© ハーレクイン

伯爵未亡人マライアは、5年前に夫が亡くなってからというもの、妖艶な美貌を武器にあまたの愛人を作っているともっぱらの噂だった。そんな醜聞を信じた男がひとり彼女のもとを訪れた。ウォルフィンガム公爵ダリアンは、弟をたぶらかすのはやめろと一方的に彼女を咎めた。事実無根だわ! 本当の私は男性に愛されたことさえないのに……。だが、そうとは知らない彼からの傲慢な責め口調に耐えきれなくなり、思わず押しのけると、ダリアンはその場で気絶してしまい…!?

ハーレクイン 不遜な公爵の降伏

| ハーレクイン(出版)

立ち読み
Ebook販売元 : コミックシーモア

ハーレクイン 不遜な公爵の降伏のレビューが0 件あります

レビューを投稿する

19件のネット上の評価があります

  • 100

    cmoa

    本作のヒロイン、醜聞まみれの未亡人に、自分の弟が入れ込んでいると聞き、いきり立って乗り込み別れさせようとする兄。私の知人にも兄ではなく父親が乗り込んで手を切らせたケースがある。当事者にはトンでもな暴虐だが、裂いてる方は正義感一杯で陶酔状態なのだ。
    このストーリーは、そんな余計な行動の主がメインキャラで公爵さまのご身分。
    貴族とは王家を支える家臣、中でも彼は国の為に体を張って守ってきた熱い男。留守の間に世間知らずにも弟が問題のある女にお熱?、帰国早々耳に飛び込んだ悪い話。男を手玉に次々と、などという女性に、他でもない我が弟が騙され、してやられてなるものか、と断固阻止すべく頭より先に動き出していた。が、噂の張本人と接触、図らずもその回数を重ねるほどに、噂とは違う人物像を自分の目で観察出来ていく。

    生身の実物との接触で、彼の中で違和感が頭をもたげ始めると、一つ一つの振舞いに噂を裏付けるものが見つからないばかりか、終には貴族界に定着していた噂を、自ら否定できるほどの確信を強めていく。彼女はそんな人ではない、と最早好意は押し留められない。

    人の色眼鏡というものの事実無根ぶりが、ヒロインの艶聞を彩った。それを容易く信じ込み、その目で当初は接してきた。そんな人間だと思い込むことに不思議さはない。実際なにもなかったのに二人はできていると、他にも相手がいるなどと、他人がいくらでもまるで見てきたように噂を吹聴したのだろうとは、実社会に照らして想像に難くないこと。思い込む人に限って自分の目に自信あるのも、これまた実社会にもあるあるのこと。他人のフィルターのかかっていない自身の目で見ることの大切さ!私もそう言いたくなることがあるからよく分かる。
    自分の目を信じて、本人の居ないところで軽口を叩いた友人らに、反射的に庇う彼の行動が、もう安易には流されない自分のヒロイン像を固めつつあった心理状況を示すものとして、適当にその場を合わせたりなどしてやり過ごさない彼の性分をもどこか描写していて、比較的ストーリーの前の方にそれが持ってこられていたところに、作者の周到な語り口を感じた。

    ヒロインの娘の楚楚とした絵も話に活かされていたと感じる。

    幸せが訪れて本当に良かった。

  • 20

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 男のはなし。よっぽど弟の方が見る目ある。あんな思い込み欲情で動く男より諜報員としても、弟のが適任。あんだけヒロインの事侮辱しといて、自ら迫っといてヒロインのせい?!あれだけ、ヒロインが言ってるのにバカだからヒロインのキズを抉らなければ真実に辿り着けない。で、知ったら知ったで、なんてヒドイ!!いやいやいや、お前も大概ヒドイ奴だから全く何様なんだろ?!って。なんだろ、どうしても庇護欲がないと気がすまないんだろか?大体さ弱さにつけこんで関係持っちゃうなんて、なんなのこの男!?男が嫌すぎて、ハッピーエンドが許せず最終話は読みませんでした。 続きを読む▼

  • 80

    cmoa

    普通に付けたら★3なんですが、今、この作品の評価2で、そこまで低い作品とは思わないので★4つ

    ヒーローの頭固いし、ヒロインは…辛い思いをしてきた結果だけど、ハーレクインらしく男性信じられない女性。
    そんな二人が事件解決に向けて一緒に過ごす中で、愛が芽生える
    結構初めの方から、たぶんお互い好きになっちゃってると思うんですが、それを納得するのに時間かかってて、じれったいですー。
    ヒロイン、辛い経験してるけど、それを乗り越えて強く生きようとしてて、好感度高いです

  • 80

    cmoa

    たくさん読んできましたが、この作品、どこがで読んだ既視感半端なかったです。
    同じタイトルの公爵〜のやつかもしれませんが。
    比較的新しい作品だと思いますが、尾方先生の作品テンプレをなぞっているだけに思えてしまいました。
    絵柄や服装とかそういうのは魅力的だし綺麗なのですが、尾方作品として見るとまたこのパターンかあとガックリしてしまいました。
    ☆4ですが限りなく3に近いかなあ。

  • 80

    cmoa

    弟をたぶらかしている魔性の女だと思ったら、というお話。これは傲慢な公爵が愛に気付くシリーズなのでこの男何様!と言うのは設定だから仕方ない。ヒロインの意外性に気付くヒーロー、男性に心を許さないと誓っているヒロインの心が動く様がちゃんと描かれていてそんな低い評価では無いなと思いました。この漫画家さんもいつも原作の要所を押さえて描かれるので酷評ならば原作でしょう。

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 スパイもの。「相手をよく知らぬまま噂のみで判断」して暴走したヒーロー。でも、ちゃんと自分の非を認めて謝罪しちゃう男気にキュン。ヒロインの辛い過去が明かされて切なくて。頑張って生きてきたヒロインの強い味方になってくれるヒーローの存在ができて。よかったよかった。
    ちなみに公爵シリーズものです。 続きを読む▼

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 絵は私の好みとは違いますが、ストーリーが良かったです。
    不幸な主人公が、最後に幸せを手に入れられてホッとしました。ハーレクインはハッピーエンドだからいいですね。
    ただ、絵がちょっと好みではないので、☆4ですがやや3に近い感じです。 続きを読む▼

  • 60

    cmoa

    愛人を侍らせている噂の伯爵未亡人に弟が夢中になっているのを辞めさせるために、未亡人に忠告しにいったつもりが気になってしまい...
    ヒロインの芯の強さがけなげです。そんなとこがまた惚れちゃうんだろうな。
    でもやっぱり一目惚れですな、これは。
    絵も素敵でいつもながらの安定感で読めました。

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 を描かせたらぴか一の作者です。気品と豪華な様子の中に,邪悪な罠に落とされたヒロインが噂と真実の中で必死に生きてるざまをヒーローに理解され受け止められていく様は小気味よかったです。 続きを読む▼

  • 60

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 ザ・ハーレクインです。最初は主人公たちのやり取りが楽しめたけど、途中から完全に結末がわかりやすすぎてちょっと萎えました。まぁハーレクインですから。 続きを読む▼

  • 60

    cmoa

    ヒロインの過去が非常に惨たらしいものです。
    ヒーローは自分の職務能力があるにもかかわらず、噂を鵜呑みにしてヒロインを蔑む残念ヒーローでした。
    お互いに素性や本性が分かってのハッピーエンドで良かった。

  • 100

    cmoa

    娘の為にたくましく社交界を生き抜くヒロインと、俺様公爵ヒーロー。失言してもきちんと謝罪する大人なヒーローは格好いい!最後ヒーロー弟への対応もヒロインへの思い遣りが感じられ器の大きさを感じました。

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 ヒーローの先走り過ぎというか、その性格でその仕事は向かないんじゃ…と思った。
    それにしても、ヒロインの過去は悲しいです。 続きを読む▼

  • 60

    cmoa

    何様俺様ヒーロー。最後までヒーローの良さが分からなかった。額を地面に擦り付けて詫びるくらいさせて欲しかったな、まあ無理だろうけど。メイストーン卿の方がヒロインには似合うな〜。

  • 60

    cmoa

    ヒロインの結婚の経緯には驚きと悲惨な出来事で胸が痛みましたがヒーローとの結婚により本当に幸せになって欲しいと心から願いました。それだけストーリーに引き込まれました。

  • 100

    cmoa

    私はちょっとミステリー?事件がらみのほうが好きなので、この作者さんの本はすきです。
    いさぎよいヒーローの姿もよかったですし、全然予想と違う展開が面白かったです。

  • 100

    cmoa

    内容が充実していて、感動的です。パーフェクトです。薄幸な主人公ですが、意志の強さ、道徳心で、娘をちゃんと育てて。人間性が素晴らしいです。感動しました。

  • 60

    cmoa

    王道でした。にしても、ヒロインの過去が可哀想過ぎる。過去を知った上でプロポーズ。現実にこんな人いるかな。幸せにしてあげて。

  • 80

    cmoa

    ヒーロー、ヒロイン共に王道パターンな気はしますが、いいと思います。
    むしろ、娘ちゃんがどうなるのかが気になる

ネット上のイメージ

ヒーロー
幸せ
感動
驚き
熱い

イメージの近い作品(ランダム)

  • ハーレクイン 赤いばらの誓い
    「フォードと結婚してここから出ていけ」突然の父親からの命令に、リーナは言葉を失った。リーナは幼い頃から1度も父から愛情を感じたことがない。最愛の妻が彼女を産むために命を失ったことを、父は今でも恨んでいるのだ。干ばつに見舞われた大牧場主のフォードは、水源に恵まれた父の土地の買収を申し出た。その条件として、父は彼女をフォードに押しつけようとしているのだ。そんな条件をあのフォードがのむはずがない、しかしそんなリーナの予想は裏切られ…!?
  • ハーレクイン 裏切りのベッドルーム
    故郷へ戻ったリリーは思いがけない再会に戸惑った。ジャック!私の初恋の人。10年前、ふたりの恋はリリーの父に引き裂かれ、彼は手切れ金を受けとったと聞かされたのに・・・。巨万の富を築き洗練された男性となったジャックはやさしくリリーの唇を奪った。だめ、もう私たちはもとに戻ることなんてできないのよ。そう思いながらもリリーはジャックを求めてしまう。彼が、自分を裏切って赤ん坊まで手放したリリーへの非情な復讐の罠をめぐらせているとも知らずに・・・。

イメージの近い作品(知名度:高)

  • ハーレクイン あの夜をさがして
    18歳の誕生日、ダニーは令嬢になりすまし、上流社会の夜会に出席した。普段はしがない厩務員の彼女は手の届かない華麗な世界に酔い、名門ハミルトン家の御曹子リードとベッドをともにする。夢のような一夜が明けると、ダニーは我に返り身分を恥じて姿を消した。それから5年。遠く離れた地で厩務員として働いていた彼女は、思いがけずリードと再会する。まるで運命にもてあそばれるかのように、最も残酷な現実を突きつけられ、ダニーは絶望の淵に沈みこむようで…。
  • ハーレクイン 守られた誓い
    「戦争が終わったら必ず戻る。そうしたら結婚しよう」貴族のコリンと宿屋の娘ローズは、身分違いだったがそう誓いあった仲だった。だが、ナポレオン軍との戦場で、コリンはローズから一方的な婚約破棄の手紙を受けとる。納得のいかない彼が帰国後ローズを尋ねると、彼女は行方不明になっていた! そしてついに捜し当てたローズは、ある貴族の老婦人の荘園で家政婦をしていたが、彼女は愛を告げるコリンのことをまるで知らないふりをして…?

イメージの近い作品(最近)

  • ハーレクイン 飽くなき情熱
    領主の息子・ジェイクとの身分違いの恋に破れたキティ。8年後、女優として成功したキティは、祖母の死を知り、故郷に戻るが、再びジェイクが現れ……!
  • ハーレクイン 美女と悪魔
    病に冒された老伯爵のために偽りの婚約をしたアンジェラとダヴェントリ卿。伯爵亡きあと、婚約解消をするはずが、アンジェラはダヴェントリ卿への恋心に気づいてしまう。昼と夜ほども違うふたりだけど、この婚約を本物にしたい…。そう想いを伝えるが、ダヴェントリ卿は哀れみはごめんだと、アンジェラの告白を拒絶する。醜い傷を仮面で覆い隠し、“悪魔”卿と恐れられる自分ではなく、人々に頼られ、好かれる司祭と結婚するのがアンジェラの幸せだと考えた彼は――…。