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資本主義社会のカラクリとは?産業革命以降、さまざまな商品で溢れかえる現代社会。経済バランスが崩れることが予想されるとしても、なお利益を追求する資本主義社会が抱える矛盾とは?なぜ不況が起こるのか?なぜ失業者が増え、貧富の差が広がるのか…?『資本論』第1部をベースにした『資本論 ─まんがで読破─』の続編として第2部・第3部を漫画化。本書と併せてお読みください。

続・資本論 ─まんがで読破─

| イースト・プレス(出版)

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続・資本論 ─まんがで読破─のレビューが0 件あります

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38件のネット上の評価があります

  • 100

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    読書に有する所要時間はおよそ15分、読み進めていて思うのだ。『時代は廻る』と言う言葉のなんと適切な表現な事か。と。物語の背景は19世紀イギリス。そこで行われている事は、オートメーション化に伴う労働力の価値低下。つまり、人間不要の現場。資本家は、労働者が持つ唯一の商品『労働』を自社の製品のため購入しているのだと言う。 資本家の財力のもと会社を興し従業員の労働環境をなんとか改善しようと願う雇われ社長。その為に進む工場の機械化。結果、従業員達は更なる低賃金で働くか、リストラを余儀なくされる。2010年、同じニュースを見た様ないない様な。不思議な感覚に陥りつつも覚えた感情それは、資本主義って怖い。そして、金・自由・市場のアンバランス感の中にこそ利益を生み出す仕組みがあるという事。当然だ、なんてったって本書は共産主義者が書いた“資本主義批判書”なのだから。 最近良く目にする言葉がある。「真面目は、賃金の低い真面目に淘汰される。」「真面目が真面目を殺す。」いずれも、愚直な労働力はより安価なものが選択され最終的にはタダで一生懸命働く労働力に仕事を奪われるという資本主義の宿命的l課題とされるものだ。なんと目新しい言葉かと目を輝かせつつその言葉の意味を考えていたものだが、よくよく考えると既に19世紀に同様の考えは出ていたのだと言う事が本書を読み判明。19世紀に不安視されていた労働が、現在も尚そのままの姿で不安視されている・・・と、言う事はだ。それまでずーっと、労働力の価値は低下し続けて来たのだろうか。だとするならば、現代の大工は一体どれだけ低賃金を強いられなければならないか。トヨタの工場で働く派遣社員の月給は一体どれだけ低いのだろうか。否、決してそんなに安くは無い。むしろ、手取りだけで言えば大卒の初任給よりも遥かに高い水準だ。なぜだろう・・・答えは一つじゃない。が、私は思う。“みんな不真面目だから”だと。マルクスとエンゲルスが思い描いた未来は、今よりももっと悲惨だったに違いない。が、残念な事に“今”は彼らが生きていた時代と、そう違いは無い。それは資本主義が普遍的なものだからなのだろうか、それとも我々が進化の術を見いだしていないだけなのだろうか。自分の頭の中に、問題定義を起こす良いきっかけになってくれた本書に感謝。

  • 20

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    マルクス経済学で経済を理解することはできない。商品の価値とは何か、正しく説明できないからだ。マルクスとエンゲルスからわけのわからない解説を聞かされて理解できなくても、落ち込まなくていい。悪いのは彼らなのだから。『資本論』によれば、商品の価値は二つある。エンゲルスは冬山で遭難し飢えた人にパンとダイヤモンドを見せ、どちらが欲しいかと尋ねる。もちろん答えはパンだ。このように人の価値観や状況で決まる価値は「使用価値」だと言う。一方でエンゲルスは、ダイヤモンド1個の価値はフランスパン1万個に等しく、それはダイヤ1個の生産にかかる労働者の人数や時間がパンよりはるかに多いからだと言う。このように注がれた労力で決まる価値は「交換価値」だと言う。これらの説明はおかしい。ダイヤの交換価値はパンよりはるかに高いとエンゲルスは言うが、もし飢えた遭難者がたまたまポケットにダイヤを持っていたら、きっとダイヤを手放し、パンと交換するだろう。価値はつねに主観で決まるのだ。ダイヤには探鉱・採掘・加工などの労力が注がれるから価値が高いと言うけれども、最も重要な、炭素からダイヤが生まれる過程で人間の労力はかからない。価値に関する『資本論』の混乱した考えを信じる経済学者は、今では誰もいない。

  • 80

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    前作と言うべき資本論 (まんがで読破)と対になる作品。実は資本論 (まんがで読破)を読んだときは、あんまり面白くないなと思っていたのだが、こうして後編を読んでみるとかなりすんなりとする。無論、このマンガ本だけでマルクスやエンゲルスのすべてを理解するというのは到底無理な話なのだが、経済学にこうした形でわかりやすく触れるような仕組みというのは重要なことだろう。ただ、勘違いしてほしくないのは、彼らが予言する資本主義の崩壊による長期停滞が、ただただ悲惨極まりないことかどうかについては疑問の余地があるということだ。経済学者の池田信夫氏は自身のブログで「マルクスもケインズもシュンペーターも、資本主義が拡大するとともに収穫は逓減し、長期停滞がやってくると予言した。その予言はこれまでのところ外れたようにみえるが、今回の経済危機はもしかすると、先進国では資本主義の鞘が取り尽くされ、長期停滞に入る前兆かもしれない。インターネットは資本主義の死期を早めるかもしれないが、それは人々が不幸になることを必ずしも意味しない。電話がインターネットになってNTTは不幸になったが、ユーザーは幸福になった。たぶん幸福を計測する別の指標が必要なのだろう。」と述べている。私もそう思う。

  • 100

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    前作は人間ドラマが話のメインであったように感じたがこの本では、「資本とは」「資本主義とは」いやそもそも「お金とは」「価値とは」その本質、カラクリに一気に迫る話が展開されるややこしいテーマのはずなのだが、漫画自体が面白いため無理なく読める点が素晴らしい(明らかに前作よりレベルが上がっている)資本主義の抱える矛盾、末路そして戦争が引き起こされることなど今の世界の歪さの答え、その一端に踏み込んでいる内容となっているしかし、この本の完成度が高いことは間違いないのだがこの本自体にも疑惑の目を持ち自分で考えることは大切である(劇中に常識を疑えというセリフがあるように)資本家は、労働者が生み出した余剰価値を「横取り」する存在なのだろうか・・・?資本家は「労働」をして「いる」のか、「いない」のかロビンやダニエルの資金繰り、経営(労働)がないチーズ工場を考えてみるのも面白いかもしれないはたまた「中間の暮らし」こそが正しいのであろうか・・・だが、人間が産業を発達させたのにも理由があるはずである産業が未発達なときの凶作なども想像してみると・・・答えは変わるかもしれない原作にどれだけ忠実なのかは不明だが子供から大人まで読んでもらいたい一冊である

  • 80

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    前作『資本論』より内容の濃いできになってます。これを読んだら、好奇心旺盛の方は原作が読みたくなるかもしれませんね。原作を読んでいないので何とも言えませんが、ちょっと話の流れが資本家と労働者という構図の中からアンチ資本家に意識を持って行きがちなのが、危険なミスリードになりはしないかと思いました。しかし、マルクスやエンゲルスがこの余剰価値(読めば分かります)という価値概念から理想的な社会を目指した社会主義の提唱をしたのも無理はないのかもしれません。なので、恐らく資本家が悪の様な描き方をしているのはこの本(マンが)を構成した著者の意図ではないのかな?とも思ったり・・・。ということで、私としてはかなり次の理解へのステップとしての知識となったのは事実です。会計的な観点からもマルクスの資本論は、新たな形でケインズが持てはやされている今、もう一度見直す理論として重要なのではないか?と感じました。

  • 100

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    資本論第1巻はマルクスが書いたという。 この漫画はエンゲルスの書いた第2、第3巻の概略である。 非常にに簡明にわかりやすく解説されており資本主義の原則論が理解できた。 物々交換から貨幣経済が発達してその貨幣を扱う銀行業ができて信用経済を発展させる。 生産、流通、融資が一体化して資本主義経済を支える。 良い商品を作った会社が市場占有率を高めて大量生産、大量消費に結びつき莫大な利益を上げる。 この剰余価値が会社を拡大させ新しい技術革新を惹起する。 資本主義経済は人間の欲望という本能に基づいた無理のない普遍的な経済理論である。では共産主義経済とはどのようなものか。 ソ連や中国での経済統計はすべて偽造、捏造であったという。 これでは新しい技術や製品の開発はむつかしい。 これでは競争を原則とする資本主義国との争いに敗れる。 難解な資本論を平易に解説してくれる素晴らしい漫画であった。  

  • 80

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    前作に続き、チーズ工場を経営しながら「資本って何やねん」を考える物語。一冊目はストーリー展開上、情緒的な描写が多く、理論解説に物足りなさを感じたものの、二冊目となる今作は物語のスピード感が増し、その展開と相俟って次々と新たな理論が解説されます。「資本論」の重要なエッセンスを抜き出し分かりやすい形で抜粋してある良作。前回は「疎外」だけがテーマでしたが、今回は資本主義が宿命的に背負った限界まで、駆け足ではありますが解説されています。あと、何だかわかりませんが、絵が上手くなっていますw前作に飽き足らなかった方は、こちらを是非。20分ぐらいで「資本論」の概がわかります。ただ、欲を言えば、5巻ぐらいのシリーズにしちゃっても良かったのではないかと・・・

  • 80

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     たしかにたった数分で資本主義を学べる好著だと思う。マルクスは共産主義を連想させるからなんか、たいしたことない程度に勝って思っていましたが、そんなことはない。経済活動をかなり分析していて、経済哲学者だと思った。 あと、なんかしきりに、労働力が剰余価値であり、機械は不変価値で剰余価値にはならないと何度もででてきているが、ここが私には理解できなかった。 だって、機械をたくさん購入すれば、雇うべき人数も減らせることから人件費を下げ、かつ、生産量があげられるので、収入も増えますよね。必然的に利益もあがると思うのですが。なぜ、労働力だけが剰余価値であり、機械は剰余価値となりえないのか、その変が理解できなかった。

  • 80

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    この先「資本論」を読むことはないだろうから、せめてまんがでと思い、読んでみた。物語仕立てになっている。よくわかったのは、「資本主義には怪物が潜んでいる」ということ。どこまでもどこまでも利益を追求しなければならないし、どこまでもどこまでも競争し続けなければならないし、その先には必ず不況や恐慌が待っているということ…。なんだか、救いようのない世界だが…。しかし、多くの人はこの資本主義社会を最良のものと考え、それをどこまでも肯定し、その中で生きていこうとしている。「これが世の中というものさ」と。まんがの最後で、頭の上にわっかを乗せたマルクスとエンゲルスが「常識を疑ってみよう」と呼びかけている。

  • 100

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    漫画なのでそこまで期待していませんでしたが、熱中しました!ここまで深い内容とは思いませんでした。1.限られたリソースのなかで企業が利益を増やすポイントは「剰余価値」2.「労働の生み出す価値」と「労働力の価値」はイコールではない上記2点がわかると社会の色んな出来事があれよあれよと納得してきます。労働力に対して、資本が不足してしまうのも、それも需給関係であり資本家の強み。マルクスの生きていた100年も前から資本主義の矛盾は指摘されていたのに、誰もまだ答えは出せていません。資本主義下を生きる全ての人、サラリーマンの方も1度読むことをおすすめします。

  • 100

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    「資本論 まんがで読破」の続きとなる作品です。前作でおなじみのキャラクターに引き続き、エンゲルスやマルクスなども登場(頭に輪っか付きですが)して、より資本論的な内容となっています。今はまさに100年に一度の嵐の時代だと言われており、経済対策など各国で様々な景気対策や救済措置などが打ち出されていますが、本書を読み資本主義の行きつく先を知ると、現状が資本主義という環境下での自然淘汰であることが当然の結果であるのかなと思いました。それにしてもストーリーといい、画力といい前作より良くなっていますね。

  • 80

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    まんがで読破『資本論』が、さらっと読めた割には結構面白かったので、本書も読んでみた。うん、漫画として普通に面白い。西洋版の青木雄二漫画って趣向だな。ただ勿論、原作は読んでないので、どれだけ忠実なのかは不明。原作のごく一部の漫画化であることが、巻末に書かれている。日本共産党はいつまでも古臭いプロレタリア文学やつまんねえ解説書にばかり頼らず、こういう「プロレタリア漫画」をどんどん出すべきだよ。これまでそういう努力をしなかった事が、党員・支持者高齢化の一因だと思う。

  • 100

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    タイトル通り、前作の資本論の続きです。チーズ工場をさらに大きくするために、作戦を練る。労働力を調整弁として考えることは資本主義社会では、仕方のないことだとしています。現在の金融恐慌の現状をよくとらえていて、実にタイムリーです。それにしても、原作の著者のマルクスとエンゲルスはすごいことを予言・予測していたなと思います。この本だけ見ると、社会主義体制の方がよいと感じてしまいます。ソ連や中国、北朝鮮の現状を見て、マルクスが生きていたら何というか知りたくなりました。

  • 80

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    資本論(まんがで読破)を読んだ後、誘導されてこちらも購入しました。この価格で難解な資本論をここまで分かりやすく書いたのは素晴らしい。これなら活字が苦手な大人や学生でも読みやすいでしょう。米国の有名大学では課題図書にしている所も多い「資本論」ですが、日本では内容を知らない方が多数。是非、まんがでも良いので読んで欲しい本です。ただ、資本論と2冊定価で買うとやや高くなってしまうので、そこまで出す価値があるかと問われると、やや難しいのですが…。

  • 100

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    まんがで読破、資本論の続編。続きだが、前作を読まなくてもあまり困らない。こちらは、どちらかと言うと経済学の教科書という印象。資本主義がどのようにして拡大するか。利益とはどのように生み出されるかなどを取り扱っている。現代の理解からすると少々違和感がある部分が無い訳では無いが、原著をあたる事は多分無いので、こういう本はとても便利。単純な資本主義批判の本だと思っていたが、全くの勘違いだった。なかなか良かった。

  • 100

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    資本論を読破するのは大変なので、手っ取り早く漫画で済ませました。漫画 資本論の続編です。一番最後のページでのマルクスの言葉が心に響きます。「常識を疑え!」と…恋愛でも仕事でもお金でも、当たり前の常の知識に捕らわれてる様では幸せにはなれないでしょう。お金の儲け方も常識は通用しないのです。常識が通用するならみんなお金持ちです。常識という枠を外れたところにヒントがある様ですね。

  • 100

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    銀行が投資したお金が回り回って再び預金され、それを再投資する事を繰り返して債務を膨らまし、社会全体の貨幣を増加させているという仕組みの説明がありました。今までも何と無くわかっているつもりでしたが、その本質(行き着く先)を考えることがなかったので、それだけでも為になりました。今回、『続』のみを読みましたが、漫画のストーリーも十分楽しめました。

  • 60

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    感想1この本が『資本論』の入門の入門だとしたら、この本の後に池上彰氏の『高校生からわかる「資本論」』を読むのが適当でしょう。感想2会社のため(本当は自分が解雇されないため)に一生懸命働く→作業が効率化→労働価値の低下→リストラされるつまり自分が解雇されるために一生懸命働く労働者。資本主義の矛盾。

  • 100

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    「続」じゃないほうに結構がっかりしたけど、コチラは理論もしっかりと描きこまれていて素晴らしい。ストーリー仕立てなので、前の巻も読まなければならないが、それを我慢してこの「続」に入ると、なんかこう、世界が広がるドキドキ感があると思います。理論もストーリーもスピード感があって、面白いです。

  • 100

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    買って良かったです!ストーリー仕立てになっていて最後は感動しました。主要キャラのロビンとダニエル、言っていることはどちらも正しいんですよね...。1番最後のページの「みずからの道を進み他人には好きに言わせておけばいい」これは名言でした。漫画なのに、読むと賢くなった気になれます笑

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