会社員の秀緒には9年の付き合いの恋人がいる。小児科医として忙しく働きながらも、一途に秀緒を思い続ける年下の智沙。心から愛し愛されている二人だが、30歳を前に過酷な現実に直面して――!? 体は抱き合っているのに、不安に支配された心が離れてゆく――。大好きだから傷つけてしまう、臆病な大人の恋物語、描きおろし付き新装版。※本書は、2016年2月まで販売しておりましたeビーボーイコミックス「パラダイス・ビュー 上」に描き下ろしを加えた紙版単行本を電子書籍化したものです。
パラダイス・ビュー 上【新装版】のレビューが0 件あります
レビューを投稿する95件のネット上の評価があります
-
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 本作しか知らずに読みましたが、上記作品の続編だったんですね。道理で途中から始まってる感があると思った(笑) 本作だけでも楽しめますが、前作は付き合う前のエピソードっぽいので、そちらを読んでからの方がより一層楽しめると思います。
BLでは割と珍しい、キャラの生涯を描いたお話。似た構成で『Life線上の僕ら』がありますが、Lifeは一生涯を描いてるのに対し、こちらは結婚適齢期で色々悩む頃を掘り下げたものでした。
BLでは同性愛について家族が歓迎するパターンと、激怒したりショックを受けたりするパターンに分かれますが、本作は後者。それがきっかけで2人の関係に亀裂が入るけど、受けの忍耐強さ、親友の助力等もあり、最後は何となく家族の理解も得られてハピエン…というお話。
本作しか読んでない自分は、攻めがちょい残念に見えちゃいました。姉や受けの親友が言うように、同性(しかも孤独な元教え子)と付き合うのに、三十路の割に覚悟が足りないかなあ。非常に難しい問題だし、攻めが真面目で良い人故に悩むのもわかるんですが、交際期間9年…9年…結構な年月です。その9年間にもっと自信持ってくれーいって感じちゃいました。(自信あったらそもそもこの話は成立しませんね)受けが現実離れした健気キャラで、揺るぎない覚悟があったから尚更。でもその一方で、自分自身でも責め、他人からも責められる攻めが少し気の毒でもありました。
賛否ある描き下ろしは、自分は嫌ではなかったです。アフターストーリーとしてはこれもアリかと。悲しいけど、受けは最期まで愛を感じながらいけたんだなー思いました。でも前作から読んでる方は、キャラへの愛着もより深いでしょうから辛いかも?うーん、やっぱり本作読む前に、前作読むべきだと思いました!
感動的なお話ではありましたが、キャラの言動がいかにも漫画的で(漫画だから当たり前なんですが)今ひとつ感情移入しきれなかったのが残念。でも作者さんが心情を丁寧に描写されてるのは伝わって来ましたし、素敵な作品ではあったので☆4にしました。 -
40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 『君とパレード』も『パラダイス・ビュー』の本編も☆5だけど、やっぱり描き下ろしがショック過ぎて。菊地も赤星も完璧な人間じゃないダメな部分もあるからこそ、泣きながら応援して読んで、紆余曲折のあとやっとめでたしで胸を撫で下ろしました。そんな無防備な幸せ気分なところに描き下ろしの爆弾投下。“2人で生きるとはきっとそういうことなんだ”の後のアレ。“2人の物語はこれでお終いです”の後のアレ。ま、まさか、まったく関係ない短編だよね?と現実逃避しようとしたけど、無理でした。ララ子さんにとってどうしてもアレが外せない設定なら、せめて編集さんとバトルしながら本編で表現して欲しかったな。描き下ろしはなんだかズルい気がしました。せっかくお金払って買ったのに、最後にはアレが待ってるのかと思うと『君パレ』を読み返すのも辛いですから。仕方ないから読み返すときは、アレは菊地が度々見る悪夢だと思い込むことにしますw 菊地のヘタレ加減にはイライラさせられたから、菊地の罰として。これから読む方は何かオチがあるんだなと知ってて読むなら、そんなでもないと思いますよ。本編はオススメです。
!!!!!アレのネタバレ!!!!!→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→→
描き下ろし11p。おじいちゃんになった菊地が描かれます。20年前に若くして赤星は病死するが、菊地は日本に帰らず、ずっとそばにいるからと約束したのでドイツで1人で暮らしているという内容。赤星が残されるよりはいいけど、一緒にいられなくてゴメンと病床で告げる赤星が辛い。せめてせめて事故死にして欲しかったなぁ。それでも悲しいけど。辛かった2人だから、あまあまドイツ生活描いて欲しかった!菊地への罰なら、ふしだら三昧で菊地が赤星に抱き潰されたらいいのに!罰にならないか。 -
40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 この作家さんは酷だ。酷い仕打ちだ。読者を何だと思っているんだ。これは完全なる自己満足だろ。書き下ろしを読んで一気に嫌いになった。死が分かつまでというのはある意味究極かもしれないが、そんなもので表現する意味が分からない。描く必要があったか。全く無かった。二人を大切に思う読者への最大の裏切りだと思う。私はこんなものを絶対に良しとしない。許せない。この作家さんは見えているのだろうか?作品は作家だけの物じゃない。趣味でやっている訳じゃないのだから。二人はあなたの物じゃない。我々読者だってページを進めるごとに思い重ねて、二人を見守って来たんだ。どうか、どうか、って二人の幸せ願ってページめくって来たんだ。長い時を経てようやく二人の幸せの形が出来てきたのかなってホッとして、本当に良かったなって思っていたら、あの描き下ろしで落とされた。我々はそこまで見なきゃいけないのか?ゆくゆくは誰もが辿る道だけど、二人が色んなものを乗り越えてともに笑っているところをもっともっと見たかった。この仕打ちは酷い。高校生の頃から見てきて、がんがん思い入れ大きくさせておいて、こんなの酷い。やっと二人が笑い合えたのに、やっと手に入れた二人の姿を見せた直後にこれは酷過ぎる。
-
60
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 丸々表題作で、会社員の秀緒と医者の智沙の物語です。付き合うまでのゴタゴタではなく、既に付き合って9年になる2人の30歳前後を機に自分の仕事の事、家族との関係のこと、色々と悩み事が多くなる時期の事が丁寧に描かれています。家族へのカミングアウトはやはり難しい出来事ですね。付き合う事は決して悪い事ではないのに、ショックを与えてしまう事もある。本編では、未来へ向かって歩きだすハッピーエンドで終わっていますが描き下ろしまで読むと添い遂げ系の物語になっています。いずれは死に別れるとしても…40代で智沙が亡くなるのはちょっと早すぎでドラマチックにし過ぎかなぁと思いました。もっと平々凡々な日常で良いんですよ。本編も色々と辛かったのに。。。(泣)せめて2人が50代後半になってからの死に別れなら良かったんですが。良い人は早死にしてしまうのでしょうか…。
-
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 前作『君とパレード』の続編。前作読んだ方が智沙の生い立ちが知れて良いと思います。
前作でも智沙の告白が胸をえぐるくらい重くて、これは2人の生涯を描いた作品になるんだろうなと。そして今作。幸せだったはずの2人に転機が訪れます。試練…。主人公の弱さもわかる…けど辛い。
最後まで主人公と智沙がどうなるのかわからなくて読むのをためらうほど。智沙のライバルかつ友人の言葉も刺さりました。
結果、最後まで読んで良かった!!2人の幸せを見届けられて本当に良かった!!
ただ!個人的に描き下ろしがショックでした。残されたのがそちらで良かった…けど1人の年数が長くて…おじいさんになっても仲良く暮らしてて欲しかったな、なんて。これは1人では抱えきれない。誰かと語り合いたくなるラスト。 -
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 この二人にとって、お互いが一緒に居続けることが、そうだと想うのに...マイノリティな関係故に、突きつけられる現実問題に直面して、揺れる二人が、とても痛々しくて秀緒の実家でのカムアウト後、親に受け入れられず、与えられた言葉に、自分の気持ちを見失う秀緒。お互いがお互いを想うが故に、間違った選択をしようとするけれど、ホントに、お互いを失うという時に、気づく深層心理。理屈ではなく、自分の気持ちに従い動く二人に感動と共に安堵しました優しく、愛に溢れ、それ故に、優柔不断がたまに傷な秀緒。可愛いだけでなく、芯が通っていて、いざという時の男気が良い智沙。そんな二人の一生を、追いかけれて、ホントに良かったと思える作品でした
-
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 前作「君とパレード」を読んでから。
前作はなんだかんだ甘い時間の
中にいる二人でしたが、
こちらは、同性と付き合い続けていく
上で、きっとぶつかるであろう
家族や、周りや、そして
自分たちの先と向き合う問題の
内容があり
男女間の恋愛とは違う
悩みを見れた感じです。
こうゆう壁のお話は
他作品でもありますけどね。
改めて、ファンタジーだけではない
面で楽しませてもらいました。
ラストがね…涙必須かな、と(/_;)
しばらく、えー…(;_・)となっておりました…
でもそこは前作同様
強い気持ちで想い合ってきた二人が
見えるので
悲しいだけではないですが
泣きました。 -
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 紆余曲折あって結ばれて、またまたなんだかんだ主に内面の問題を乗り越えて…“吐くほどの幸せ”に浸っている二人に心底ホッとして、読み終えた…はず、なんだけど。
特に前作から、頑張って我慢して頑張って頑張って我慢して…な智沙が!
最期…幸せだったんだろうけど、それはそれは濃い蜜月だったはずだろうけど…え みたいな。だって、「もうすぐ70」引くことの20年引くことの歳の差4イコール…そんな歳で イヤイヤ 優秀なんだからもっと活躍させてあげてよ、吐くほどの幸せな期間短すぎるやろ……せめてせめてあと10年……
という感じで泣かされたので☆マイナス1 -
100
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 もっと2人の幸せの時間を見たかった!
あんなに悩んで悩んで悩んで絞り出されるように出た2人の答えに涙して、やっと今から2人の幸せな時間が見れるんだと思ったら、ドイツ行ってからが短かったです(T_T)
途中のヘタレMAXな秀緒にイライラし
その秀緒を胸中嵐に見舞われながら静観する智沙に胸が苦しくなり
そんな智沙を見守るギャグ的要素もある久住に少し和らぎながら
早く2人が幸せになると良いなと思いながら読み進めたから、余計に短く感じました□
切なすぎて立て続けに何回も読めないけれど
じっくり読みたい作品でした♪
-
100
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 今までのBLで一番泣いたかも知れません…
好きだという気持ちだけでは生きづらい社会にリアルに突っ込んだ話です。
実在に赤星と菊地みたいに周りに左右されず自分の気持ちをきちんと成就できる人ってどれくらいいるのかなぁ…と考えされました
そしてラスト最後までリアルな話でした〜
2〜3年前かと思ってたら20年!?早すぎるよーそこまでリアルを追求しなくてもいいよ〜
2人の愛の深さは十分わかってたのに、ふいうちでガツーンときた内容でした。
とはいえ、周りがどう思おうがふたりにとっての幸せがここにあったのだと心が暖かくなりました -
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 優しさ故に相手を傷つけていたり、大切に思うのに傷つけてしまったり。それでも一途に想い合う二人を見ているのはとても苦しく思うときもありましたが、とても気持ちが浄化されるようでもありました。死ネタは正直得意ではないのでない方がよかったかな...だって二十年って。じゃあ二人が一緒にいられた時間は?とか考えだすとどうしようもなく切なくなります。涙を流すのは浄化作用になるので、読んでたくさん泣いて気持ち良い読了を味わってください。
-
100
cmoa
涙が出ました。暖かくて切なくて、なんとも言えない気持ち…
私の場合、同居人も周りの友達たちもゲイだから余計に色々考えてしまいました。
私は女ですが、ゲイの人と一緒に住んでるのはやはりなかなか理解されません…
私にとっては家族のように大切な人なのに、でも男でしょ?とか、色々と大丈夫なの?とか…
ただ同性が好きってだけなのに。
この本はよくある幸せなだけのBLではなく、今の社会の認知や近くでこういうことがあったらどうなのか、ふかく考えさせられる作品だと思います。
オススメです。 -
100
cmoa
すれ違いが多くて、でもリアルで、それを乗り越えていく2人が健気で…とにかく泣ける話でした。
ラストは他のコメント通り、賛否両論ありますが、もっと長生きして、もっともっとラブラブな姿を見たかったけど、現実だって「死」は急に来るものだし、生きていて欲しいと思ってても、それが出来ない時もあるもんね。と、私は思います。そこら辺がリアルなのかな?ファンタジー強めなら死なせないもんね。それでも涙が止まらない。
でもそのラスト以外は、とても可愛いくて、応援したくなる内容ですよ! -
100
cmoa
前作から一気に読了しました。過去のシーンが何度か出てくるし、2人がそれぞれに回顧するので前作を読んでいた方がより味わえると思います。とういうか、是非余すとこなく味わってほしい。
こんなに想い合ってるのに、なんなの秀緒ーーーーっと思ったりしましたが、最後の最後で智沙がオトコマエでした。もー、秀緒…。とにかく幸せな2人の生活が戻ってきて良かった。そして最後の描き下ろし…涙。ええええーーーっっ。涙。それはそれで、そこまでの2人をもう少し見たかったです。続き出てほしいなー。 -
20
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 作者買いです。
最後作者の自己満。
本当に要らない。
詳細は他の方と同じですが、
それを好むか好まないか。
私は好まない。
興醒め。
白の巨棟や振り奴じゃないんだから
キャラを殺す必要性全くなし…
上記は死ぬ必然が前提の魅せるストーリー。
キャラ殺してお涙頂戴物にしたかったの?
胸くそ悪さしか残らなかった。
不幸エンド嫌いじゃないけどおまけで描くこと?
これが?
最後がなければ☆4くらいだったな。 -
80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 色々あったけど、ハピエンで良かったなぁ〜、ご家族にも受け入れてもらえたんだなぁ〜って幸せな気持ちでいましたが…
他の方も書いておられますが…あの書き下ろしはいらないわ。辛い感じが多かったので、書き下ろしを付けるなら激甘ラブラブが良かった…。
恋人に先立たれたのに、ずっと傍にいると約束したから…って、日本に帰らず異国の地で一人で暮し続けてる秀緒のこと思うと切なすぎるんですが…(T_T) -
100
cmoa
前作から是非読んで欲しい作品です!
エロいBLとはちがって、とても切ない作品で涙無しでは読めません。特に。
少し秀緒にイラッてして、しっかりしてよ!ってなりましたがU+B7U+B7U+B7。
是非 読んで欲しいです。
しかし、46才でってU+B7U+B7U+B7早すぎます(´>ω<`)先生の意地悪。
私の頭の中での秀緒の続きは きっとU+B7U+B7U+B7。
同じ想像した方いらっしゃるんじゃないかな?
最後に、執拗いけど読んで!(笑) -
60
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 本編は☆五つでした。
でも書き下ろしがあったので、評価下げてます。
本編は、切なくて、こころの葛藤が伝わってきて。
幸せになれて良かった。って思ったのに。
書き下ろしは、ほんとショックです。
若すぎやしませんか???
書き下ろしはドイツでのハッピーな日常を描いてくれたら良かったのに。
悲しすぎて、もう読めません。
絵はかわいらしくて、ララ子先生の絵は好きなのですが。 -
100
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 二人とも、相手を幸せにしたいというけれど、一緒に幸せになろうとかなりたいとは言わないんですね。そしてみんなにいい顔をしたいというエゴと、仕事を成就させたいというある意味エゴを叶えることが相手の幸せと考えて葛藤してしまう。会社員の彼に仕事の夢はなかったのかという疑問はおいといて、二人で幸せになる道を選べたのはハピエンかも。でも医者が病気で早死にはあまりにむごく感じました。
-
40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 「君と〜」を読んで続きを楽しむ為に購入して読んだのに…。最後の書き下ろしは残酷。前作も本編も良い話だよ。本当に!凄く良かった!!でも、この終わり方は無いわ。ある意味2人で生きていくと言う本当の意味ではあるけど。ドイツで幸せに暮らしました。で、終わって欲しかった。なんなら、書き下ろしは久住先生の話とかの方がよっぽど良い。書き下ろし以外が良過ぎる分、最後の破壊力は半端ない。
ネット上のイメージ
- 幸せ
- 切ない
- 感動
- 家族
- 優しい
イメージの近い作品(ランダム)
-
86 あの子が彼を好きな理由友達と偶然入ったカフェに、その人は居た――大好きだった幼馴染み、優吾にそっくりな彼、花輪さんのことは絶対に好きにならない。好きになっちゃいけない。高校生の遠野望はそう思っていた。でも、たった一度のキスが望の心を裏切って……。
-
「前世じゃなく、目の前の俺に欲情してよ」亡くなった祖父の遺品整理のため、夏休みに帰郷した大学生の坂上涼太は、病弱な美青年・千鶴と出会い、恋に落ちる。けれど、彼はある日忽然と消えてしまった――。混乱する涼太の前に現れたのは、生まれた時から知っている年下の幼なじみ・一生(いっせい)。一生が千鶴の「生まれ変わり」だと直感した涼太は、一生と恋人になるが…?「あの夏」の恋は、あまりにも運命的だった。大柄のんびり大学生×前世から一途な恋心を抱く小柄幼なじみの、切なくも甘い輪廻転生ラブ!おまけペーパー&電子限定おまけペーパー付!
イメージの近い作品(知名度:高)
-
97 今日がいちばん!笑って、泣けちゃう、心のサプリメント!化粧品会社・一星堂に入社が決まった23歳の果林。周囲に迷惑振りまきながらも、同時に周囲を元気にしちゃう、元気だけが取り得の天然系ドジっ子。だけども彼女の笑顔の裏には、1ヶ月前に病死した最愛の夫「ひかちゃん」との悲しい別れがあった…。元気な笑顔が、やさしさ運ぶ、感動物語!出社初日から捨て猫を拾って遅刻した果林。なんとその猫を、ヤリ手の上柿元主任が引き取ることになって…?
-
93 4分間のマリーゴールド救命士になったばかりの花巻みこと。彼は「能力」があることに気づく。手を重ねた人の「死の運命」が視える。自分の大切な人の「死の運命」まで……最愛の義姉・沙羅。彼女の命はあと365日。これは「死」の運命が視える救命士の祈るような愛の物語。
イメージの近い作品(最近)
-
50 あふれる、想い“キミの心の中にはあの子がいる…。だから私の恋は決して叶(かな)わない…”踊ることが大好きな泰(たい)ちゃんをマネージャーとして見守るゆみ。もうすぐ上京する彼に玉砕覚悟で想いを伝えようと決心したけど…?切ない甘いほろ苦い――いろんな「想い」がつまったさとりたえの傑作短編集!
-
毎日を無気力に過ごしていた青年クスノキは、ある日寿命を買い取ってくれる不思議な店の噂を耳にする。金に困って寿命の大半を売り払った彼は、余命3か月を「監視員」のミヤギと共に過ごすことになるが…。三秋縋の人気小説「三日間の幸福」を完全コミカライズ。