16歳の誕生日を迎えた御景妖(みかげあや)は、双子の兄・明とともに御景家の本家へいきなり連れていかれる。親戚一同が集まる中、2人の前に置かれた小さな箱。開けてみると、中には切り取られた手のような物が。それを見た瞬間、妖の体は怪しい光を発し、箱を粉々にしてしまう。一方、明は妖の隣で体中から血をふきだして倒れてしまう。だが、周りの大人達は明を助けるどころか「死ぬのはお前だ」と言って妖を殺そうとする!!逃げようとする妖は雄飛(ゆうひ)という少年に助けられ、彼のところへかくまってもらうことになった。そこで妖は、雄飛の姉・納涼(すずみ)から自分が「天女」の血を引く者だと聞かされ…!?
妖しのセレスのレビューが0 件あります
レビューを投稿する126件のネット上の評価があります
-
40
sakuhindb
【良い点】絵が綺麗。偉 飛麗(ウェイ・フェイリー)に好感が持てる。偉の持っているヌンチャクのような武器が面白い。漫画チックなキャラの多かった「ふしぎ遊戯」に比べ、現実感を帯びたキャラが増えた。【悪い点】作者が十夜ばかり贔屓にしているため、男性キャラが十夜のかませ犬、または引き立て役になっている。恋愛におけるかませ犬 → 雄飛、明、ミカギ戦闘におけるかませ犬 → 偉、アッサム引き立て役 → アレク、翔太恋愛における勝ち組が、女性では妖しかいないように感じる。納涼 → 夫を亡くし、なおかつ流産珠呂 → 両思いだった敬が死亡千鳥 → 雄飛は妖が好きなので振り向いてくれず、最後は雄飛を庇って死亡玖 → 子持ちの未亡人妖の母 → 夫(妖の父)を殺される浦川 → 羽山に利用され、最後は心中十夜に好感が持てず、共感できない。人間味の全く感じられないキャラに、共感など不可能です。逆に、人間らしさを感じられた偉が魅力的に思えました。妖に感情移入できない。味方側より敵側に魅力を感じている読者にとっては辛い、キャラの扱い&ストーリー展開。ガーディナルの扱いが小さいことこの上ない。「恋愛描写をちょっとリアルにしたかった」と作者コメントがあるのに、全然リアルでない。作者は少女漫画家でありながら、恋愛描写が下手です。十夜の存在に疑問を感じる。主人公・妖、相手役・明(双子の兄だが)で物語を進めれば、もっと分かりやすかった。妖には明以外の相手役が不必要であると感じる。「負傷する、死亡するシーンが、そのまま見せ場になっている」というキャラがいる。作者はキャラの見せ場の作り方を間違っていると思います。例)偉、千鳥、アッサム、グラディスなど。【総合評価】作者は十夜と妖さえ幸せになれば、他のキャラはどうなっても良いのですか?評価は「悪い」で。
-
60
cmoa
最初は面白いが、ラストがいまいちなのと主人公妖が好きになる十夜に感情移入できないので星3。
昔連載時に読んでコミックも持ってましたが、ラストがどうなったのか思い出せず、全巻大人買い。
基本的に最初から面白い。
けど唯一主人公が十夜を好きになる要素が???で、全然この二人を応援できず、むしろ双子の兄貴明頑張れと思います。兄貴の方がよっぽど純粋にただひたすらにまっすぐに想ってます。多少の無理も他の男にとられたくない、という思いがまっすぐ伝わる。例えば物語の中盤でゴーカンされそうになるんですが、その男たちをこらしめるんですね。
素直に好きだと一言言えないのに、凄く嫉妬深い(笑)こういうところに、明(主人公の兄貴)頑張れと思います。
ただラストまで読むとモヤモヤが解決。主人公が十夜を好きになったのは…。はたまた十夜が主人公に惹かれたのは。なるほど!( ゚Д゚)
さすがと思う構成です。この渡瀬さんの作品はふしゆう以外にも思春期とか色々読んでましたがセレスが一番奥が深く、最後にしっくりとすっとくるエンディングだと。読むなら一気にがおすすめです。 -
60
cmoa
途中…といっても妖と十夜が結ばれる辺りまで、シチュとかキャラとかエピソード紹介が延々と続き、疲れました小難しいキャラの名前も読み疲れを倍増した感じでした。
挫折しそうになる頃を読んだかのように入る合間のギャグ−特に玖ちゃん−に何度救われたことか
後半は一転してスピーディーに話が進み、予想外の展開も手伝いかなり面白かったですラスト辺りは人の道とは!とか、愛とは!っていう少女マンガの王道展開かな。
でも、個人的には喰い入る様にハマった ふしぎ遊戯 の方が、これでもかってくらいに人間性をえぐってて好きです。着眼点とシチュのユニークさでは 天晴じぱんぐ に軍配が上がりますねぇ。
-
100
cmoa
ふしぎ遊戯から、先生のワァンになり、この作品を読みました。
最初は、天女の話かぁ…なんて思いながら読んでいましたが、本当に深く、考えさせられる話でした。
妖、十夜の深い愛にとても感動しました。感じたことは本当にたくさんあるのに、うまく書けない
渡瀬先生の伝えたいメッセージがたくさんつまっていると思います。
漫画の域を越えた素晴らしい著書だと思っています。
妖セレに出会っていない人は本当にもったいない!なんてこと初めて感じました賛否いろいろある内容かもしれないけど、私はこの作品にかかれていることに納得したことがたくさんあります。
ぜひ読んでください! -
100
cmoa
渡瀬悠宇さんの作品の中でもふし遊の次に好きです!
最初のうちはオカルトちっくなオドロオドロしさがあったのですが、次第に雰囲気は変わり、少しばかりSF色が強くなっていきます(正直暗くてオカルト臭い方が好きでしたがw)。
話はすんごく深いです。人本来の色んな意をもつ、愛とは何か、を考えさせられました。確かに人は沢山死にますが、それによって逆に問題を提示されていて、だからこそしっかりと考えさせてくれます。
ラストの十夜…!涙
な感じで終わるのも好きです。余韻がなんとも言えません。
読むのなら全話しっかり読んでほしいです! -
100
cmoa
天女とその子孫たちをめぐる壮大なストーリー。読み出したらもう、ぐいぐい引き込まれること間違いなしだと思います。
陰謀や策略や私怨、または誰かを助けるために、たくさん人が死にます(;_;)私の好きになったキャラも死にました;
周りが必死なぶん、主人公・アヤの頑張りがたりないように思えたりもしましたが、普通の女子高生ならこうですよね。それが現実味を与えているのかもです。
『不思議な力』だけで全てが解決できるわけじゃない、地に足のついた読みごたえありの和風ファンタジー。
涙があふれっぱなしでしたp(´`q) -
80
cmoa
昔、読みました。
いやはや、懐かしい(^^)
十夜より雄飛が大好きでした。
結末はわかっていたのに、やっぱり雄飛を応援している私がいました^_^;
健気で切ないんですよね〜。
この作者の作品は主人公の女の子がイケメンに複数人に激烈に愛されるものが多いですが、戦闘シーンや人が亡くなるシーンも多くて完全な恋愛マンガじゃないんですよね。
気軽に恋愛マンガを求めるとちょっと違う気がする作品です。
とりあえず、面白いのですが、十夜が雄飛に言った最後の言葉は、私的に納得がいかないので、評価は4です。 -
80
cmoa
ただ純粋に愛し合っていただけなのに、愛し過ぎたがゆえに、相手を永遠に繋ぎとめておきたい想いが生んだ悲劇です遥か昔の因縁により仲の良かった双子の兄妹が16歳の誕生日を境に引き裂かれ、闘わねばならなくなってしまいます。辛いながらも妖は仲間や恋人ができたから救われるけど、明は取り巻きはできても孤独で可哀想過ぎる…十夜は超カッコいいし渡瀬ワールドとでもいうべき壮大なスケールで描かれているので充分楽しめますが、細かい所で?と思うところがあるのでマイナス1にしました。
-
100
cmoa
主人公、妖(あや)はごく普通のギャル★
妖と双子の兄の16歳の誕生日、天女セレスが覚醒する。
すると、親族全員から命を狙われることに
そんな時、妖を助けてくれた人に妖は自分の家が天女の家系だということを知らされ、殺されるか、戦うかどっちか決めるように言われるというストーリー☆
愛あり、涙あり、笑いありです★
妖には幸せになってほしいですね
私は渡瀬悠宇先生が大好きでこの漫画を読みましたが、別にファンじゃないと言う方でもぜひ読まれることをオススメします -
100
cmoa
以前、コミックで全部読みました。壮大なスケールで流石渡瀬悠宇さんだと思いました。絵も大変美麗です
主人公の妖は、双子の明からも離され親族全てから、そして愛する人からも命を狙われます。けれど、妖は強く生きて挫けませんでした。
キスマークの話もロマンチックで素敵です。
最後は幸せとは言い難いすが、十夜と妖の愛に深く感動することができました。切なく哀しい物語なので、どうか残されたわずかな時を2人が幸せに生きてくれたら…そう願わずにはいられません。。。 -
100
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 不思議遊戯が終わった後、喪失感を感じせないでくれた漫画。渡瀬さんてちゃんと取材も行って物語も練って、作品を創り出す情熱を感じさせる漫画家さんです。まるで自分がその世界に入り込んでしまうような感覚が得られます。しつこく言ってますが、漫画家ってこういう人をいうのよ!
セレスの夫(名前忘れた…)のしつこさが気味悪いけど、渡瀬さんの思惑通りよね。
十夜が好きだから、最後は本当に辛かった。 -
100
cmoa
16歳の誕生日から、親族が皆敵になった女の子のお話です(その理由は本編でどうぞ)。
大切な人にも命を狙われ、つらい目にあいながらも、強く生きようとする主人公・妖に感動しました。
数年前に単行本で読んでいたのですが、彼女と彼女を支える人々が迎える結末は、明るいとはいいきれません(私見ですが)。
でも、希望を感じさせるものでした。
予想できない展開に、目が離せません。伏線もきちんと回収され、読みごたえは十分です。
オススメです。 -
100
cmoa
渡瀬ゆう先生の世界は、この作品や、ふしぎ遊戯で感じることができますね!現実的なストーリーもいおけど、渡瀬ワールド前回の妖しのセレスは完成度も高く、非常によくできています。ですが、そうなると登場人物が死にまくるのがガッカリします。。。それさえなければ、もっとスッキリするし、感動も増えると思うのになぁ〜、私が主人公だったら、周りが死んでいくのに恋とか愛とか考えられないなぁ、と思っちゃいます。
でも、それが渡瀬ワールド。★5つです! -
100
cmoa
十夜の正体、妖と明の前世等…毎回、ドキドキ
読後感は十夜と妖のその後が気になり…ずっとモヤモヤ
完結後に出た小説版は二人の子供が出てくるが、十夜の儚い感じは拭えず…
たくさんのキャラが亡くなったり、アクションが多いし、多少お色気も有るけど、何度も読み返したりできる作品
学生→結婚→母と自分の立場が変わり、作品がより深く理解出来て来た
またミカギとセレスの関係については、ボタンの掛け違いって怖いと思った -
80
cmoa
設定よく思いつくなぁと、渡瀬さんの作品を読むといつも思ってしまいます。面白いです
そして色々考えさせられちゃいます。
この、「妖しのセレス」は、子供の頃昔ばなしの本を読んだり、聞かされたりした「天女の羽衣」の話しから来ています。
伝説ではなくて、実話だったら…。という観点から、入っていって、SFファンタジーの世界になって行きます。
バトルあり、切ないロマンスあり。チョッピリギャグありです。
-
20
cmoa
皆さんの評価が高かったので、コミックス全巻読みました。が〜…こんなにも主人公と相手役に共感できないとは十夜の良さが全くわからないので、十夜に惹かれる妖にも何一つ共感できずなんたって絵柄が私には無理でした。これはふしぎ遊戯を読んだ後だから余計にそう感じました。
ストーリーも終始ダークすぎて感情移入もできたもんじゃなかったです。唯一、ちょっと好きかなってキャラが雄飛でしたね。
辛口&偏見失礼しました -
40
manga_review
前作の「ふしぎ遊戯」に比べると読みやすくなったなと思いました。
少女漫画らしい都合の良さがある事を差し引いても驚いてしまう場面は、
少なくなったように見えました。
掲載誌が少女コミックにしては割とまともな漫画だと思います。
この作者さんの描く独特な「手」の形や小ささが気になってしまい、
ずっと首を傾げながら読んでしまいました。
変な事を気にせず、話を楽しめば良かったなと少し後悔してます。 -
100
cmoa
主人公妖を含め、まわりのキャラの心情に対してもかなり切なくなる漫画です(:_;)(:_;)
私が妖だったら堪えられない事ばかりのお話しですセレス美しくパワフル(笑)ですがセレス側の心情も切ないです
恋愛ものですがストーリーが進むにつれ謎も深まり、涙ありなお話しとなってきます
ふしぎ遊戯並に長いお話ですが終盤は謎もとけ、最後まで切ないです全部読みたくなるお話です -
100
cmoa
渡瀬先生の作品はたくさん読みましたが、この漫画が一番奥が深くて感動すると思います。
色々考えさせられる内容になっています。
悲しい物語だけどいい話だなあって思えるのが渡瀬先生の魅力ですよね(^_^)/
女の子も可愛いし男の子はみんなかっこよすぎるし、読まなきゃ損ですよ!
アニメ版も好きですがやっぱ漫画ですね
十夜にはきゅんきゅんさせられっぱなしでした笑 -
100
cmoa
読んで損は無い作品だと思います
テーマが壮大で、全部読み終わった後の感動が半端じゃないです
命について考えさせられる作品だと思います
絵も幻想的で、すごく美麗です
妖が大人になって成長していく姿に、いつの間にか感情移入してしまいます
最後は涙無しでは読めませんでした‥
本当に素晴らしい作品に出会えて良かったです
おすすめなので、是非読んでみて欲しいです
ネット上のイメージ
- 感動
- 切ない
- 恋愛
- 教師
- 幸せ
イメージの近い作品(ランダム)
-
乗馬クラブで、華やかな仕事がしたいと転職を考えながら働いている直子(なおこ)。クラブにやってくる則近(のりちか)を心の支えに仕事をしていたが、友人の結婚式で出会った芸者姿の藤松(ふじまつ)に衝撃を受ける。一念発起して芸者を目指し、東京に向かった直子だが!?
-
戦いをなくす、その先にきっと貴女がいるから。 不思議な本の力で、三国志に似た世界に来てしまった女子高生・花は、軍師・孔明の弟子として玄徳軍に身を置く事になる。孔明に導かれ、花なりに戦いに身を投じてゆくが、赤壁の戦いを経て「戦いをなくす」という目標をもった矢先、本の力でさらに過去の世界に飛んでしまい…。
イメージの近い作品(知名度:高)
-
97 恋のめまい愛の傷婚約者・亮とともに3年ぶりに帰国した更紗を空港で出迎えたのは、3年前、愛し合いながら仲を裂かれた年下の恋人・琳だった。亮と琳は両親の離婚で名字の変わった実の兄弟だったのだ。更紗の心は激しく揺れる…。 【同時収録】マダムゆかりのダマールな日々
-
コミックシーモア限定で波真田かもめ先生のサイン&コメント付き! 「男」が好きな「男」に恋しなきゃ…。高校時代の失恋からノンケに恋をしちゃいけないと、恋愛自体を諦めていた明良。趣味の料理ブログにある日、「料理が上手なのはホモだからですか?」という失礼なコメントがつく。犯人は九州で働く真面目でまっすぐ過ぎる”優だった。そんな優が突然、同居したいと押し掛けてきて――!? ノンケ×ゲイ、現在進行形の実録BL。その後のエピソードと、明良のモデル、柳 賢斗さんのインタビューを収録!”
イメージの近い作品(最近)
-
76 世界の中心で、愛をさけぶ十数年前、高校時代に体験した恋人の死を巡って展開される、どこまでもピュアな物語世界。超ベストセラー小説の、待望の完全コミック版!!
-
91 ふしぎ遊戯 玄武開伝時は大正時代。多喜子は、父・永之助が訳した中国の書物「四神天地書」の中に突然吸い込まれる。降り立った異世界で、自分が玄武の巫女だという運命を知り…!?「ふしぎ遊戯」の始まりの物語、玄武の巫女の伝説が今、幕を開けた。ファン待望の第1巻!!