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あのメガヒットアニメ「マクロスF」が、少女漫画に!! もう一つの「マクロスF」、始動。主人公は、銀河の妖精――歌姫シェリル・ノーム!! ――「マクロスF」で絶大な人気を博したヒロイン、シェリル。その秘められた哀しい過去が今、明らかになる。彼女の目線、気持ちから描いたTVアニメとも映画とも違う新しい「マクロスF」、ここに誕生!!

シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~

| 講談社(出版)

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Ebook販売元 : コミックシーモア

シェリル~キス・イン・ザ・ギャラクシー~のレビューが0 件あります

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6件のネット上の評価があります

  • 60

    sakuhindb

    基本的には、マクロスFをイツワリノウタヒメベースでTVアニメ版の設定と漫画オリジナル設定で肉付けしつつ、シェリル視点で少女(女性)マンガの味付けで作った感じ。いい点はシェリルがランカに入れ込む理由、アルトの存在によって生まれる心情の変化などが分かりすく書かれている所。逆にSF要素のメカやスピード溢れる戦闘部分は女性誌という事もあり仕方ない面があるものの、かなり悪いと言わざる終えない。あとは幼少〜トップシンガーまでを描いた1巻の内容がオリジナル要素だらけで評価しづらい。面白い点は、アルトがアニメ版と大違いなほど気が利く男に変化していたり、グレイスがシェリルの味方であり続けてくれていたところでしょうか。あと、アルトとシェリルの絡みが凄く耽美でこの辺はさすが少女漫画と思う。絵は女性キャラとアルト、ミシェルらは原作のラインを崩していない印象で読みやすかったが、さすがにジェフリー艦長など男らしい男キャラは違和感が残った。シェリルが好きで原作に拘らないお方なら勧められる1品。個人的にはマクロスFの漫画スピンオフ系じゃ唯一面白いと感じる。

  • 100

    cmoa

    いやぁ、いいですねぇ。マクロス関連のコミックの中では一番面白いんじゃないかなぁ。
    何が素晴らしいって、『マクロス』という男の子向けロボットアニメを原作としながらも、あくまで少女漫画として、きちっと仁義きって表現して見せたところでしょうか。
    ガンダム、ボトムズ、マクロス。いまだシリーズが続いている、日本三大ロボットアニメのコミカライズ作品の殆どが、キャラデザさんのやつは別として、殆どが原作の持つ世界観に気を遣うあまり、単なるタチの悪い同人誌レヴェルにとどまっている(サンダーボルトは特にひどい…)のに対し、この漫画は原作の中の少女漫画的な要素をきちんと取捨選択してそれを拡大表現して、あくまで少女漫画という体裁をとりながらもマクロスであることを少しも逸脱せず、むしろ世界観を広げることに見事なまでに成功しているんです。
    これも、ひとえに小山さんの審査眼の確かさゆえでしょう。
    メディアミックスとかいうやつの、見事なまでの理想形なんじゃないですかねぇ。

  • 80

    cmoa

    単にマクロスFをシェリル視点で描いたものではなく、TV版とも劇場版とも違う、ゲームでいえばシェリルルートとも称すべきストーリーで、シェリルというキャラを活かせています。
    残念な点は歌手としても恋敵としてもランカが力不足で、彼女をもっと魅力ある描き方していた方が、シェリルをさらに光らせられたと思います。

  • 100

    cmoa

    アニメと映画を見てマクロスFは好きですがシェリルはそこまで好きという訳ではなかったのですが、これを見て等身大で少しずつ成長していくシェリルが見れてとてもシェリルが好きになりました。
    あと絵がとても綺麗です。
    完璧なシェリルじゃないと見たくない!という方は見ない方がいいかもしれないです。

  • 40

    cmoa

    ブレランが幸せになってると聞いて購入。しかし期待していたよりも2人の登場シーンが少なくて残念。それを外しても、漫画にすることによる特別感はそこまで感じられなかったのでこの評価にしました。

  • 60

    cmoa

    映画とはまた違った内容で楽しめました。
    シェリルの幼少期がどのように過ごしていたか知れてよかったと思います