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日本大使公邸料理人は、料理人の日本代表なのです――。お客さんに「気持ち」が伝わる料理を作りたい!! そんな夢を叶えたいと、完全分業制で何百人分もの料理を次々と組み立てていく大手ホテルの料理人を辞め、ベトナム・ハノイの日本大使公邸の料理人になった大沢公(おおさわ・こう)。倉木(くらき)大使や大使館員の古田(ふるた)、公の料理補助をするホアらとともに、ベトナムの人々と心を通わせることのできる料理を志す!!

大使閣下の料理人

| 講談社(出版)

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大使閣下の料理人のレビューが0 件あります

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77件のネット上の評価があります

  • 60

    amazon

    1巻のみを読んでの感想です。内容に触れています。テーマについて。人間関係の問題やビジネス上の課題をプロフェッショナルの技で解決するというアプローチはいまやそれほど目新しいものではなくなってきていますが、外交問題に焦点を当てている点、特にベトナムという、よく知っていそうで実はよく知らない国を扱っている点が面白く感じました。ただ、料理マンガである以上、料理が美味しそうに見えることは大事だと思うのですが、このマンガでは料理の絵は非常に小さく、見ていて食欲をそそられませんでした。味も匂いも伝わらないマンガだからこそ、視覚効果と、食べた時のリアクションで料理の「おいしさ」を伝える努力を放棄しないでほしいなと思います。外交の現場で食事をしている以上「むむ!この食材はっ!」みたいな派手なリアクションは無理があるかもしれませんが、あまりにも説明的な描写にとどまり、結局どんな味がするのか、よくわかりませんでした。関連して、調理シーンも非常に説明的です。専門用語を駆使してセリフでレシピを紹介しているのですが、読者が真似して作ろうと思うまではいかなくとも、特に、多くの読者が馴染みがないフランス料理であればこそ、どんな味になるのか、絵の力でもう少しイメージさせてくれてもいいんじゃないかなと思いました。、ストーリーについて。一つ一つのエピソードは、問題の発生、主人公の葛藤、解決までの流れがよくまとまっており、話の流れにぎこちなさは感じませんでした。ただ、最初のエピソードでは、日本のライバルを「B国」として扱っているところなど少し抽象的で、問題の重要性が伝わりにくかったように思います。全体的に淡々としすぎていて、ドラマ上の盛り上がりに賭けるように思います。フランス大使との料理対決のところなど、もう少し相手方を掘り下げて嫌なやつだと思わせたり、主人公を窮地に追い詰めたりしないと、話の流れが兵站すぎて、少し退屈です。また、個々のエピソードを離れて大きな話としてみた時に、この種のマンガにありがちではあるのですが、主人公がもともと才能を備えているため、話が進むにつれて主人公の成長が(少なくとも1巻では)感じられず、続きが気になる、とは感じませんでした。他のレビューで触れられている恋愛要素も、外国に単身赴任した妻子持ちの男が現地のバツイチ女性といい感じになる、というとても爽やかとは言えないものなんで、せいぜい、日本に帰国するときの別れ話でひとやま作るのかな、とか思うくらいで、そんなに展開が気になるものでもないし、だいいちこの漫画全体のテイストとマッチしていないと思います。キャラクターについて。ストーリーの兵站さに輪をかけてまずいのが、キャラクターの「演技」です。セリフが敬語のキャラクターが多いのも問題ですが、みんな全体に無表情で、感情の起伏に乏しく、セリフに感情がこもっていません。絵の問題でもあるのですが、動きにダイナミズムがなく、構図に工夫もないため、単なる会話劇になってしまっているのですが、その会話があまりにも淡々と行われるため、まるで教育まんがを読んでいるようです。また各キャラクターの造形について、よく描かれているというレビューがありましたが、私はそうは思いませんでした。主人公は熱い男だという描写があるのですが、外見上はとてもそのように見えません。ノンキャリ外交官と現地女性を仲直りさせようとしたりする八方美人さもちょっと鼻につきます。妻子がありながら、現地女性の下着姿を見て体のラインが綺麗だなどと浮ついたセリフを吐くのも、男からしても気持ち悪いです。大使館で働くノンキャリの外交官も、体格が大きい割に豪放磊落というわけではなく、むしろ嫉妬深く、うじうじしていてやはり気持ち悪いです。ヒロインと思しきベトナム人女性も、出会ってすぐの主人公を簡単にナショナリスト呼ばわりするなど説教臭い面があるかと思えば、ちょっと優しくされると簡単に主人公が気になっちゃったりして、しかもストーリーへの絡み方も中途半端で、あまり魅力的に感じません。また、主人公とノンキャリ外交官の彼女に対する軽口(バツイチがどーとか、暴力的だとか)も、趣味が悪いように感じます。総じて、キャラクターにそんなに魅力を感じませんでした。絵柄について。既に触れたとおり、キャラクターの動きが乏しく、絵の迫力がありません。動きの少ない料理マンガであるからこそ、料理の絵にこだわるとか、厨房のシーンでも、構図やアングルをもう少し工夫すればいいのにと思います。なんだか画面が全体的に窮屈に感じます。またせっかくベトナムの話なんだから、街の風景や建物なんかももう少したくさん登場させればいいのにと思います。以上のような多くの欠点を持った作品ですが、ベトナムの外務大臣が、主人公の作った料理を食べて貧しかった子供時代の母とのエピソードを改装するシーンだけはとてもよかったです。

  • 80

    amazon

    マンガもグローバル戦略の中に存在している。ベトナムを舞台とすると言う点で、おおきな変化が。中国プラスワンのひとつとしてのベトナム。そこでの食がどんなものかは興味深い。「気持ちを届けられる料理」をめざしてベトナム大使館の料理人になるフレンチ料理の大沢公(28歳)。倉木和也大使が採用する。というストーリーとして、ニッチな内容を うまくあぶり出す。外交官の七つの資質。平静、良い機嫌、正確、謙虚、誠実、忠誠、忍耐。サヴァランはいう『食卓にこそ政治の極致がある』ということで、外交官が焦点となり、大使館のコックが主役。おもしろい選び方だ。『ベトナム人は 動物の鳴き声以外はみんな食べてしまう。』から 始まる。中国人は机の足以外というより、秀逸な言葉だ。鶏の血を 固める料理。ふーむ。おもしろい。料理補助の ミンホア。(バツイチ子持ち)ベトナムのグエン外務大臣を食事に招待する。グエン外務大臣は ゲアン省の出身。そこから、イメージする料理。ゲアン省では 貧しく 『木の魚』をおかずにして食べると言う伝説がある。痩せていて 貧しい土地であるが故に、 ホーチミンなどの革命戦士を生み出した。日本のモノサシではなく ベトナムのモノサシで、はかることが 大切である。中身の見えるベトナム春巻き。そこから、インスピレーションを。それぞれの国の食材を包み込む。ナポレオンのマレンゴ風料理。『素材に感謝して心をこめて料理する』鶏、トマト、ニンニク、オイル、コニャック、タマゴ。フランス料理は フランス人しかできない。『田舎の学問より、京の昼寝』日本人にもフランス料理のエスプリがわかるチャーチルは言う。『戦争には決断、敗北には挑戦、勝利には寛大、平和には善意』交渉は闘争であり、敗北には挑戦しかない。日本人は スマイリング、サイレント、スリーピング。ゲアン省の天然塩。母なる海の神。キューリにつけて食べると 苦みが甘味に代わる。父がつくった 50年前の塩の味。それは、母親のナミダの味だった。市場にいる大統領。ホーチミン世代の想い。日本嫌いの大統領。『自助努力』という日本語をベトナム語にない。それを がんばりなさいといったことで、日本は いつから ベトナムの先生になったのだといわれることに。大統領は、スッポン料理が好きだった。これも、重要なインテリジェンスである。外国における食の文化、その歴史を知った上で、食を通じての外交とは重要な意味を持っている。マンガが、大人向けのものになったことを痛感させる。

  • 60

    manga_review

    これはなかなか面白い組み合わせ。「料理」+「外交」(政治)とは。

    全く異なるジャンルを組み合わせて「ひとつの作品」として完成させるという手法はなにもこの漫画に限ったことではない。
    けれど、この漫画においてはその手法が作品自体を「単なる料理バトルで味の優劣を競うだけ」のものから脱却させ、日本の行く末、そして世界の未来さえも決定するような大舞台へと主人公を導くことで「料理自体の価値すらも」大きな意味を持つものに高めることに成功した。

    国と国との駆け引きは「丁々発止」のやり取りで腹の探り合い。

    しかし、我等が「日本国」はペリー来航の昔から「外交下手」ときていて、昨今も北朝鮮にはやられるは、ロシアからは何時まで経っても「北方領土」問題を議題にしてもらえないは、中国にも韓国にも領海を侵されるはでいいところが全くない。こういった不甲斐ない状況を歯痒く思っている日本人は少なくあるまい。

    原因は・・・・やはり語学力に長けた人間が少ないというところが大きいのではないだろうか。
    言葉は互いのを知り合うための「心の架け橋」となるべき媒体・・・・。それが疎通しないのでは、橋の途中に関所があって検問に引っかかっているようなもの。
    「通訳」という伝令係が橋の「こっちとあっち」をフウフウ息を切らしながら往復しているような状況ではとても「対等な交渉」など望めまい。

    倉木大使のような度胸のある方が立派に「主役」を務めてこそ、「外交」という舞台の上で本来「脇役」であるところの料理が、文化・言語・習慣という垣根を超えたグローバルな「おいしい」に繋がるのでしょうね。

  • 100

    sakuhindb

    物語の最後ページ下のfinという字を見たときに心からいい気持ちになれる大人の物語が多い。中国要人の妾のストーリーも「遅すぎるということは無い」「そうね〜」で、なぜか幸せな気持ちになってしまう。ふんわりあっさりした絵柄(雑ではない)と原作者の良いと悪いのバランス感覚が最高にかみ合っているんでしょう。ホアの魅力に取り付かれて、ベトナム編が終わり、愛が出てきたときにはがっくりきましたが丸っこいキヤラになったのが功を奏し、北島といいコンビで最終巻までいつのまにか引き込まれて読みました。外交とはかけひきと忍耐だということ、料理のおいしいという喜びは世界共通なんだということ、滅私奉公(権威にではない)の公、女性たちが(アインも含め)表情豊かで物語りに華をそえたこと、すべてが最高のレベルで溶け合っており、つまらない話は1話もありません。北朝鮮の回は、国は違っても人間が感動する気持ちは同じだという希望をみせてもらいました。おいしんぼと読んだ後の気持ちを比較すると天と地です。25巻で終わったのが残念な反面、最高レベルで終わって良かったという気持ちもあります。また出てきた料理の絵がすばらしく綺麗で、原作者には悪いですが表紙写真よりもおいしそうに見えました。これもおいしんぼと正反対。ここまでの漫画だと編集部にまで感謝したくなります。評価は今さら言うまでも無いですが、最高!!ただ、硬いタイトルで読者を得るチャンスを減らしてますね・・ 料理漫画での最高傑作です。

  • 40

    amazon

    絵に描いたような善人の主人公をはじめ、ステレオタイプの分かりやすいキャラクター達が、分かりやすいストーリーを演じる。このカタルシスのなさ、エントロピーの低さは創作物としてどうなのだろう。かと思えば、料理に関してはつい読み飛ばしてしまいたくなるくらい、技法やウンチクが多めのテキストで語られる(が、調理シーンの描画は皆無に等しい)。そして不自然に語られる、主人公とホアちゃんの淡い心の交流。フランス人シェフ達と唐突に始まる、スーパー食いしん坊みたいな古典的な”味勝負”。この分かりやすさ、万人受けぶり、おそらくドラマ化前提なんだろうな。こういう”作られた”世界に没入できるかどうかは人次第だし、ふっとしたときに読む作品としては、無害で趣味の良いエンターテイメントだと思います。が、ただ、ちょっと世間をかじった大人の皆さんや、ひねくれたマンガ読みの皆さんにとっては、退屈で仕方がないんじゃないかな。あえて苦言を呈せば、ベトナムに対する熱い思いが作品を生み出したのではなく、作品に厚みを持たせるためにベトナムを選んだ、そんな感じがします。いや、思い込みかもしれませんが。・・・

  • 80

    amazon

    ベトナム人の顔がよく描けています。たくさん写真を用意して資料に忠実に描いたんでしょうね。「ああ、この顔あるある」ばかりで、ベトナム滞在が長い人はついニヤニヤしてしまうでしょう。ただしこの作品内のベトナム語はちょっと、ですね。アインが7歳くらいだとすれば、28歳のコウを anh とは呼びません。chú(おじさん)になるでしょう。3歳くらいであればホアの真似をして anh と呼んで、まわりに「あら!おませねえ!」と笑われることはあるでしょうが。また、nỗ lực(努力)という語を使ってベトナム国家主席(大統領じゃないよ)を怒らせるエピソードがありますが、作中で語られる「nỗ lực は目下にしか使えない失礼な語」というのも間違いです。311震災のときは普通に Cố gắng Nhật Bản, Nỗ lực Nhật Bản (頑張れ日本、努力だ日本)というスローガンも見られました。作品自体は、料理を通して人間の本質的なプライドを問う物語になっておりとてもよいです。まぁ、あんな高潔な外交官は日本国外務省にいないので、そこは嘘が過ぎますが。

  • 100

    amazon

    料理ジャンルの中では最高に好きな作品です。この作品の気持ちのよいところは、主人公が原理主義に走らず、その場で入手し得る限られた材料の中で、状況や相手について慮った料理を、もちまえの技術と発想力で工夫し、創り出していくパターンとなっていることです。また、主人公が、「この料理はこうでなくちゃ○○とは呼べない」みたいに、決めつけるようなこともありません。どんな国に行ってどんな料理を食べても、現地の料理から、その土地独特のエッセンスを見つけ出し、肯定的に捉えようとします。現実には、どんな国でも不味い店、美味しい店というのは存在するし、場合によっては実害を被るレベルで衛生状態に問題がある屋台もあります。そういった部分を表現していないのは、ファンタジーとして受け止めています。また、登場するひとりひとりのキャラクターが丁寧に掘り下げられており、雑に扱われることはありません。基本的に登場人物は、根は善人揃いです。そういった部分も、大人向けのファンタジーとして捉えています。

  • 20

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 切ってしまったので2巻の途中までしか読んでない上でのレビューです。
    総括としては個人的には面白いとは言えませんでした。料理があまり美味しそうには見えないのと、へー!みたいな意外性や感動みたいなのもないし主人公の成長もなくストーリーがただただ進んでいくイメージ。

    あとホア周辺の恋愛描写が苛立ちました。
    常識人ぶってるのに恋人?に曖昧な態度を取るわ、主人公奥さんや娘のこと気遣っときながら主人公にアプローチかけるわで何だこいつ…主人公もそんなホアに流されかけててイライラします。
    料理の食材等手に入れるのに全く必要ない描写な上、この恋愛描写が主人公の成長に一役買う!みたいなこともない(3巻以降であるかもですがそれにしても長い)のでなぜこんな展開にしたか謎。

  • 80

    amazon

    ドラマになったのは知らず、たまたま読んだだけなのですが結構面白い登場人物には意地っ張りな人とかちょっとこじらせちゃった感じの人もいるけど基本的に悪人は出てこないのでマッタリ読めるアジア周辺国の複雑な対日感情を感じさせつつも重くはならず、話し合いの重要さと仲良くなれるかもしれないという希望を感じるいい漫画だと思ったちょっと日本びいき、主人公びいきの感もあるけど、単純に主人公が勝つ少年漫画みたいなもんだと考えればそれも良し料理も食べたことない感じの物が多くてどんな味なんだかさっぱり想像つかないけど、昔テレビチャンピオンで一口味見させて貰ってたリポーターのように自分にも一口くれといいたくなる、そんな漫画だった外交の場は大変そうで一緒のテーブルに着くのは無理ww

  • 100

    amazon

    私は海外出張の多い身なのですが、最初に料理助手であるホアに諭された 「お茶漬けナショナリズム」 という言葉に深い感銘を受けました。まさに自分はこれに陥らないように努めているからです。さて、内容については深いです。私は美味しんぼも好きなのですが、あちらはあくまでもお料理好きが語ったウンチクの集大成なので素人っぽさがあるのですが、こちらは真に料理に迫っている感覚をうけました。後日調べてみると、作者は実際にシェフだったようですので納得です。作品は一言で表現すると、外交の一つの手腕としてお料理が存在する様を描いたものです。主人公のシェフ 「公」 の性格も良く、お料理のウンチクについても机上論に終わること無く前向きで素直に楽しめる作品でした。2巻からも楽しみです。

  • 100

    amazon

    ベトナムの日本大使公邸を舞台に、笑顔を絶やさない、真の熱いフレンチのシェフが活躍する物語。権謀術数うごめく外交の舞台に、シェフのジャンル拘らず創意工夫する料理の数々が、どんな形でドラマを生み出すのか、見どころです。料理が会話を弾ませて、いつのまにか人や国やら動いちゃうダイナミズムが、原作者西村氏の経験を元に、説得力ある書き味で描かれています。(西村氏は主人公と同じく、元ベトナム日本大使公邸料理人)外交+料理という難解で読みづらそうなテーマを、軽いテンポで読ませる工夫も一級品。暗い気分になる物語じゃないので、女性の方にもおすすめ。サクサク読めますよ。手に入れるなら、入手しやすい文庫版も検討してみて。

  • 40

    amazon

    冒頭から繰り広げられる三角(四角?)関係に正直うんざり。パッと見いかにも誠実で人畜無害そうな主人公の無神経さにだんだんイライラしてくる。(これがもっと破天荒なキャラだったらむしろ腹も立たないだろう)主人公と叩き上げ官僚との間をフラフラするヒロインのベトナム人女性も色々と設定を盛りすぎていまいちどういうキャラなのか、何がしたいのかよく分からない。あと基本的にこの漫画には度量の広すぎる聖人のような人と鼻持ちならないクソ野郎の二種類しかいない。毎回分かりやすい敵役が登場し、大使閣下(聖人枠)と主人公がその鼻をあかして敵が反省してめでたしめでたし、というのがテンプレ。正直なところワンパターン。

  • 60

    amazon

    ストーリー自体は 面白いです。舞台がベトナムというのがいいですね。ただ1巻から なんとな〜く恋愛要素があって、そこがちょっと。主人公が もう本当に自分の勝手で 妻子を日本に残して ベトナムに来てるのに、ちなみに奧さんは かなり度量があります。それなのに、ホアという女性が他の外交官と 付き合っているのに 、主人公を好きになってしまったようです。主人公も 彼女をそこまで気にかけるのは、誤解を招くだろうしめんどくさいですね、恋愛要素が入ってると。主人公が既婚者なので特に。女性が登場するのは、もちろん良いですがこういう設定は めんどいです。

  • 20

    amazon

    古い作品だからか、大変押し付けがましいとすぐに読むのをやめてしまいました。主人公はベトナムの美人に猛然と責められ、ベトナムの方が正しいと折れます。日本よりベトナムの方が正しいと。この辺で、なんだかなーと思った後、子供は作らない約束で結婚した奥さんを酔った勢いで押し倒し子供を産ませ、働き子育てをしているその妻に一言の相談もなく仕事を辞め夢のために海外へ。仕事への情熱?妻は許すのが美徳?妻の人格も自由も人生設計も踏みにじって放り出して、夢?評価が高いことが信じられません。男性はこれが気にならないんですね。

  • 100

    amazon

    ベトナム在住歴があるので、今回の物語は「おお!」と思いながら読みました。随所に現れるハノイの建造物や背景。正直ローカルのベトナム料理は、味の素ごってり、油こってりお砂糖どっさりで、現実は巷のヘルシーなイメージとは裏腹に、本当は太る素のようなメニューのオンパレードなのですが、この料理人が作る余計な物を入れない素材の持つ美味しさを引き出すお料理を見て、ベトナム料理の深さを感じられずにはいれませんでした。物語は、話の内容も去ることながら、お料理好きの人が見ても引き込まれる内容なので一読の価値があります。

  • 80

    sakuhindb

    実際にモデルがいて、原作者も大使館の料理人だったこともあり、細かいところにリアリティがあった。料理モノというと「美味しんぼ」みたいに、何でもかんでも料理で解決! みたいな単純明快な方向に行きがちだけど、この作品は、あくまで料理は外交手段の一つと捉えて、「料理を通して、会話をし、それが対話になり、相手の真意を引き出す」という過程が丁寧に描かれているから、不自然さがない。「外交が失敗した! よし、こうなったら"料理"しかない!」という感じにならなかったところが、秀逸であある。「とてもよい作品」です。

  • 100

    sakuhindb

    料理と政治的な要素を絡め、なおかつそれがここまで深い所まで突っ込んで描かれた漫画はほとんどないのではないでしょうか。漫画にありがちな綺麗事ばかりではなく、打算的な部分も全て引っ括めて問題の解決を目指す工や倉木大使は物凄く魅力的でした。自分はベトナム編終了後からが好きです。登場人物や家族との交流が増えたことで、工の人間性の豊かさが浮き彫りになった気がしますし。とにかく、外交に関する蘊蓄だけでも一見の価値あり。…本当に、倉木大使の様な優れた外交官が現実にもいないものかと思ってしまいますね。

  • 20

    amazon

    3巻まで読みましたが、登場人物が皆、なんか変に気取ってる印象があります。いつも敬語で、きれいごとばかり言ってるからでしょうか。ドロドロめの恋愛ネタも絡めて来ますが、どことなく偽善的で、恋愛ネタは必要なのか?と思いました。料理勝負も、都合のいい偶然が重なりまくるのと、主人公の考えが全て理解され受け入れられてしまう、予想外のことが起こらない。ご都合主義的でつまらないです。「ベトナム」が舞台という必要性を感じません。そして、絵に魅力がないです。ヒットした理由がわからない漫画でした。

  • 80

    cmoa

    外交大使館付きの調理師という限定した舞台と世界観によって、料理以外に深いストーリーの奥行きを作った画期的な作品です。
    主人公は日本人ですが国外の大使館詰めということで、料理をふるまう相手の多くは外国の要人、考え方も文化も違う相手に料理が伝えるメッセージ、外交の場で果たす料理の役割、大使館をとりまく情勢の中での外交官や関係者の姿、そして料理人としての人物像、単純に料理マンガという枠ではくくれないほどドラマ性の高い異色の料理マンガで、地味ながらかなり面白いです。

  • 100

    sakuhindb

    【良い点】短いオムニバスながらドラマチック爽やかな感動創作フレンチの絵と説明がリアルでよだれもの【悪い点】外交の説明が少し難しい【総合評価】感動の名作と思います^^世界情勢と外交という難しくてとっつきにくい題材も料理という潤滑剤で身近なものに。単なる政治のかけひきだけでなく個人が抱える心の傷や幸せの思い出。それを料理で無理なく解決して毎度最後には爽やかな感動が。私はベトナム編が大好きでそれぞれのエピソード全て泣けます。心が洗われる名作です^^

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