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冲方丁の本屋大賞受賞作を完全漫画化!!!日本独自の暦作りに邁進した男の七転八起の人生譚!!--幕府の碁打ち、二代目安井算哲(やすい・さんてつ)こと渋川春海(しぶかわ・はるみ)は、碁の名門四家の一員でありながら真剣勝負の許されないお城碁の現状に飽きており、趣味の算術や天文観測に没頭する始末。そんな時、算術絵馬が奉納されている神社に出かけ……算術の達人「関(せき)」によって、春海の退屈な日常が打ち破られる……!

天地明察

| 講談社(出版)

83

非常に良い

94件のレビュー
立ち読み
Ebook販売元 : コミックシーモア

天地明察のレビューが0 件あります

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94件のネット上の評価があります

  • 100

    sakuhindb

    【良い点】・題材の素晴らしさ。良い意味でマイナー。ドラマ性があり、知名度が高くない歴史上の人物で先が読みにくく、戦国ではない江戸時代や政治的駆け引きという意味での戦をやっている斬新さ。・画力がある。天測や数学を扱うが表現に漫画媒体の強みの分かりやすさがある。描写も表現が上手い。主人公渋川含め歴史に名を残した人物がたくさん出て来るが、いかにも過去の偉人って感じではなく今を生きてる感じが良く出せている。・ストーリーが原作が評価されている作品だけに漫画でもその素晴らしさが伝わる。原作者との関係も毎回あとがきで良好なのも納得。テンポ良く進み、綺麗に収束して終わる。紆余曲折があったが公私共に望んだものほぼ全て獲得したラストのカタルシス。【悪い点】・強いて言えば序盤主人公の卑屈っぽいのが、「え?この人が日本独自の暦作るの??ギャグ調の物語???」って戸惑いがあったこと。次第に慣れて行くし、成長して中年以降はなかなかのしたたかさも見せるのだが。もう少し強気なキャラ描写でも良かったかも。【総合評価】原作が色々賞を獲って、映画化もされたことは知っていたが、「地味っぽい話だな」と避けて、漫画版が完結したら読もうかとブームが過ぎた今に読んだ作品。序盤読んでる時は上記「少し地味っぽい」かなという感じだけど、次第に盛りあがり目が離せなくなった。暦が題材でここまで色々と展開するのは感動的。原作未読だがオリジナル部分も原作者が絶賛しているので良い意味で肉付けもできているのではないかと。終盤にも原作付の強みが出て非の打ち所がない大団円に収束。評価は「最高」で

  • 90

    manga_review

    日本独自の暦を作り出した渋川春海にスポットを当てた話。
    有名ではない人物ですが、その奇特かつ静謐に見えて起伏のある人生に惹きつけられました。

    原作小説が様々な賞を受賞して、映画化もされて一時騒がれた作品。現在は沈静化している中で漫画連載は続いて昨年末完結。その原作付属の強みと円満終了出来た感じの珍しい作品で素晴らしい出来です。原作に足した掘り下げ部分も巻末あとがきで毎回原作者から褒められているくらい関係が良好なのもこの作品が力作な証かと。漫画としてのクオリティが高く、算術や天測が頻繁なだけに表現の強みがあります。

    春海のキャラが妙に弱々しく見える部分が特に序盤は多くイライラしましたが(ここが唯一の欠点かも)、読み進むにつれて成長することで、その部分も彼の謙虚さや優しさとして受け入れられるものになりました。歴史もの特有の時代推移により、中盤から終盤に特に強みがある作品なので、完結した今こそこの漫画版もさらに評価されても良いのではと思います。

  • 60

    manga_review

    原作は未読。
    江戸時代の囲碁、算術、天文がメインの話って地味で難しそうで
    抑揚がなさそうと思ったのですが、思ったよりも話の運びが面白くて
    いいです!
    一見冷めた主人公が熱く必死になっていくのがいいですね。
    江戸の風景や生活の雰囲気もさりげなくちゃんと描かれていて
    じっくり読んでも楽しいです。

    絵も見やすく、適度な掛け合い加減も話の雰囲気を壊してなく、
    江戸の雰囲気がでていて話にもあっていると思います。
    ただ春海さんなんでマゲじゃないの?現代風味な髪型なの?
    後で明かされるんでしょうか?そこだけは気になりますが。

    江戸物が好きなら是非。

    まだまだこれからだとは思うのでとりあえず6点。

  • 80

    cmoa

    江戸時代のプロ棋士は、将軍との予定調和のつまらない碁打ちに代わり、数学の問題解きと問題作りにのめり込んでゆく。憧れの数学オタクに難題を出すことを夢見て猛思考する矢先、政府の特命で地図作りに向かうこととなる。

    これは面白い!主人公の数学への熱中度にこちらまで引きづりこまれます。こんなに熱中できるものが見つかるってなんて幸せなんだろう、という気持ちがふつふつと湧いてくる。続きめっちゃ読みたい!貸してくれるところを探して早数ヶ月に。。読みたいよう。

  • 100

    cmoa

    小説未読、漫画版だけ読みました。
    私は数学も天文学もよくわからないですが、読み手の学のあるなしは関係なく楽しめると思います。
    作中の数学の問題は、読者が解けなくても読み進めていくのに差し障りは全くありません。
    主人公(算哲さん)のキャラクターがかわいらしくて微笑ましいですよ(^_^)
    算術や天文暦学が大好きで歩んでいく道行きが読んでいて清々しく、物語に引き込まれて行きます。
    雑学が好きな人なら夢中で読んでしまう作品だと思います。

  • 80

    cmoa

    小説も読んでいますが、数学といい、天文学といいかなり難しくてすっきり理解できたとは言えない状況でした。漫画になったからといってその辺が明確になったわけではないのですが、何となくわかった気にはなってきます。
    絵がかわいらしくすっきり見やすいのが良いのかも。
    原作者によるあとがき四コマ漫画など遊び心と、意気込みのようなものをかんじます。

  • 80

    cmoa

    偉人たちのお陰で、私たちは学校や本で学べてるんだなぁとしみじみ思いました。ちょっと難しい部分とたまに、この人は誰だっけ?とか当時の時代背景が分からないと??になる部分もありますが、大筋は面白いです。主人公の人柄が良いので感情移入しやすく、読みやすかったです。文字が多いの苦手な人には向かない話だと思います。

  • 60

    cmoa

    原作未読ですが、面白かったです。小難しい部分もありますが、好奇心がくすぐられる内容にわくわくしながら読み進めることができました。絵柄もきれいで、各登場人物の魅力がよく表れているようでした。雰囲気に合っているせいか、主人公の髪型が現代風なのも気になりません。

  • 80

    cmoa

    数学ってものの奥深さ、面白さ、そして、「数学なんて勉強して意味あるのかよ!」と思っていたものが、なるほど、こういう風に自分たちの生活に密接に関係しているものなのだな、とストンと腑に落ちました。小難しいけど面白い。

  • 60

    cmoa

    映画を先に見ました。映画よりも細かく分量も多いのか少し難しいかなという印象。理解できますが、サクサク〜と読むものではないです。絵はちょっと苦手でした。線が細く印象のない絵。みんな鼻の下が長いのもちょっと気になる。

  • 80

    ebj

    小説はもとよりゲーム、アニメ、漫画原作などマルチに活躍する異才、冲方丁 (うぶかたとう)の初の時代小説にして、本屋大賞・吉川英治文学新人賞など 数々の賞を受賞したベストセラーを完全漫画化! 江戸時代初...

  • 0

    ebj

    漫画でも難しく感じるのに、これを最初に小説で読んでも私は全く理解できないだろうなぁ。直角三角形に内接する等円が2つ。この円の直径はいくらか?という問。解は七分ノ三十寸(30/7)漫画家+担当の解説を見...

  • 100

    ebj

    地学が好きな理系女子にはぜひ読んでほしい。歴史が多少苦手でも大丈夫です。何より,算哲くんの表情がとても豊かでかわいい!! 学生時代すごく苦手だったはずなのに,数学っておもしろいのかもしれないなと感じて...

  • 100

    ebj

    日本史がどうも苦手で、江戸時代と聞いただけで小説も漫画も読まず嫌いをしていました。 しかし、暦・天文・数学…と興味をそそるキーワードにつられて、最初に漫画版を読んでみました。「絵」ってほんとうにスバラ...

  • 0

    ebj

    原作を先に読もうかと思ったけれど、導入編として買ってみた。これが大当たり。絵も綺麗。何百年も前の、今のような公式も無い中で、このような数学の問題が解かれていたのだなあと思うと胸が熱い。あと、問題に戦慄...

  • 80

    ebj

    何気なく購入。大変面白かった。江戸時代に生きる人々の「数学」との関り方が描かれている。正体不明の天才数学者が気になるので続きを買おう。主人公と天才数学者との出会い、そこからどのように主人公が成長するの...

  • 100

    ebj

    久しぶりに全巻読み終えた後に感動し、妻にも「これ読んでみて。」と推奨したのですが・・・、妻は少し読んで「ふ〜ん。」と言った程度で1巻しか読んでくれませんでした。私としては非常に感動したのですが、読む...

  • 80

    ebj

    冲方丁原作の『天地明察』のコミカライズ。主人公がイマドキの長髪なのはどうかと思ったのだが、それにしても魅力的なキャラが動き回って、非常に生き生きとした魅力的なマンガになっている。図形の証明問題は飛ば...

  • 0

    ebj

    試し読み小冊子で春海さんがあんまりにも可愛くて衝動買い。冲方先生の「なんなら尻尾つけて左右に振ってもらってもOK」のお言葉通り、春海さんの算術大好きなひたむきな気持ちが鮮やかに描かれていてとってもい...

  • 0

    ebj

    原作は文庫落ちを待ってるので、コミックを先に。女子がいまいちかなあ。(性格キャラ造形ではなく絵柄的に)わかりずらく、おそらく文字情報も多いだろう原作を読みやすく、わかりやすく伝えていらっしゃると思い...

ネット上のイメージ

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