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銀河鉄道の夜、風の又三郎などでおなじみ誰もが知っている宮沢賢治の作品とともに紡がれるエピソードを食べ物と共にお届けします。魚乃目三太の人情味ある描写で描かれる伝記グルメ浪漫。

宮沢賢治の食卓

| 少年画報社(出版)

86

非常に良い

15件のレビュー
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宮沢賢治の食卓のレビューが0 件あります

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15件のネット上の評価があります

  • 100

    amazon

     昨年、本作品を紙の本で購入して感心し、宮沢賢治関係の本を何種類か読みふけるきっかけになった。来月花巻に行く用事ができたことで電子版で再購入。読み直して改めて感心した。教師時代の宮沢賢治についてはかつての教え子にインタビューしたビデオが出ているぐらいで、よく知られたエピソードが多いし漫画での先行作品もあるが、本作品は賢治を聖人扱いしないという趣旨に土臭い絵柄が非常にあっている。それに精緻に書き込みされた部分とざっくり描かれた部分とのコントラストをみせる背景や、扉絵などのモノトーンでの幻想的表現など、漫画としての表現の巧みさを再読して改めて実感することができた。 その上で描かれた内容も、妹の病気による東京生活繰り上げ、農学校着任、妹の病死、樺太旅行、農学校辞職という、そんなに詳しくない筆者でもテレビドキュメンタリーなどで目にしたことのある「賢治伝」の核心部分が、賢治が妹に惚れていた説(手塚眞)や同級生男に惚れていた説(今野勉)ではなく女性教師に惚れていた説をとりつつ、簡潔かつ効果的に描かれている。そのため読後感も良い。筆者も花巻に行ったらやぶ屋で天ぷらそばを食べながらサイダーを飲みたい、と心から思ったのである。

  • 100

    amazon

    宮沢賢治の人生、彼が書いた童話に、食べ物を絡めて非常にうまくストーリーを創り上げています。食べ物自体が絶対不可欠なファクターというほどではありませんが、それでも十分面白いです。そもそも宮沢賢治には熱烈なファンがたくさんいますし、賢治の書いた童話は鮮やかな視覚的イメージを伴っていることが多い。漫画という絵にすることは並外れたチャレンジだったと思います。そして作者はそのチャレンジに見事に勝利していると思います。この漫画、6月にドラマ化だそうですが・・・こっちはどうでしょうかねえ。漫画以上に難しいチャレンジになるのでは・・・。

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 グルメ漫画ではなく、宮沢賢治の伝記です。矢張り面白い。「注文の多い料理店」、「よだか」など、ハッピーエンドなのか分からない複雑な気持ちになる物語。これらの作品を描いた背景を知る事ができて良かったです。

    実写化は嬉しいですが、主人公が180超の俳優。俳優さんは好きですが、163の東北の朴訥な青年にしては合っていない気がします。当時の宮沢賢治の年齢を無視して言うなら、私的には佐藤二郎さん等の方が合ってる気がします。 続きを読む▼

  • 100

    amazon

    魚乃目三太の絵は決して上手くない、人に見せたくなるような見栄えもない、しかし私を惹きつけて止まない魅力がある。それは懐かしい昭和の匂いを感じることができるからだろう。もちろん作品内容がそういうものが多いからだが、同種の他作品にそこまでのめり込みはしない。この宮沢賢治にしてもその名を知らない人などいないわけだが彼についてどれだけ知っているかというとほとんど知らない。この本で賢治の時代に食を通して宮沢賢治についての考察を深めていけたらいいと思う。

  • 100

    amazon

    宮沢賢治を描いた作品で、ここまで彼のユーモアを描いた作品はそうそうないでしょう。彼のボンボンっぷり故の見識の浅さや、逆にそれから滲み出る人柄などが描かれている。また、あまり知られていないエピソードや逸話等も描かれていて、作者がしっかりと取材したんだなというのが良く分かります。宮沢賢治の詩や小説のだけではなく、人柄について重点的に描写されているので、未読の方はぜひ!!

  • 100

    amazon

    これまで宮沢賢治に対して、その作品や伝記などから、「純粋、実直、真面目、ひたむき、やや暗い」という印象を持っていました。しかし、この本で語られる宮沢賢治は、ただただ明るい!ひょうきん者!いつも笑顔!そして親のすねかじり!宮沢賢治のことが、大好きになります。読了の夜、さっそく近所のそば屋へ、天ぷらそばを食べに出かけました。

  • 80

    amazon

    良かったですが、僕が知ってる史実とは違う内容がいくつかありました。フィクションなので構わないですが、なので星4つです。違う部分を書いてもいいが、ネタバレになるのでやめときます。続編を楽しみにしています。賢治の史実はまだまだこんなもんじゃありませんよ。三太くん。笑ネタになるエピソードはたくさんあります。

  • 80

    cmoa

    賢治が愛した花巻での生活。ひたむきな人となりに触れられます。作品ごとに出てくる料理は美味しそうでお腹が鳴ってしまいそうだが、注目すべきは料理が当時の最先端に「ハイカラ」なものが多いこと。アイスクリーム、ハヤシライス、素朴なイメージだった賢治の好奇心旺盛でお洒落な一面に出会えます

  • 100

    amazon

    多くの解説本があるが、それらは読めば読むほど宮沢賢治から離れてしまう。卑近なところである「食」から、わかりやすい漫画というアプローチこそ、宮沢賢治の世界、いや、賢さんのことがわかる、それを感じさせる良作。

  • 100

    amazon

    宮沢賢治と、私の祖父は所縁があって、そんなエピソードが出てくるかと思って見ましたが、それは無かったです。でも、一般的な賢治のイメージを払拭するには、素晴らしい一冊だと思います。

  • 20

    amazon

    原本をスキャンして売っているのかな? 物凄く画質が悪く台詞が読めずルーペまで(笑) 電子書籍ってこんなんだったかなぁ… 不思議な1冊

  • 100

    amazon

    独特の視点で描かれた宮沢賢治が面白い。こうして見ると金持ちのボンボンだった面もリアルに見える。もう少しその後の人生も読みたかった。

  • 100

    amazon

    宮沢賢治ファンに是非読んで貰いたい。今まで思っていた賢治像と違う賢治が見る事ができ大変面白かった。

  • 100

    amazon

    賢治の食べた物に加えて、「トシ子のためのあめゆ」には涙がこぼれました。

  • 80

    amazon

    宮澤賢治の暖かい人柄を垣間見る作品でした。大変面白いマンガでした。