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もしも二人と結婚できるなら、あなたはどうしますか…? 「我が国における一夫一妻制の歴史が変わろうとしています」法改正により“重婚法案”が可決した日本。結婚が“たった一人の伴侶を選ぶこと”ではなくなった時、男と女はーー!?

ダブルマリッジ

| 芳文社(出版)

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13件のネット上の評価があります

  • 60

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     『重婚』をテーマにいつもの二宮ひかるのキャラクター達が少し多めに出てくる話。 二宮ひかるの作品は、もともと定番気味の手持ちキャラを転がして様子を見ると言った傾向が強いのだが、今作は重婚というテーマのためかそれぞれが転がり始める前で止まり、ペルソナの立場から主張をするだけで、筋は一本なのにある種のオムニバスな作品になっている。 魅力である、偏執的とも言える愛情の表現や発露によって、設定した状況が破綻しそうな危機感を煽りつつ背徳感から来る甘美さを楽しむという味が、多人数のため描写できないままに状況だけが進んでいく。 そこのバラバラ感を折り返しの全員集合で一旦整理してテーマらしきものを浮かび上がらせようとするのだが、以降の後半は“会議”の結果について描いただけでキャラクターの化学反応は起きないままに終わる。 つまり実質的には中盤のキャラクター集合討論会で終わっている話なのがこの本のボリューム感を更に薄くしているところだと思う。魅力である、情の強いキャラクターを掘り下げて深淵をチラ見せする恐怖感や、泥沼にはまるスリル感がこの作品にはない。 ただそのロジカルさが、作者慣れした人であるならある種のエッセー的に読め、読み物としては興味深い。『ナイーヴ』のような物語を求めると厳しいが、これはこれで面白いとは思った。ただ作者のファン以外にはそういう読み方は勧めにくいので評価値は低めにしてみた。              

  • 80

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    昨日、たまたま本屋で目に入ったこの表紙。重婚解禁!?と書いてある帯に惹かれ普段少年漫画ばかり読むのでたまにはこういうのも見てみたいと予備知識なく購入。もう一つ購入した理由として、1巻完結という点。二宮先生の漫画は読んだことなかったのですが、凄く絵が上手い。自分は男性なのですが、この雰囲気は嫌いじゃないです。人によっては少女マンガみたいって毛嫌いするかもしれませんが馴染みやすい絵でした。まず、結論からいうと「重婚? うーん・・・」という感じです。自分的には、「不倫」がテーマといった感じ。で・す・が!!登場するキャラクターがみんな凄いたっていて面白い。30分程度で読み上げたんですが、メイン・サブともに印象に残りました。だからこそ、もっと深堀して話を広げて欲しいと率直に思いました。ラスト2話辺りから一気に最終話まで加速します。この辺も、もう少し広げて欲しい!!これだけの設定とキャラクターがいるので1巻完結はもったいないなと感じました。この加速のおかげで重婚というテーマが薄れた感じに思えました。詩織と伊藤さんの重婚に対する話がもう少し欲しかったです。読み終えてスッキリ!!とはなりませんがこうなにかうったえかけられるものがあります。後味が悪いわけじゃないんですが 汗でも、この重いテーマなのに暖かい世界感が癖になりそうです。気になるのであれば一度呼んでみることをお勧めします。

  • 80

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     二宮ひかるは作品中でしばしば所謂“不道徳な”恋愛(肉体)関係に対する寛容さ、というより積極性を描いているわけで、お題が“重婚”とあらばそれはもう複数の男女が入り乱れてあれこれ凄いことになると期待した私を責められるひとがいるだろうか。 しかしそれは結局腰砕けで、重婚は“テーマ”というよりは作品の“背景”に留まった感があり、登場人物それぞれ立場に応じての考えさせられる台詞等はあるものの、なにぶん全一巻完結のサイズでは踏み込みきれず消化不良に終わったと言わざるを得ない。ラストで“作者の言いたいこと(?)”をはっきり文章でまとめすぎに思うし、一方で巻末の“作者の言い訳”がなかなか面白かったり。あまり“重婚”というネタには引きずられずに読むほうが良いと思う。 それはそれとして、ラヴコメディとしては、柔らかそうな女体のラインは健在だし、複数の女性キャラクターを対比させる手際もあざとくて立派(褒め言葉)。涙と笑顔が本気で表裏一体な作者独特の切ないラスト・シーンではやはり心が震える。初出時にカラーページだった冒頭はモノクロになってしまったが、掲載号を保存してある私は胸を張る。

  • 100

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     二宮ひかる先生の久々の単行本です、週刊漫画TIMESで連載していた時は続きがなかなか載らず、やきもきしましたがこうして纏めて読む分にはすっきりしてますね。単行本だけのおまけもありますし、お得です。今作は重婚(一夫多妻制とかのこと)が法律で正式に制定されそうな状況で、新婚の身でありながらも浮気相手との重婚を本気で考える主人公とその周辺の人間関係が色濃く描かれています。重婚なんて言っても、端から見れば単なる浮気なのですから、この主人公の言動に?と感じる所もありますが、ユウコさんがあまりに魅力的なのでやっぱり惹き付けられてしまいます。何だか本妻の詩織さんが可哀想なのですが、切ないラストに持っていきがちな二宮先生の作品にしては珍しく救われていました、物凄くいい娘ですね詩織さん、本当に羨ましい。あと、正しく生きようとする人間が損をする、と悟ってる神崎さん、本当に哀れでした、頑張って幸せになってほしいものです。

  • 60

    manga_review

    重婚が可能な世の中を目前にして様々な夫婦や男女が重婚に
    振り回されるうちに、自分達の結婚を振り返ったりするおはなし。
    群像劇っぽく、またキャラ達が起こす行動がしっちゃかめっちゃか
    してる加減がシェークスピアっぽくて楽しく読めました。

    また二宮さんの愛情表現観やパートナーシップ感の混沌とした
    考えが上手く表現されていると思います。
    いつもの二宮ひかる節が光っている作品かと。

    けど『ハネムーンサラダ』の焼き直しっぽくも感じられたので
    6点かな。

  • 60

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    なんと言うか、ハネムーンサラダのヒロイン二人の年齢設定と立ち位置を逆転させた作品って感じだが、ハネムーンサラダで放置されたままだった回答が「結婚はやっぱ良いものだ」という当たり前の物だったのはやや拍子抜けだったなぁと。まぁ、あのヒロインの年齢設定を逆転させると、あの高飛車な子がこんなにウブで可愛かったり、若い方の子が歳食うとこんなに色気有るのかと、そういう意味では新鮮であったwww

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 このお話は結構好きです。
    重婚が認められようとする折に、結婚直前にも、関わらず昔の同級生と不倫関係を始めてしまう男主人公。柔らかい関係を抜け出せない感じがなんとも言えないです。

  • 40

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    重婚法が結局廃法になるとかこの物語のすったもんだが茶番になってしまった。そもそもそんな反発のある法律が通る訳が無いし設定が甘い。せっかくの重婚法の設定に何も意味が無いのは残念

  • 100

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    男と女が惹かれあうって理屈じゃないんですね。言葉にすると、陳腐になる二宮理論。この図柄、世界観、大好きです。いつまでも、元気に頑張って欲しい漫画家さんです。

  • 20

    cmoa

    びっくりするぐらいクソ漫画
    亭主がクソ
    なんで買っちゃったんだろう
    設定は面白いと思ったけど
    話しの運びが、で?ってなる漫画

  • 100

    amazon

    作者さんが投影されているのか、作中の女性達のサバサバした感じに惹かれます。恋愛感情をかきたてられます。

  • 40

    amazon

    三角関係の見せ方そっちのけで、男子主人公のkzさだけが記憶に残る漫画

  • 100

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    二宮ひかるさんの漫画大好きです。切ない微妙なおんな心が共感できます