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人生は地獄よりも地獄的なのだ…人生のはかなさを感じているひとりの青年。知識に富んだ彼は創作活動に精を出し、作家としての地位を確立していくが、神経質な性分と多忙な生活から自分を見失い、精神的にも肉体的にも抜け出すことの出来ない闇の中へと身をゆだねていく……。「或阿呆の一生」と「歯車」──芥川龍之介晩年の自伝的作品2編を漫画化。

或阿呆の一生 ─まんがで読破─

| イースト・プレス(出版)

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或阿呆の一生 ─まんがで読破─のレビューが0 件あります

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5件のネット上の評価があります

  • 80

    amazon

    ネタバレになると良くないので大雑把な書き方になりますが、芥川龍之介が「もうダメだ俺は死ぬしかないうわぁぁぁぁあああ!!」となってしまった原因の一つに、妻以外の女性とのイザコザ、という物があります。早い話が、地雷女に引っ掛かり、すげぇプレッシャーを掛けられたわけです。勿論、世を儚んで命を絶つまでには様々な要因があり、優れた文学者特有の繊細な感性ゆえに死に救いを求めたとか、まあ色々言えるんですが、とにかく、この地雷女が怖いのです。絵も、狂気を感じる系の怖さ。あんなんが連日夢に出てきて、実際身の回りにもチラチラ出没したら、そりゃ参るわ…という読後感。この感覚を持てるという事は、つまり、漫画化成功って事でしょうね、きっと。という事でおすすめです。あと、本編中に出て来る恋文。子供の頃から知っている8歳下の少女(たしか当時17歳ぐらい)に手紙でプロポーズしたわけですが、非常に素朴な愛情とユーモアが溢れる素敵な手紙です。漫画の中では省略されちゃってますが、Googleか何か「芥川 恋文」とでも検索して、全文読まれてみては如何でしょうか。

  • 80

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    ネタバレになると良くないので大雑把な書き方になりますが、芥川龍之介が「もうダメだ俺は死ぬしかないうわぁぁぁぁあああ!!」となってしまった原因の一つに、妻以外の女性とのイザコザ、という物があります。早い話が、地雷女に引っ掛かり、すげぇプレッシャーを掛けられたわけです。勿論、世を儚んで命を絶つまでには様々な要因があり、優れた文学者特有の繊細な感性ゆえに死に救いを求めたとか、まあ色々言えるんですが、とにかく、この地雷女が怖いのです。絵も、狂気を感じる系の怖さ。あんなんが連日夢に出てきて、実際身の回りにもチラチラ出没したら、そりゃ参るわ…という読後感。この感覚を持てるという事は、つまり、漫画化成功って事でしょうね、きっと。という事でおすすめです。あと、本編中に出て来る恋文。子供の頃から知っている8歳下の少女(たしか当時17歳ぐらい)に手紙でプロポーズしたわけですが、非常に素朴な愛情とユーモアが溢れる素敵な手紙です。漫画の中では省略されちゃってますが、Googleか何か「芥川 恋文」とでも検索して、全文読まれてみては如何でしょうか。

  • 80

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    原作は読んでいないが、すーと読み進めることができました。ある意味、太宰的というか、荒廃した感じがよく現れています。或阿呆の一生というタイトルですが、実はもう一編載せられています。歯車という題ですが、これが、続編的に描かれていてよかったです。ここからは推測ですが、芥川という人は、現在であれば「うつ病」と診断されていたと思います。死に対して、憧れをもち、唯一の楽になれる方法と感じているからです。太宰治もそうですが、文豪といわれる人には、この傾向が強いですね。

  • 80

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    原作は読んでいないが、すーと読み進めることができました。ある意味、太宰的というか、荒廃した感じがよく現れています。或阿呆の一生というタイトルですが、実はもう一編載せられています。歯車という題ですが、これが、続編的に描かれていてよかったです。ここからは推測ですが、芥川という人は、現在であれば「うつ病」と診断されていたと思います。死に対して、憧れをもち、唯一の楽になれる方法と感じているからです。太宰治もそうですが、文豪といわれる人には、この傾向が強いですね。

  • 80

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     「羅生門」や「地獄変」「蜘蛛の糸」などで知られる芥川龍之介。その芥川龍之介の苦悩が描かれた作品。 伝記的な部分も強いので、芥川自身をお探しの方におすすめです。上記にも記載した代表作ではわからない、芥川の苦悩の魅力も良いと思います。 少しネガティブなラインに弱い方は、おすすめ致しません。

  • 80

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     「羅生門」や「地獄変」「蜘蛛の糸」などで知られる芥川龍之介。その芥川龍之介の苦悩が描かれた作品。 伝記的な部分も強いので、芥川自身をお探しの方におすすめです。上記にも記載した代表作ではわからない、芥川の苦悩の魅力も良いと思います。 少しネガティブなラインに弱い方は、おすすめ致しません。

  • 60

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    が、実際には全然読めていない。基本的に一冊で完結する漫画という技術的な制約がやはり大きすぎて、 内容がぺらぺらになってしまっている。しかし、それでも漫画でやろうという姿勢は十分評価されるべきだと思う。未だ娯楽を余り知らない小学生などに文学的素養を培わせるためには良いのではないか。

  • 60

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    が、実際には全然読めていない。基本的に一冊で完結する漫画という技術的な制約がやはり大きすぎて、 内容がぺらぺらになってしまっている。しかし、それでも漫画でやろうという姿勢は十分評価されるべきだと思う。未だ娯楽を余り知らない小学生などに文学的素養を培わせるためには良いのではないか。

  • 100

    amazon

    いいねー。すごく昔に全集で読んだけど、久しぶりに読み返したくなった。

  • 100

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    いいねー。すごく昔に全集で読んだけど、久しぶりに読み返したくなった。