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荒岩一味は金丸産業に勤めるごく普通のサラリーマンパパ。だけど、料理の腕はとびっきり!?第1巻のメニュー……イタリアン鍋/アイスクリーム/まるごと・ザ・カレー/スペシャルモーニング/イシダイの姿造り/特製ギョーザ/ヘルシー・クッキング/メンタイのり巻き/博多風トン骨ラーメン/アッサリ雑炊/スイートアップル/ベーコン

クッキングパパ

| 講談社(出版)

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Ebook販売元 : コミックシーモア

クッキングパパのレビューが0 件あります

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210件のネット上の評価があります

  • 80

    sakuhindb

    気がつけばまことも20歳過ぎてたんだなあ・・・と思うと読者で我々も歳を取ったなあ・・・と思ってしまうのですが(苦笑)このマンガに関しては「料理って楽しいんですよ〜」というコミックスの作者の定番の文句で全て決まってしまいそうな気もする。料理を作っている登場人物の表情、そしてそれを食べている人の幸せそうな顔が次のエピソードも読みたいという気にさせてくれる。かといって毎エピソードで出てくる料理だけにのみならず、コミックス100巻以上にも及ぶ大長編ながらドラマ作りの上手さも光っており、主人公である荒岩一家だけでなく脇役も時々メインとして活躍することもあるのが(そういう書き方ができるあたり、本作品の世界観の完成度の高さが伺える)、上手い。描き分けも登場人物の数を考えれば奇跡的なほどであり、似ているキャラクターはまずいない(田中の兄弟ぐらい?)好きなエピソードとして、大人部門からは以下の2点種ヶ島が入社したての新人の頃に荒岩が彼女を叱り、徹夜ででも仕事を命じたエピソードで基本温厚な荒岩が部下を叱責しただけでなくちゃんと差し入れを作っていたところ。荒岩が一介のサラリーマンとしても理想の上司としても好人物であることが描かれています。韓国への出張エピソードでも言われていますが彼みたいな人がいたら実際モテるでしょうねえ・・・。新入社員・江川が突然風邪で仕事を休んで(実際はズル休み)遊びにいったエピソード。次の日ズル休みを見抜いて「今度やったらくらす(殴る)」と言う田中がね、すごく自然(基本同類だからだな)。たまに彼も凄いチョンボやっちゃうんだけど(笑)若年世代からはまこととさなえちゃんが高校生の時ケンカしたエピソードですが絶望のどん底(苦笑)のまことを励ますみつぐくんがね、大人の意見でいいキャラしていました。まことがいい子過ぎてそれに比べると冴えない印象もあるんですが(失礼)、彼もちゃんと成長している男の子なんだなと思います。

  • 100

    sakuhindb

    もうこの評価以外につけれません。私と家族の愛読書であり、料理参考書です。昔から見てきましたが、本当に飽きないです。同じ料理マンガの美味しんぼは専門的な知識(あまり好きではないですが)でクッキングパパは、もっと家庭的で庶民的な漫画なんですが、見ていて不快に思った話は今の所ありません。荒岩さん一家や、田中さん一家を見てると、こんな家庭を築けたらいいなとも思います。当たり前の日常風景が、ホント幸せそうです。実際読んでいると料理に関する知識や技量、郷土料理等も学べるという利点があります。そして、すごく美味そうです。キャラが「うまい!!」と、本当に美味そうに食べる表現が後を押してます。キャラも100巻を越した時点でとんでも多いんですが個性が豊かなので印象に残ります。懐かしのキャラとか登場した話とかでも「ああ、いたな」と思い出せます。小さかったご近所の純子ちゃんが成長した姿で再び登場したのは懐かしさと感動も覚えました。これだけ多くのモブキャラを話の主役に持っていくってすごいと思います。作者のうえやまさんが、キャラと、そして地元の事を愛してるのが伺えます。好感です。家族の暖かさ、料理を作る事の楽しさ、面白さ、奥深さが本当に伝わってくる、現代の漫画には数少ない、かつ100巻をも越えた日本を代表する料理漫画だと思います。

  • 100

    cmoa

    「荒岩一味、金丸産業、営業主任だア」太い声が、それでも明るく聞こえてくるような楽しい本です。だって人は食べることが大好きだからです。美味しいものを食った思い出はいつまでたっても忘れることが出来ないのです。しかし、味そのものを口の中で思い出せと言われても、正確には出来ないのです。だからまた食べに行くのです。記憶と実感の差異は、何も味だけではないのですが、幾度となく実感を求めたくなるのが味なのです。さすがに、仏教でもいわれている、人間の五種の欲望、即ち、色・声・香・味・触、のうちの一つですなア。でも、どのような欲望でも、飽きるまで求め続けるのは良くないことです。飽きない程度に求めてこそ意欲が湧くというものです。そのようなややこしいことは出来ない、と思われる方もおられるでしょうが、簡単、簡単、心もお腹も皆八分目で終わることを徹底すればよいのです。しかし、一度、荒岩さんの弁当も食べてみたいですなア。

  • 80

    manga_review

    (95巻まで読了)
    これほど長く続いて飽きが来ない漫画も珍しい。2008年でついに1000話を突破したとか。

    当初の作調は主人公である荒岩一味を中心に据えた物語が多く、一味が人間として出来すぎているせいか人間ドラマとしてはそれほど魅力的ではなかった。
    しかしながら一味が一歩後ろに下がり息子のまことや部下の田中、その他様々な登場人物の人間模様を中心として話を描き出してからはとても面白くなってきた。長所と短所を併せ持つ人物たちの成功あり失敗あり、笑いあり涙ありの生き生きとした表情を見ていると心が温かくなってくる。
    料理もそうした物語に程よく華を添えている。

    扱う料理も料理は苦手という人でも作れそうなものから年季の入った専業主婦(夫)でもてこずりそうなものまで種々様々なものがあり、読めば作りたくなってくるものがいくつも出てくる。各料理に簡略なレシピがついているので実行に移しやすい。

  • 80

    sakuhindb

    料理漫画といったらまず思い浮かべるのがこの漫画。主人公の荒岩一味のでかいアゴのインパクトもあるが、なんといっても話一つ一つが丁寧に作っているのでとても読みやすい。ストーリーは一話完結だが、ゆっくりと年月はたっているので、まことやみゆきの成長を見るのも面白い。最初は小学校低学年だったまことも今では大学生となっており、今後がとても楽しみだ。他のグルメ漫画にありがちな味に対するオーバーな表現がなく、キャラが味に素直な感想を言っているので共感が持て食べてみたいという気になる。また必ずその回の料理のレシピが載っており、自分でも作ってみようと思う。荒岩一家や職場の同僚などのキャラ一人一人が魅力的であり、読んでいて不快感を与えない。家族愛やほのぼのとした雰囲気が好感が持て、料理が(食事も含め)楽しく思えとても良い。いろんな漫画がある中で家族で安心して読める漫画。

  • 100

    cmoa

    138巻くらい出てるから、全部買うとなると古本でもかなりの額だけど、多分買っても後悔はしないんじゃないかなという面白さ。他の料理マンガと違って、料理人が(凝った・高級な・突飛な)料理を作って他人を敬服させるっていうものではないです。家族や同僚を大切にしているパパが、相手の喜ぶ顔が見たくて、愛情込めた手作りメシを手際よく作る。さり気ない優しさにジーンとし、その手際の良さにウットリさせられる。しかも、全く押し付けがましくない。自分が料理が好きだから、家事が好きだからやる。それだけ。家事は苦手だけど、仕事をバリバリ頑張ってる奥さんを全く責めず、寧ろ自然なこととして、家事育児を主体的にこなしてる。パパ素敵過ぎる!!ここまでやれとは言わないけど、世の男性陣にも、こういうのが一番ステキでカッコいいって価値観を、心の片隅に持って欲しい。

  • 80

    manga_review

    料理漫画はやはり料理が美味しそうに見えてなんぼだと思うんですが、その点についてこの作品はかなり優秀。
    食欲を刺激するのはもちろん、料理をつくりたくなってくる。

    作品全体を包む雰囲気はザ・アットホームといった感じ。
    ありがちな料理対決なんかは一切無く、ただひたすら人情物に料理をからめてエピソードを作っているのが良いです。
    (この作品の料理バトル路線なんて想像も出来ないなぁ。全国のクッキングパパたちと戦っていくとかか?)

    日常マンガですが作品内で時間がまったく進まないタイプでは無く、徐々にキャラクターたちも年をとっており、連載当初は小学生だった息子もいまや大学生。
    かなりの大長編となっています、というか連載開始から20年か…
    料理というしばりの中でよく続きますね。

  • 100

    sakuhindb

    昔から見ていましたが荒岩さんの家族は私が描く理想の家族像だと思います、作る料理もちゃんと作者のうえやま先生が作り方まで丁寧に乗せてくれて私も作れるものもあり非常にためになります。子供たちもすっかり大きくなって(ちゃんと漫画の中でも時間の経過があるのが凄いです)皆が幸せそうな笑顔がこの漫画では凄く眩しく感じられます。逆にあまり漫画に出てこなくなってしまった人もおり(イタリア人の方など)少し寂しいコトも。でも魅力に溢れたキャラといやみの無い優しい感じの漫画の中においしそうなご飯が出てくると和みますね!この漫画荒岩さんと虹子さんがともに白髪が生えるまで続けて欲しいハートフルな漫画だと思います。

  • 100

    sakuhindb

    料理マンガといったら、もうこの作品なしでは語れません!まず、主人公(…なのか?)の荒岩係長。インパクトありすぎ!顎デカ万歳!マジンガーZのボスをも越える顎ですね。その他キャラも個性がありますし…。なんと云っても料理のレシピがかなりわかりやすく、安くて旨く、そして料理を志す私にとって、マンガながらもかなり勉強になります。ストーリーも一話完結ながらも楽しめる内容です。そして料理を純粋に美味しく食べているマンガの中のキャラを見ていて、なんか(羨ましくも思いながら)頬が緩んでしまいます。料理マンガなら、私は迷わずこのクッキングパパをお薦めします!

  • 100

    sakuhindb

    (多少ネタばれありかも・・・です)ホントに読み易く、分かり易く、ほのぼのとする漫画です。家庭で作れるレシピが多いのもイイ!キャラクターも個性的で、みんないい人たちで好きです。個人的には、江口くんとルリちゃんの組み合わせが好きだったけど、ルリちゃんは別の人(名前忘れちゃいました。すみません・・・)と結婚しちゃったし・・・。これから江口くんが、どんな恋をしていくのかも気になります。それと、まことくんとさなえちゃんのこれからも気になるところ。これからも楽しみですっ。

  • 100

    cmoa

    数ある料理漫画の中でも、この「クッキング パパ」は見ていて本当に楽しいですね〜。 料理のレシピがごく普通の家庭でも出来そうなものばかりなので、一度は試して作ってみたいなあと思います。 確かに中には奇抜なレシピもありますが、そこは暖かなストーリーと登場人物の人柄の良さによってカバーされているので、料理漫画が好きな人や料理のレパートリーを増やしたい人は見る価値はあると思いますよ。

  • 80

    manga_review

    とても安心して読む事の出来る数少ない作品の1つです。
    長期連載と共に主人公の周囲の成長、変化が見えるあたり、久しぶりに読むと「あ、そうなったんだ、良かった…」とホッとしてしまいます。
    もちろん料理漫画としても大変素晴らしく、ありえないレシピなどは無く実際作って美味しい事が多いのも特徴。
    どんな人がどんな時にどんな気持ちで何を食べるのか…最後の「おいしい」には本当にジーンとしてしまいます。

  • 80

    cmoa

    体も心もデッかい荒岩パパが、たっくさんのレシピを心暖まるストーリーと共にお届け!

    レシピは定番から個性的過ぎる物まで幅広〜く。

    豪快に楽しく!
    料理の隠し味は愛だ!
    もっ最高!

    そんな豪快なパパだけど、レシピは毎回詳しく書いてあるし、簡単に出来るものが多いので参考にもなります。
    作るのをためらうようなレシピもありますが(笑

    楽しい料理関係の漫画本を探してるならオススメ♪

  • 80

    sakuhindb

    キャラがほのぼのとしていて良いです。 特に今の世の中、殺伐としてるから尚更そう思います。 ただ漫画家さんは今の若い人のファッションとか気にしないのはいかがなものかと……。 こないだ最新刊読んできたけど、さなえちゃん(今10代後半〜二十歳くらい)の水着がワンピースでした。 この年齢の女の子で水着がワンピースって、まずいません。 その辺もちっと考えていただきたいです。

  • 100

    cmoa

    いろいろな料理レシピは、郷土料理のお話はさることながら、
    荒岩ファミリーは理想の家族で、1巻当時小学生だったまこと、生まれてなかったみゆきの成長エピソード、周りのキャラクターのエピソードなんかも面白いです。
    料理だけではなく、あったかいお話だと思います。
    100巻以上もあるので、全シリーズ読むのは大変ですが、そういう人には○○編という選り抜きもオススメですね。

  • 100

    cmoa

    料理マンガ界で殿堂入りしそうなほど超有名な作品です。
    毎回、定番の料理から日常の献立やオヤツに活用できるアイディア、特に食材の扱いまで丁寧にまとめたレシピは、ちょっと自分も料理を作ってみようかという気になるほど優秀です。
    そのうえ、ちゃんとマンガ作品としても料理を活かしつつストーリー展開をさせているので連載が長期にわたった人気作なのも頷けようものです。

  • 100

    cmoa

    前から好きで
    久しぶりに見たくなり、購入しました

    出てくる料理は
    おぃしそぅ〜
    料理上手で家庭を大事にする男性はイイですね
    虹子さんが
    うらやましぃです

    パパのお母さんや職場の人たち、マコトくんの友達……
    それぞれキャラの濃い人たちが集まっていて楽しそぅだなぁ〜と思って見ています

    1話完結で読めるので、試しに覗いてみるのもイイかと思いまぁす

  • 20

    sakuhindb

    【良い点】☆試したことはないが、料理の参考にはなるんだろう。【悪い点】★不自然なほど悲劇が起こらない。ワンピースがほとんど人が死なないのを思い出した。某長寿ドラマみたいに年中喧嘩してるのも嫌だが人生の負の部分から目を背けてるようで読んでいて胸焼けがした。【総合評価】100巻突破で、アニメ化までされてるんですね。自分は本当にダメです、この漫画。

  • 100

    cmoa

    子供の頃にアニメで観ていました。子供だったので、モーニングという雑誌を知ったのもその頃です(笑)
    今では家族3代で読んでおります。
    もうすぐ4代目も漢字を覚える頃なので、
    文章読みの勉強と漫画の読み方と料理の…
    よりも何よりも!!ほっこりあったかい絵柄と、
    お料理カットのキラキラした美味しそうな絵が読んだら幸せになるから大好きです。

  • 80

    cmoa

    わたし好みの料理ばかりでとても参考になりました!
    このマンガが出た頃の時代は、共働きで家事も夫婦で協力という体制がスタートし始めたばかりかと思いますが、何年たってもなかなかクッキングパパみたいな人が普及しませんね、、、このマンガがもっと国民全体に広まってクッキングパパみたいな人が沢山いる世の中になるといいなと思いました。

ネット上のイメージ

家族
子供
幸せ
懐かしい
成長

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