ライフ2 ギバーテイカー

あの壮絶なイジメ描写で衝撃を与えたライフの2ということで続編になっているのだとおもっていましたが、そうではありませんでした。かつて世間を騒がせた殺人犯の少年が社会に戻ってきた。より大きな悪となって!という刑事サスペンスです妹の死をきっかけに刑事となった倉澤樹がルオトの正体を暴くべく奔走していきますがしかし相変わらず読者の気分を悪くさせるのが上手い人(褒め言葉)だなぁ〜。ルオトの狡猾さや残忍さにゾクゾクしながらも、正しい側であるはずの倉澤ががじわじわと首を絞められるように追い詰められていくのがもどかしいながらもドキドキしていましたが、、、それだけに最後の展開が納得いかない。同窓会から一気に駄作になりました。だってそれまで表には立たずに、事件を裏で操るように立ち回っていたルオトが最後は破滅願望でもあったかのように自ら事件を起こして自滅しちゃったんだもん天使のような笑顔の裏に隠されたルオトの悪魔の顔をどうやって世間に晒すのか。ルオトの完全犯罪を暴くことができるのは直接のターゲットにされている倉澤だけでありその刑事としての執念や、小さな綻びからどうやって事件を紐解いていくかを読ませる漫画じゃなかったのかよ!それまではサスペンスとして上出来だっただけに惜しいです※他作品との比較になりますが、作品のタイプでは「サイレーン」が近いかな。生まれながらのサイコキラーやら、それを擬態して生きることを得意とする犯人象やら刑事vs犯罪者の図式などが一致していました。犯人と刑事の性別がちょうど逆になっているのも対比としておもしろい

【このレビューはネタバレを含みます】 無料だった時初めて読んでから、今回でようやく最終巻でした。

最初はどうなるのかと思いましたが、結局誰が1番悪いのか、人の生死、犯罪者の、ルオトの心理とは一体なんなのか、とても考えさせられました。

きっと彼自身もどう生きていけば正解なのか分からなかったけど、樹に出会ってあらぬ方向へねじ曲がってしまったけど彼にとってはあの行動が正解なのではないかと思ってしまいました。
心が痛くなるようなお話ですが、最後のルオトへの面会で話した言葉にはグッときました。
是非とも参考までに。 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 ライフの時も全巻読み、ドラマも楽しませていただきました。続編かと思い読んだのですが、全く別の新しい話です。
この作品も楽しく読ませて貰いましたが、少し順調に上手くいきすぎかな？いくら頭が良くても、計画が狂う事なく十七歳の少年がここまでの完璧犯罪を犯すのは無理だと思う。
もう少し犯人の手がかりが残ってて（故意に犯人から残された物ではなくうっかり落ちた髪の毛など）の方がリアリティあったかなと思った。
でも面白かったです。 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 完結おめでとうございます！すえのぶけいこさんの作品は小学生の頃から一通り読ませて頂いてたのですがこの作品が一番好きです！！
人が死ぬ系はあまり得意ではないのですがこの作品はなんかクセになります…
今井さんとくっついてくれて嬉しいです！
わたしとしてはハッピーエンドだと思います。
もう少し見たかったですが完結して下さったおかげでスッキリした気もします。（笑）

素敵な作品ありがとうございました！ 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 ライフの続編と思ったら何の関係もなさそうですね。
子供が殺されるシーンはかなりショッキングでした
ヒロインは凛としていてかっこいいのですが、目撃者への事情聴取を任されたのに何も聞いてなくて上司に怒鳴られるところは、確かに・・そうだよなあって思っちゃいました気持ちは分かるけど仕事でしょ？って
全体的にはさすが安定のすえのぶ先生続きが気になるので２巻以降も買うと思います。ドラマ化の予感 続きを読む▼

天使の皮をかぶった悪魔のような少年、ルオトがどんな計画で人々を欺き陥れていくのか。パン屋の娘さんはどうなってしまうのか？ルオトは報いを受けるのか？ルオトの生い立ちは…？
1巻を読み終わったところですが、とても続きが気になる作品です。ヒロインの樹が強くて自立した女性なところが救いというか、読んでいるこちらに安心感を与えてくれます。

ルオトの表情（ライフの佐古くんを彷彿）など、時々絵柄や表現が過剰に感じられる点がちょっぴり気になるかな。

【このレビューはネタバレを含みます】 こういうサイコパス的な犯人を追いかける刑事物ストーリー、流行ってるのか、よく見かけるけど、この漫画についてはストーリーの流れがうまくて、引き込まれた。また犯人が美少年っていうギャップがいい。なんでそんな事をしちゃったんだろう、ってやっぱりサイコパス思考は理解できないけど、理解できないからこそ、怖いなー。続きが気になる物語です。 続きを読む▼

他はライフしか知らないけど、この方の作品は結末がスッパリさっぱりしていていいですね！もう少し、家族や周囲の人々の後日談をじっくり見たかった気もしますが、グワッと盛り上げて潔く終わる、気持ちのいい読後感です。絵も細部まですごく綺麗で読みやすい。どうでもいいですが最終巻では貴志祐介の悪の教典をちょっと思い出しました、貴志だけに。

【このレビューはネタバレを含みます】 ライフの続編かと思いきや、全く別物の刑事もの？の話です。でも面白いです。
妹を無惨に殺された刑事樹は、強くて真っ直ぐでカッコイイです。
反対に、殺人犯のルオトも美少年でミステリアスで魅力的です。
今の段階では、確かな殺人動機など不明で、続きが気になってしょうがないです！ 続きを読む▼

ライフ２となっているけど、別物です。
サスペンスになっていて、私はこちらの方が好きです。
続きが気になる。
ただライフとの共通点はやりすぎ露骨感かな。
いくら男性社会だからといってもそこまで露骨に会社内で虐めたり、友達が急に態度変わったりはしないだろうっていう設定はライフと通じるものがあります。
そこが苦手な人はいるかも。

あっという間に3巻一気読みでした！展開が面白い！次が気になって仕方ない！すえのぶ先生青年誌いって正解だよ、ホント面白い…！ゲスの極みなルオトが知能犯というか、主人公より２つくらい先回りしてドン底に突き落とす、まるでジェットコースターみたいに話が展開していきます。もし現実にこういう事があったら嫌ですけどね…(ｰ ｰ;)

ライフ1は読んだことはなく、こちらのライフ2から読みました。1と2は繋がっていないようなので、こちらから読みはじめで大丈夫のようです。元々活動誌が少女漫画家さんなので深い話は期待せず、軽い気持ちで読みはじめたら一気に引き込まれ、あっと言う間に既刊を読み終えてしまいました。…しかし新刊を楽しみにします。

学園いじめもののライフの続編ではありません。妹を近所に住む美少年に殺され、復讐心を糧に刑事になった主人公が、刑事としての自分・被害者遺族としての自分との葛藤を抱えながら事件に挑む話。美少年は出所して、人を巻き込みながら事件をおこし続けるサイコパス…。話の終着点が読めず、ドキドキします！

前作「ライフ」とは別作品ですが、「生きる」ことについて描かれているのはどちらも同じです。
共にテーマが重く、読むたびに心が抉られますがそれでも主人公の瞳の奥に宿る強さに惹かれて、読むのが止められなくなります。
6巻という巻数でこれだけのテーマを無理なくまとめあげているのはすごい。

【このレビューはネタバレを含みます】 六巻でよくまとまってるな、と言うのが作品の感想です。
割とよくある殺人鬼対主人公の設定の中でも、分かりやすく読めます。
ヒメアノ〜ルくらい重いのも面白いですが、分かりやすくドラマ化されそうな作品だなーというのが感想です。 続きを読む▼

【このレビューはネタバレを含みます】 学生時代からすえのぶさんの作品はずっと見てましたが、今回もとても面白いです！！

ルオトが歪みすぎててヤバいです。
どうかハッピーエンドになりますように！！
今井さん死なないで！！！ 続きを読む▼

ハマりました！サイコパスな少年が出てきてちょっとエグいけど、どんどん引き込まれます。
ストーリーと展開の速さが丁度良くて私にはピッタリでハラハラドキドキです！今後が気になるので、ほかの方のレビューも参考にして、是非読んでみてください！

妹を殺した奴を絶対にゆるさないと警察官になった主人公の話ですが、内容的にはおもしろいし読みがいもあると思います。ライフのように
ただ私は暗い話が読みたい訳ではないので購入はしないです。
主人公が幸せになってくれたらいいなと思います。

【このレビューはネタバレを含みます】 ライフ好きで読んでいたので読んでみましたが、続編などではなくまったくの別物です。サイコパスな犯人を追い詰めていく主人公はカッコいいけど、最後バタバタしてたなーという印象。 続きを読む▼

重い内容で、絵が綺麗なだけによけい辛く見えることも。
まっすぐな主人公に対し、相手はあまりに強敵。
最初が最初だからハッピーエンドはありえないけれど、なんとか最後はうまくおさまってほしい！
願いながら読んでいます。