臆病者はしたたかに愛す【描き下ろしおまけ付き】

176ページ、表題作4話（おまけ4コマたった2p！）＋短編3つ、計4作品ｙ。

単話版で読んでましたが、単行本でたー！
描き下ろし後日談を期待したら、たった2pでした。

これは続き欲しいよー。
もう少し先の、ラブラブなところも読みたかった。
コミュ障ぽい小宮山さんが切なかった。
弟くんもひねくれ具合が寂しい。

おまけ4コマのオチも良かったです（笑）。
ぜひ同居して欲しい。

短編もどれもすごく好きでした。
コメディほどでもないんだけど、なんだか憎めないキャラたちがみんな愛しかったです。
どれももっと続きが読みたい話でした！

続刊出てどの話も続きが入ってたら、絶対読みたい！

人気者の兄と顔だけはそっくりな糺。近寄ってくる女は全部身代わりだったからひねくれてしまったけれど、回りを見る優しさをもつ男の子。
兄の友達だけれど輪に入れない小宮山を構ううち、流されてしまう。
小宮山が、言葉にしないのも悪いけれど、糺がケアしてしまうのも悪いと思うの。

５年に渡る関係。
不毛な関係。
気持ちを伝えないからすれ違ってしまってせつなくて。ばかだなぁ。
もっと早く必死になればいいのに。と思うけれど、必死になった小宮山は可愛かった。
絵は受け付けないのだけれど、それでも好きなお話でした。
タイトル上手いな、そのままだ。

表題作は、何でも出来て人気者の兄にコンプレックスがある弟が、ようやく自分を好きになってくれる人と出会い……みたいなボーイミーツガールならぬボーイミーツボーイなお話でした。
なかなかすれ違いが多く、そしてそれらが全て読者には分かり切っているので、次が気になってあっという間に読んでしまいました。
全体的に思ったのが画力の安定感ですね？ホントに崩れないしお上手！
所謂少女漫画チックなキラキラした絵ではないけど、それらとは違った意味で綺麗な絵でした。
お話の展開の仕方もなかなかでしたし、テクニカルな作者さんかなぁと思いました。

【このレビューはネタバレを含みます】 表題作大好きです。絵はさほどお上手とは(失礼ですみません)言えないですが、心理描写が素晴らしい！
地味で輪の中心には入れないタイプな上にゲイで自分に自信がなく、攻めに望まれる間まではと関係を持ち続ける小宮山さんが、いつかこんな日が来ると分かっていた…と別れを受け入れようとするシーンが切なくて切なくて。
兄がパーフェクト過ぎて拗らせた弟を「細かな気配りの優しい人」とちゃんと弟君の本質を見抜ける小宮山さんと、そんな小宮山さんに惹かれた弟君も最高です！！ 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 表題作は兄の代わりだと思ってる彼と、好奇心で手を出されたと思っている兄の友人。兄にコンプレックスがある弟は自分の気持ちに素直になれず、相手に辛く当たってしまいます。彼は弟を甘やかしそう。2作目は家が隣同士のおっちょこちょいな彼としっかり者の彼のお話、おっちょこちょいさんは愛されているのか？3作目と4作目は同じ会社のカップルと同僚のお話。表題作と3作目が面白かったです。 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 自分の気持ちに鈍感だったり 相手の気持ちが分からなかったりで すれ違ったりしているけれど一途な二人のお話です。優しい世界観が好きで何度も読み返しています。お兄ちゃんの兄バカっぷりも微笑ましい(*´ω｀*) 小宮山くんのお顔があまり好きじゃないんですが、エアコンの下で「わ〜…生き返る…」と言ってるところ、可愛くて好き(*´∀`*) 続きを読む▼

糺の思い込みで、小宮山は自分の兄を好きなんだと勘違いしながら続く二人の関係。小宮山さんが、ノンケなのに自分に興味を示してくれた糺と離れたくなくて、重たくならないように我慢してるのが切なかった。途中どうなるのかなと思ったけれど、最後はハピエンでホッとしました/// 同時収録作も悪くはないのですが、表題作が良かったのでこの話だけでまとめてほしかったな〜と思い、星４つとなりました！

表題作、ちょっとしたすれ違いから両片思いってよくありますが、糺みたいに、ここまで勘違いで決めつけて拗らせてってそうそうないですよね。小宮山さんもいじらし過ぎ！それだけに話を端折り過ぎてて勿体無い！！残念過ぎ！！もっと二人の5年間のやり取りもやっと両思いになった後ももっと見たかったです！同時収録の短話3話が、どれもイマイチだったので、余計に勿体ないと思ってしまいました…。

表題作４話＋１話ずつの短編が３話収録されています。私的にはボリュームにお得感あって満足満足表題作は、もう展開もわかっちゃいるのに切なくなっちゃう両片思い…。わかってるのに読者を切なくさせちゃうのは作者さんの力量ですよね。特に受け目線のお話が好きだな〜。短編３話もそれぞれにどこかかわいく憎めないキャラが主人公で楽しく読ませてもらいました。※えっちは見せない角度で修正要らず

小宮山さんの自己犠牲精神気に食わなかったんですけど、意外にガツガツしてて普段草食の隠れ肉食キャラ良かったです！
自信なくてフワフワしてるのに、相手の気持ちに勘付いた途端一生懸命ガツガツしだして可愛かった。
攻めの糺君も素直になったら可愛いなぁ。泣き顔にはグッときました！w

その他社内の2カップルやらもまとめて描き下ろしも入ってるので読みごたえありました！

【このレビューはネタバレを含みます】 何cpか入ってますがどれも性格がめんどくさくて読んでてちょっと疲れたw 表題作は攻めが全然人の話聞かないし2cp目は受けのキャンキャンしたトコがあんまり…3cp目は受けがめちゃめんどくさいし4cp目は受けが何それ？ってくらいアッサリ受け入れるしまぁでも表題作は切なくてキュっとなったので面白かったです！ 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 サラッと読みやすかったです。
ちゃんとお互いを大切に思っているのに、勝手に相手の気持ちを決め付けてすれ違ったりもしましたが、最後は収まるところに収まって良かった！
ただ5年間も何してたん？とは思いましたが…。笑
何気にブラコンのお兄ちゃんが良い味だしてて、好きです！ 続きを読む▼

攻めが誰も信じないせいで、受けが攻めを好きでいた気持ちに全く気付かず、むしろ兄が好きなんだとずっと思い込んでいたし、受けも自信がないままズルズルと体だけの関係が続いてもどかしかったですが、ラストはなんとかハッピーエンドで収まりました。ただあっけない終り方だったので、恋人になってからの１話はあって欲しかったかもです

表題作と短編3つ。

自分は兄の代わり、とカラダの関係から入る弟の心情が
淡々とだけれど丁寧に描かれててよかったです。

ちょっとしたドラマを淡々と描くところや絵柄が
草間さかえさんに少し似てると思いました。

短編3つは、内容がありきたりで展開も安易でイマイチでした。
読み放題対象。総176ページ。

表紙に1って書いてあるけど続くのかな？円満に完結してるような終わり方でしたが…
表題作は受けも攻めも自分に自信がなさすぎて5年もすれ違っていて、ちょっとは話し合わんかい！という感じですが全体的に面白かったです。
同時収録の短編はもう少し読みたいなーというものが多かったです。表題作より好きでした。

【このレビューはネタバレを含みます】 試し読みで攻かなと思ったほうが受でした。主人公の黒髪（弟）が攻で、兄の友人が受。残念。でも割り切って読み進めたら最後まで読めました。ラストで主人公が泣いちゃう姿は可愛らしくて良かったです。お兄ちゃんは一生懸命だったんですね、ファイト。 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 なんでも出来る兄に劣等感を持って地味にひねくれている弟と、兄を慕っているらしい兄の友達。お互いが自分自身に自信が無くて、必要なことを言わず、すれ違っているのが少しもどかしいけど、読んでいてわかっている読み手は安心して応援できる 笑。 続きを読む▼

こじらせたりする場面は切ないけどもうちょっと詳しい２人の道程が見たかったし、最後もアッサリ終わって「え？」って感じだったので後ろ髪引かれました。
残り三作は単話としてはそれぞれ面白がったです。スピンオフ形式になってたのも良かったです。
書き下ろし四コマの内容が可愛かった。

【このレビューはネタバレを含みます】 弟の為に頑張った結果少しひねた性格なった弟君とお兄ちゃんの大学のお友達の気持ちのすれ違いの長いお話の関係者達のお話もアリの本です。なかなかこじれてラブにならない感じを楽しみました。 続きを読む▼

歪んだ自己否定者の攻めに、滅私奉公する受けが何ともいじらしい。気持ちのすれ違いでなく勘違いが引き起こす諸問題は男女の仲でも起こりうる。若い頃の男同士の疑似恋愛が昇華される、読んでスッキリするストーリー。受けがかわいらしい