〆切り前になると逃げ出すまんが家の父に代わり中学生の歩未は今日も原稿用紙に立ち向かう 仕事に勉強、そして恋……これは究極の三択問題だ!? 次こそちゃんと描いてもらいますからっ!
ちゃんと描いてますからっ!のレビューが0 件あります
レビューを投稿する34件のネット上の評価があります
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100
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この漫画は何度読んでも飽きません。アシスタントのあかねさんが母親役、少しそんな感じがしてなりません。父は書かない漫画家です。。。ネームだけ切って失踪する父親、そして亡くなった母親を持つ2人の少女を優しく励まします。空(そら)ちゃんは年下の女の子でパソコンに強いというのが、いいですね。メガネをかけて健気にデジタル処理を勉強しながらする姿は感動ものです。そして家の切り盛りをしながら、勉強し、ペン入れをしながら、恋愛もする歩未(あゆみ)ちゃんは中学生とは思えないバイタリティーで締め切りに追われながらペン入れをします。生活費を心配しつつ、また自分が代筆しているのがばれるのではないかと心配する姿は鬼気せまるものがあり、それを軽く書くため星里先生はあえて線を少なくライトに書かれたのだと思いました。それはいい効果を出してます。とにかく一生懸命さが伝わってきて、心も暖まる良い作品です。多くの人に読んでもらえればと願っています。
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100
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僕は星里先生を知って10年以上はたつ。古本屋で読んだものも含めると20年くらいの幅があるのに、全く衰えていないのはすごい。りびんぐげーむ、短編集、ルナハイツ、面白かったし、キャラクターがみないきいきとしている。僕は最近知ったあさりよしとお先生の絵も好きだし、すごくかわいい。かわいいだけなら星里先生よりもかわいいかもしれない。だけど、星里先生のキャラクターはみな純粋に真面目。それが地道にりびんぐげーむのような良い作品を作っていたのだろうと感じる。今回の主人公も中学生でありながら漫画家の親を助けるためにペンを手に取る真面目な中学生である。シチュエーションはギャグなんだけど、キャラクターの心は健気だ。それでこの20年以上漫画を描いているのはすごい。星里先生はずっと真面目な心を失なわない人なんだろう。ただここ最近の作品をまとめて読んだけど、ぬいぐるみと戦う漫画を描いたり、新たな境地にたどり着きそうな予感がする。
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80
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星里もちる作品をまともに読むのは久しぶりです。りびんぐゲームとか、それ以前のはよく読んだものですが。…「結婚しようよ」辺りからとんと読んでないなぁ。注目はしてたのですが。とは言え、切羽詰まった状況作りとハートウォーミング感のバランスは相変わらずイイ感じです。お父さんがサイン会をすればそれなりに人が集まる程の中堅漫画家で、担当編集との打ち合わせ中にネームも切ってしまう程の実力の持ち主であるのに、いざペン入れとなると行方をくらませてしまうダメっぷり。そんな状況をフォローしまくる主人公である歩未ちゃんたち姉妹+アシスタント1名。父の背中を見て育っただけあって何とか無事に毎回の〆切を越して行ってます。正直、コメディ調の線が極端に少ない絵が増えてるのは画力が落ちたか?とも思わせるのですが、切羽詰まった感の緩和にも一役買っているのも事実。この子ら家族がいずれどんな鞘に収まって行くのか、今後の展開が楽しみです。
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20
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全巻読みました。これをハートフルコメディとして売り出す出版社の気が知れないです。中学生の主人公に生活がかかっていることを良い事に仕事を押し付けて説教する漫画です。クズな父親は仕事も家事も全て娘に押し付ける。しかも娘が定期試験期間中であるにもかかわらずです。さらに描かない(仕事しない)くせに娘の才能に嫉妬します。アシスタントの女性は主人公に嫌そうにしてるけど楽しそうに漫画を描いているじゃないとか茶々を入れ、クズな父親を擁護。妹は妹で仕事は手伝いますが家事は姉(主人公)に押し付ける。しかも漫画を描くのを嫌がっているのは姉だけだとかなんとか言い出したりします。主人公の片思いの先輩も不快な存在です。登場人物の多くが頭がおかしいとしか思えないです。しかもこれ多分内容としては主人公の成長を描いた物語ですよね?周りの大人の都合のいいよう存在になることが成長ですか?最後主人公の待遇が改善されるのだけが救いです。
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60
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星里氏の作品は結構読んでます。「夢かもしんない」「結婚しようよ」の頃はもう少し絵のタッチが丁寧だったように思います。この作品もストーリーそのものはいいのですが、どう見ても殴り描きのようにしか見えないコマも散見される。絵をもっと丁寧に描いてくれれば、この物語の世界に感情移入できるのに、タッチの悪さが阻害しているような気が…(‾_‾;)それにしても、マンガ描かない漫画家って(^^;;ヒロインのお父さんが娘に責められて逆ギレするシーンは、漫画家としてのプライドは失ってないのですが、実績が伴ってないのでスゴくイタい(;'Д`A。でもこのお父さんの逆ギレは星里氏の心情を吐露したものなのかもしれませんね。あと、こんな子供達やアシさんが支えてくれるなんて、なんて羨ましい、ケシカラン父親だ!この父親のプライドがズタズタにされるシーンを見てみたい!( *`ω')
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100
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作者は学園もの、恋愛もの、幽霊もの(?)などいろいろ書いていますが、絵柄・ストーリーともに一番しっくりくるのは、やっぱり本作のような、家族もの、でしょう!漫画家である父にさぼり癖があり(ネームまでやって逃げる)、その娘の中学生(歩未)が、小学生の妹(空)・アシスタントさんと協力しながら、なんとか作画をこなして生活を切り盛りします。勉強もしなければいけないし、あこがれの先輩とも仲良くなりたいのに、父がちゃんと働いてくれずに、歩未は振り回されます。普通に考えればひどい父親なのですが、にくめないキャラであったり、歩未は文句を言いながら描いていても、本当は描くのが好き(?)であったり、帯にあるように「ハートフル」なファミリーコメディーとなっています。長く続いて欲しいです。
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100
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〆切前になると逃げだす描かない漫画家である父と、そんな父の代わりに原稿を描く娘を描いたホームコメディ。まんが家ファミリーのホームコメディ。ホームコメディには男主人公と女主人公に実は血縁がなく・・・といった形のものが少なくありませんが、少なくとも現在刊行されている2巻までを読む限り、この作品にはそうした設定はなさそう。男主人公の父にはアシスタントのあかねちゃん、女主人公の娘には堤先輩とラブコメとしてのパートナーが最初から設定されていることと、作品の雰囲気が何となく。お気に入りのエピソードは第3話、ネームのなかなか出ない父のエピソード。83ページ、家族の笑顔が楽しい。
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80
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星里作品はときどき読んでいましたが、キャラの行動が不自然なのでいまいちのめりこめませんでした。この作品はその点が気になりません。絵はかわいいし、テンポもいい、よい面ばかりが出ていると思います。父親のぐうたらぶりに嫌悪感を示して低評価の人もいらっしゃいますが、親子関係はセンシティブなので・・・耐え難い人は耐え難いのでしょう。
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100
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星里もちる作品の味は雰囲気ですね。「ほのぼの」と言ってしまうと分かりやすいのですが、作者の人の好さが感じられてほっとします。この作品も言葉にすると家庭崩壊に近いのに、逃亡する父親のマンガに対する真摯な気持ちが描かれたりします。お気に入りは妹ですね。マイペースで見た目が”のび太くん”そっくり。
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80
cmoa
20年以上前から作風は割りと好きな作家さんで、本作もそれっぽいなぁと言う感じ。個人的には大きな感情の起伏を持たずに、ちょっと変わった日常を覗き見してる感じでほのぼの読めました。父親にイラつくので読んでられない・・・と言う方は、それだけ逆に感情移入しちゃう漫画って事なんですかねぇ。。
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100
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萌えてない、脱がない、頑張っている少女をちゃんと描いている作品。おじさんになってくると少女は性の対象ではなく、応援したくなる対象になります。二人共がんばれー。そして働かないお父さん、なぜ働かなくなった?ちゃんと次への興味をそそってくれます。こういった優しい作品、好きです。
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20
cmoa
子どもたち、特に長女が不憫で、父親がただのクズでイライラするだけの何の面白さもないストーリー。絵柄にもコマ割りにも目を惹くものがなく、端的に言ってつまらない。読んだのが無料分だけなので、これから盛り上がるのかもしれないが、そこまで読み進めようと思うほどの魅力もなかった。
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80
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中学生と小学生の子供に自分の仕事を押し付ける父親って実際に居たらとんでもない毒親ですけど、軽いタッチとほのぼのした雰囲気でそこまで不快感なく読めました。マンガアプリで見かけたので読んだんですが、普段こういう絵柄は好まないのでこういうのも読んでみるもんだなと思いました。
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20
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1巻しか読んでいないが子供なのにお金の心配をするばかりか親の仕事の尻拭いをしなければいけないなんて…と悲しくなった。楽しく描けているような描写があったのは救いだけれど、そういうことではない。もやもやすることが多く楽しめなかった。読まなければよかったなぁという本は久々。
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20
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同作者の『本気のしるし』を読んでしまうと、以外の作品がどうも物足りなさすぎる。この作品の軽く手馴れた感じが、いっそう心に訴えかけてこない。作者には描ける力量があるのだから、もっと人間の暗黒面を描いてください。しんどいかもしれませんが、是非お願いします。
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20
cmoa
この父親の様な人って職場で居ますよね。
まわりがやってくれるだろうと仕事途中で投げ出して、尻拭いする側の迷惑を考えず、逆にやってくれるのが当たり前と思う人って。
そういう人を思い出してイライラしてしまいます。
その様な経験のない人なら笑えます。 -
100
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以前からの星里もちるファンとしての思いっ切り偏った評価なので、一般の方の参考には全くなりません。すみません。年齢が一歳違いの同世代である作者の作品には以前から何と言うかなじむものがあり、久し振りに読んだ作品の変わらぬ味わいを喜んでいる者です。
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20
cmoa
無料版を少しだけ読んだけど親父が糞過ぎて楽しめなかった。読み進んだら面白い展開があるのかもしれないけど、二人の娘がほんとに不憫でたまらない。
特に長女はやりたい事我慢して生活の為に仕方なく漫画を描いているのがかわいそうだった。 -
100
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星里もちる作品読むのは「りびんぐゲーム」「結婚しようよ」以来だけど、ノリというか雰囲気がそれらの作品と同じ感じで、暖かくて、良かった。ちょうど前述の2作品あたりから知ってる世代には評価高そう。若い子には刺激が足りないかも。
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80
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マンガ家の娘。描かない父に変わって原稿を描く。まあ父親は編集との打ち合わせやネームはやってるから根本的には父親の作品なんだけど。苦労人だね。なまじ娘ができちゃうだけにこうなったんだろうけど。父親ー、もっと働けや!
ネット上のイメージ
- お仕事
- 子供
- 教師
- 家族
- 妹
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