこそ、ハッピーエンドなんてありません。
    お父さんは一体何故あんなことをしたんだろう、私のことどう思ってたの?お母さんのこと好きだった?お酒は楽しいの?色々聞きたいまま終わってしまった作者さんの心の内がありありと分かり堪りませんでした。読んでいてとても辛かったです。私も父と今一度、向き合ってみたいと思います。
    ありがとうございました。

  • 80

    cmoa

    うちの母親が認知症で、良いときと悪いときの差がひどくて、なんかアル中と似てるなと思いながら読んだ。暴言を吐く毒母と、早く施設に入るか死んでくれと本気で思う息子。このままだと「殺すか」「死ぬか」「殺して死ぬか」の3択になってしまうので緊急避難で別居・1人暮らしをしている。母親が運転免許を持ってないのが唯一の救い。でも死んでからも怖いとか、受け入れられそうにない。いろいろ考えさせられ、身にしみた作品でした。あと他の人も書いてるけど値段高い。せめて600円にして。半額キャンペーンと半額特典と200円チケットのおかげで13円で読めたから良かったけど、まじで値下げした方がいい。 作品自体は良いので、値段下げた方が売れるよ。

  • 20

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 予想通りの落ちと主人公の不器用さにイライラする。妹が主人公なら面白いかもしれないけど。自分の人生を正当評価する為の慰みに書かれたものにしか感じない。

    頭も機転も働かず、家族修復や、父親との決別のための努力もせず、自分だけが苦しんでいるように錯覚している自問自答が繰り返されているだけの作品。もしノンフィクションだとしたら、心では父親を軽蔑しながらも笑顔でいる強かな妹の物語の方が、ずっと面白いと思う。

    毒親の子供の末路を勝手に決めつけて書かれているよう。 続きを読む▼

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 私は看護師をしていてアルコール依存の患者さんやそのご家族との関わりがあります。残念ながら断酒できる方は一握り。ほとんどの方がこの作者さんのお父様のように飲酒を繰り返し、病となり、亡くなります。アルコール依存は病気です。ですが、ご家族のほとんどが病気だという認識はありません。ご家族の誰かが酒癖が悪くて悩んでいる方々、またはアルコール依存患者さんに関わる医療従事者に読んで欲しい一冊です。 続きを読む▼

  • 40

    cmoa

    無料分だけですが家庭環境には同情するものの、いい年しても実家に居続け法的な避難を学ぼうとも模索しようともせず、他人を見下すことで自分をましだと安心しようとする全体的な怠惰さが駄目でした。
    嫌だ嫌だと言いながら現状を打破するのを面倒がって楽しようとしてるな、というのをそこここに感じてしまった。 自己憐憫からの「人と違う私」と知人たちにある種のマウントを取ってて、これで腹も割らないんだからそりゃ友達もできないよなと。

  • 100

    cmoa

    ずっと気になっていた本でしたが買ってよかったです。親に対して諦めきれず独り相撲をして徒労を重ねるのは多大なエネルギーを無駄に消費しますが、親に見切りをつけるのもまた膨大なエネルギーを使います。さらに見捨てる罪悪感まで湧いて苦しむので、いつか気持ちが通じるんじゃないかと無駄とわかってもまた相対してしまう。そんな渦中の人に少なからず自分の状況を第三者視点で見つめるきっかけを与えてくれる本だと思います。

  • 80

    cmoa

    一般的な家庭で育った人からみれば、何で、こんな親とずっとに居るの?何で自分から同じ道にいくの?自分でどうにか頑張ろうよ!とか思うのかもしれない、でもこれが育った環境ってヤツ。ずっと変わらないものと居ると、思考はこうなるって分かりやすく描かれていると思う。
    種類は違うが、気持ちがよく分かるので見てて辛かった。
    この漫画をみてツラいと思うか、主人公にイライラするかで育ち方が分かりそうだなとも思った。

  • 100

    cmoa

    私も小さい頃から、親のことで苦労してきました。なぜうちだけ?なぜ自分だけ?と嫌なことばかり思い出す。でも確かに幸せに笑い合う瞬間もあった。それを忘れないようなしよう。そして、今の幸せがあるのは、子供のころ苦労した自分へのご褒美だと思っている。幸せは、勝手になるものではなく、自分で努力して続けるものだと思う。今わたしがそう思えるのは、親のおかげだ。いま作者さんが、幸せでありますように。

  • 60

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 私の親はお酒は飲むけど泥酔まではしない、子の面倒も見てくれる普通…という基準がわからなくなりますが、普通の親だと思います。
    なのでこの漫画を読んでも私はこの方に同情は出来ても共感は出来ませんでした。
    最後に言われていた「一万円払って、もらった100円を大切にしてる」という表現がとてもしっくりきました。 続きを読む▼

  • 100

    cmoa

    自分の父親と自分の関係そのままだと思いました。殴ったりはしないからアル中ではないはず。ただの酒好きで、家族にとっては迷惑だけど、それが父親の個性なのだとずっと思っていました。また自分が子供を欲しいと思えない事とか、付き合う異性がまとも過ぎると引いてしまったりするところも漫画と同じでとても共感しました。アダルトチルドレン、サバイバーから視点の漫画エッセイ。

  • 60

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 ノンフィクションですよね?毒親では片付けられない、重い話です。よくぞ逃げずに向き合ったと思う。恐らく納得することなんて無いとは思うけど何処かで折り合いつけて生きていくしかないんだろう。親が生きていようが死んでいようが自分が生きていく限り解けない難問題。絵に書いたような幸せな家庭は本当にあるのかね。 続きを読む▼

ネット上のイメージ

家族
幸せ
子供
感動

イメージの近い作品(ランダム)

  • がんこちゃん
    おしゃまでキュートながんこちゃん家は優しいお父さんと明るいお母さん、しっかり者の弟の4人家族。いつもにぎやかな家族の日常を描いた、笑って泣ける読みきり4編収録。
  • ハーレクイン 嵐のキス
    コルト・アイアンズ――辣腕を振るい海運業界の巨頭にのし上がった男。その鋭いまなざしは数多の女性を惹きつけるが、真摯な愛を与えられた者はひとりもいないと聞く。ジェシカは慈善バザーに現れたそのコルトに唇を奪われた。女遊びに手練れた彼のキスは慎ましさを忘れて溺れてしまいそうなほど扇情的だ。だめ、私は過去のみじめな出来事でもう二度と不実な恋はしないと決めたのよ。しかし反発は逆にコルトの所有欲に火をつけ、驚くべき誘いをかけられることに…!?【特典:アナザー・ストーリー4P】

イメージの近い作品(知名度:高)

  • ある日 犬の国から手紙が来て
    インターネット上にある「犬の国 ピタワン」を訪れた犬たちと、その飼い主たちとの10年以上にわたる交流から生まれた物語「ある日 犬の国から手紙が来て」(小学館刊)を、「ぷくぷく天然かいらんばん」の竜山さゆり先生が、完全・感動まんが化!ちゃお本誌、ちゃおDX掲載時に大反響だった3作品に、描き下ろしの3作品を加えた、計6話の物語を収録しています。
  • 海岸スケッチ
    海辺の町に暮らす売れっ子作家・遥のもとに、実の母親に虐待され傷ついた少年・悟がやってきた。自らも暗い過去を背負うゆえに、恋人からの愛をも拒絶してきた遥に芽生え始める母性愛。過去に秘密を抱えた者たちが、新たな人生を歩み出した先に待つものは…。湘南を舞台に繰り広げられる激動の人生模様をドラマチックに描く愛と感動の傑作シリーズ、第1弾!!

イメージの近い作品(最近)

  • わが家の母はビョーキです
    母が精神科に通い始めたとき私はまだ4歳でした――。これは、精神病にかかったお母さんを持つ、著者の実話を描いたエッセイです。病名は「統合失調症(トーシツ)」。昔は「精神分裂病」と言われていたこの病気、なんと100人に1人の割合で発症しています。これはがん患者と同じ割合です。でも、どうしてあんまり聞いたことがないのでしょうか。その裏には家族のやりきれない想いがあったのです……。著者とお母さんの心と心のぶつかり合い、通じ合いがリアルに胸に迫る、31年間の想いが詰まった感動のエッセイ!
  • いのち
    姉を殺したのはアタシだ。だから、姉として生きていく――。顔がそっくりな双子の姉妹「ことり」と「のばら」。父の事故死以来、母と祖母のもとで別々に暮らしていたが、秘密で繰り返していた入れ替わりの最中、「ことり」が殺されてしまった! 入れ替わりを提案した罪の意識と、母の悲しみを癒すため、「のばら」は「ことり」として生きていくことを決断したが……!?