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妖艶な美女を奪い合い、長男ドミトリーと淫蕩な父親フョードルが激しくいがみ合う。家族のことに無関心な次男イワンと心を痛める三男アレクセイ。親子の確執は激しさを増し、悲劇は起こる。信仰や死、国家と教会、貧困、父子・兄弟関係など深遠なテーマを含む人間ドラマ。現代の予言者ドストエフスキー生涯最後の作品を漫画化!ドストエフスキー(1921~1811)モスクワ出身。処女作『貧しき人々』で文壇の寵児となるが、空想社会主義サークルとの関与で逮捕され、シベリアに投獄される。出獄後は持病の癲癇に苦しみながら締め切りに追われる作家生活を送った。ロシア文学の最高峰、国民的作家である。その他の作品に『カラマーゾフの兄弟』などがある。

カラマーゾフの兄弟 ─まんがで読破─

| イースト・プレス(出版)

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カラマーゾフの兄弟 ─まんがで読破─のレビューが0 件あります

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73件のネット上の評価があります

  • 80

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    文系の大学(あるいは学部)の場合、教授たちが学生に読んでほしい本の No.1 に推薦される、ドストエフスキーの最高傑作「カラマーゾフの兄弟」。有名ですね。ただ大学の生協で売っている文庫版を見てもとんでもなく分厚いので敬遠している方も多いと思います。小説の場合一巻目はカラマーゾフのオヤジがいかにひどい奴か延々と記述されているんだけれど、その部分を補足すると、カラマーゾフのオヤジを通して当時の帝政ロシアが(皇帝や農奴制の問題など)いかに腐っているかの暗喩だったんですね。ただそこを直接批判するとまたシベリア送りになっちゃうので、さすがにそれはまずいということでカラマーゾフのオヤジが抽象的に批判されていたわけ。原作では序盤再三にわたって物語は後の方で面白くなるからと「ことわり」を入れているのが印象的だったのですが。たぶん挫折する方のほとんどがその部分(まだ物語が動かないところ)で耐えられなかったのだと推測できるのですが、そこさえ抜ければ後はもう食事を取るのも忘れるぐらい面白いのですけど。。。まさにめくるめく体験というやつです。そこでこのマンガ、良く出来ています。サクッと読めます。ただ一部大事な章(次兄イワンのぶち上げる『大審問』や三男アリョーシャの淡い恋とゾシマ僧長の死と信仰をめぐる葛藤など)が抜けている部分があったのですが……最終章のある少年の死をめぐるアリョーシャと少年たちの心の交流はさすがに省くことができないと、判断して掲載してくれたので、その部分だけでも評価したいです。おおむね原作に忠実に作成されているので、マンガだけでもいいので読んでください。最近はマンガすら読まない学生が増えているので。。。専攻と違う分野であっても一般的な教養は意外に大切ですよ。(大学で会計学を専攻していた僕でもそれを肌で感じました)教授と文学や思想などのそういう話をしていると、教授との関係が上手く行くんですね。ホントに。

  • 100

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    私が、「まんがで読破」シリーズを読んだのは、プルーストの『失われた時を求めて』に続いて2作品目になる。『失われた……』は、原作があまりにも長大なので、「まんがで読破」シリーズを読んだまま終わっている。『カラマーゾフの兄弟』は、はるか数十年前に原作を読み、内容の記憶がぼんやりとしてしまっていたので、今回、まんがで思い出しながら読んだ。文庫本にして、4〜5冊分の大作を、まんが1冊(382ページ分)にまとめたので、細かく言えば、ストーリーがつかみにくい感じも、多少はあった。だが、全編を咀嚼して、一冊にまとめ上げる力技に、敬意を表したいし、実際、私にとっては、とても役立っている。読み終えた今、感じていること。一つは、もう一度、『カラマーゾフの兄弟』の原作を、前回とは違う訳者のもので読み直してみたい。トルストイの『戦争と平和』、ドストエフスキーの『罪と罰』でも、今回と同じく、まんがでアウトラインをつかんでから、新しい訳者で読み直したい。ちょうど、まんがでプレビューして、全体を大まかに知った上で、原作の細部まで楽しむ感じだろうか。同じ長編でも、歴史ものなどは、比較的頭に入りやすいが、ロシアの文豪などの作品は結構難しく、読み終えた満足感は残るが、内容が何となくぼんやりしていることが多い(私程度の読書力では)。「まんがで読破」シリーズを活用することで、原作への理解が、かなり深まると思います。

  • 100

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    カラマーゾフは気になっており 漫画、解説本等で知ろうと思いました。ドストエフスキーの世界は まさに 斉藤氏曰く”ごった煮”ドスト氏自身、個性とかそんなものを超越したヴォッカみたいに度数の高い濃ゆーい様々な人間が内面に存在する人だったのか?! と思い知らされますところで 彼の小説は予備知識がないと「気がつかないで通り過ぎてしまう」部分もかなりありますしかし どうしても解釈云々以前に 流れ=荒筋 人物色分けだけでも知っておきたいと いうことで 先ずはこの漫画本を購入 他の方のレビューにあるとおり 原作から入るとイデオロギーに躓き 途中でこりゃ挫折するぞと思い敬遠していましたので。当然、漫画なので端折ってますが”入り口”として私にはぴったしでした。ちなみに”絵”のタッチ「まんがでシリーズ」の中で最も気に入っています。一律同じような顔ではなく描き分けがはっきりしていて、かつ表情の動きがとても上手いと思う顔や目の動きが特に良い。(特にスメルジャコフ、ミーチャ、イワン)予断ですが・・・漫画ではなく”本”を読みたい方先ずはロシアの背景(彼らの時代ももちろんそれ以前も)と宗教について ある程度 知っておかないと 読み進めることに挫折するかとりあえず読んだで終わりになりますドストエフスキーは 深く濃く複雑一つ一つの言葉に意味がありますから

  • 80

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    「カラマーゾフの兄弟」、ドストエフスキーの作品の中でも有名ですが、量が多すぎて気にはなるものの、まるで読む気になれませんでした。で、この本です。このまんがでシリーズの多くに言えることですが、難解で大部な原作が本当によくまとまっている。原作に手を出して途中で投げ出す前に、概要を知れるのはありがたいと思います。これだけでは不十分と意識して読めば、それでいいと思います。内容は、中心は、3兄弟(普段は別々に生活し、個性も性格もまるで違う)のうち長男が親殺しの嫌疑をかけられ、次兄と末弟、それぞれの恋人を巻き込んで裁判に臨んでいくという流れ。それに絡めて、当時の社会の問題(貴族とそれ以外、宗教的なこと、裁判の在り方)、子供同士の関係、親と子の関係、革命への想いなどなど様々なテーマが盛り込まれています。小さなエピソードが伏線として盛り込まれていて、有機的に絡み合っていく。展開の意外さに驚くこともあります。流れに引き込まれて一気に読んでしまいました。100年以上も前に書かれた作品なのですけどね、環境以外は今にも通じることがたくさんあると思いました。生まれ持ってくる本質は変わらないのでしょうね。成長するにつれて解決策を自覚していくものなのかもしれません。時間を見て原作も読んでみたいと思いました。おすすめです。

  • 60

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     つい先日、原作『カラマーゾフの兄弟』を評判の亀山訳で、半年程かかってやっとの事で通読したが、ストーリーのあまりの冗漫さに辟易し、この漫画版でストーリーを復習しようと思った。 ストーリー展開も早く、すぐに通読できるのはありがたいが、あの長編を僅か漫画本1冊にまとめるのは当然無理がある。原作の大幅なカット(ゾシマ長老の説教)や重要なストーリーの改変もある。次男イワンは別に革命運動がらみで「大審問官」を語った訳ではないのに、これでは彼の思想があまりに矮小化・軽薄化されてしまっている。風貌もこんなイケメン風でなく、眼鏡をかけたインテリ風でなきゃ。また三男アリョーシャのキャラがやたら軽々しく、なんだか少しバカなのではと思える程だ。 他方、父親フョードルの描き方は原作以上に現実感があり、絵柄もイメージ通りだった。長男ミーチャも中々上手くキャラが描けていたが、当時のロシア将校の風貌としてはやはり髭があった方が良かったと思う。グルーシェンカ、カテリーナの女性陣はほぼイメージ通りで良かった。 私は原作自体をあまり評価していないので、対時間効率からすれば本書を読んで粗筋を知り、気になった人は、「大審問官」や「ゾシマ長老の説教」などの名場面だけ、原作に当たれば十分だと思う。

  • 80

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    誰でも名前くらいは耳にしたことがあるであろうドストエフスキーの名作であるが、何せ文庫にして最低でも三冊にわたる大作である。興味はあってもなかなか手は伸びない。そんなわけで原作は未読であるが、仄聞するところによると説明部分が冗長で、読破するのに骨が折れると聞く。こういう漫画があるのは正直助かる。無論、一冊の漫画で長編小説のすべてを描き切れるわけもないが、名作の粗筋を面白く読めるというのは有難い。最後まで一気読みできたからだ。ただ相当に端折っているのは、原作未読の私でも分かる。筋立てにいくつか唐突さや不思議を感じる部分があった。例えばスメルジャコフはなぜあれほどイワンに傾倒したのかの説明が弱い気がしたし、グレゴリーはなぜ俗悪な主人に忠実なのか実に不思議であった。原作を読むと分かるのだろうか?イワン率いる一派のテロ活動の描写もとってつけた印象があった。きっともっと深遠な彼の思想が背景にあるのでは?などなど、いろいろな感想が出てくるのも面白かったからであろう。ドストというと難解な哲学小説といった印象があるが、その一端は垣間見えた。原作への興味を喚起してくれただけでも読む価値はあったと思える漫画である。

  • 20

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    これなんですが・・・原作を読んだ方ならこのまんが版の内容の薄っぺらさが気になると思います。内容がなにしろ薄すぎる・・・。ただ単にあらすじを追っているにすぎない、とそう感じました。私は、単純なカラマーゾフファンなので興味本位に買ってみたのですが、なんともはや・・・。純粋な文学ファンであれば、この本を「原作に対する冒涜」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。実際、私もそう感じる場面もありましたが、ここはひとつ逆に考えてみると・・・・・・・・・やはり漫画ということは、それだけ読みやすいということ。それはつまり、文学の扉を開放することにつながりはしないか?そう考えてみたのです。この本を機に、ドストエフスキーの文学に興味を示してくださる方が増えたら、それでいいのかな〜っと。まぁ、この本は原作の「あらすじを追う」程度のものなので、これで全てと思われたらちょっと不本意、みたいなトコですね。これで興味を持った方、原作を読んでみてください。ものすごい深いです、DOSが現代の預言者と言われている意味がわかると思います。

  • 60

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    あの超大作をわずか1冊の漫画にしたわけですから、おおくの省略とそれに伴うつじつま合わせで、実際とは違うところは結構あります。当然ですね。一度このギャップが分かれば、原作を読んでいない同シリーズのマンガを読む気にはなれません。もし原作(小説という意味で)を読む気が少しでもあるならこれは読まないほうがいいと思います。というのも、登場人物の顔形や"キャラ付け"の先入観ができてしまうとおもうので。一度小説を読んだ人も読まないほうがいいと思います。自分の妄想力でつくった登場人物の顔とかのイメージが崩れますよ!例え、ドストエフスキーがイメージしたのが自分の創造したのよりマンガのほうが近いとしても、やっぱ残念です。それでも読みたいと思う人は、あくまで一つの漫画としてa comic として、これが有名なカラマーゾフの兄弟か!!とかあまり意識せず軽い気持ちで読むべきと思います。これを読めば、30秒くらいはカラマーゾフの兄弟について語れるようになると思います。

  • 60

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    何しろ読み通すのは大変な作品だから読者への「掴み」に、下世話な下ネタを面白おかしく振るのは仕方がないかもしれない。しかし、それではその俗物過ぎるおぞましさよりも、滑稽さが先に立ち、作品の底辺にある悲痛な思いを掬い取ることが難しい。親子きょうだいでありながら、かくも隔てられ、すれ違う人間の哀しさ。宗教を、身分社会制度を、恋愛と慈愛を、何もかも描こうと、作品の良いとこ取りに走りすぎたのか、シリアスな作品が暗過ぎて読みにくくならないように、コメディタッチな部分で息抜きしたのか、せっかくの作品の統一性が失われて、改心した兄があまりにも珍妙に不自然で終わってしまった。骨組みを知るにはこの作品でもわからなくはないが、読みやすさやわかりやすさを意識し過ぎて、デフォルメしそこなった、そんな感じが残るのが残念。

  • 60

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    カラマーゾフの兄弟がどのような話か知りたくて、この漫画を購入した。一気に読めたのが良い。しかし、原作が長いから仕方ないのかも知れないが、出来事の結果だけ描かれていて登場人物の心理が変化する様が余り描ききれていないように思えた。ヒロイン達や使用人らがカラマーゾフの兄弟に人生を捧げることになるが、果たしてそこまでの価値がこの兄弟にあるのか、イマイチご都合的な感じがある。ビジュアル的には、登場人物はロシアの人なので、各々もっと肩幅を広げたり足を伸ばせばガッシリとしたロシア的な良さが出ると思う。あまり良くないことばかり書いてしまったが、一気に読めたのは非常に助かる。ロシアの文学には人間の裏表を描くスタイルがあるんだということが分かるし、読んでいてなかなか興味深かった。

  • 80

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    いくら新聞の書評で人気急上昇と書いてあっても、いくら本屋で平積みにされてあっても、原作の文庫本5冊(亀山郁夫訳)を読みきる覚悟が出ずに早や1年。ロシア人の名前って”●●ホフ”とか”△△チェフ”とか、なじみがなくて覚えにくいし...でもこの本のおかげで、あらすじがつかめました。原作5冊を手に取る覚悟はまだ出ませんが、これだけ複雑な構想を持ちえたドストエフスキー、1800年代後半のロシアの社会構造、思想、ロシア正教、ドストエフスキーにハマッていった知識人たち(小林秀雄、黒澤明、江戸川乱歩...)いろんなものに関心を持ちました。これからドストエフスキーを色んな風につまみ食いしていくのがとても楽しみです。

  • 100

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     原作は2回読んだことがあるが、このまんがは個々のキャラクターが個性豊かに描かれていて、なかなか「良くできている!」っていっていいだろう。フョードル親父、ミーチャ、イワン、アリョーシャのカラマーゾフ親子のほか、美魔女グルシェンカ、とくに二人の使用人、グレゴリーとスメルジャコフがおどろおどろしくて実にいい。 全編を通じて、原作を読むに越したことはないけど、特に大審問官の箇所は、オリジナルに戻っててみるべきだろう。 それにしても、父親殺しの場面、原作ではなかなかにミステリーじみていて、行間を読むのさえつらい部分だが、この漫画でもそうだ。圧倒的に迫力のある箇所、これはまんがの方がより迫力がある(?)

  • 60

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    何度か挑戦して、まだ小説を読み終えていません。難解さと言葉の多さに遮られてしまうことが多いので、つい安直な方法かとも思いつつ、マンガで描かれた本書を読みました。プロットを掴むにはとても良いと思っています。まったく読んでいないよりは、粗筋を知っておいた方が読みやすいですし。「三国志」などは、横山光輝氏が劇画化し、非常に分厚い大河ドラマにしあげましたが、世界的な名作は、むしろ本格的な漫画化を試みても良いのではないかと思います。手塚治虫さんも、よく小説の漫画化をされていたと思います。この漫画化の難点は、やはり絵だと思います。絵に馴染めるかどうかで読めるかどうかが決まりそうです。

  • 20

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    新潮文庫や亀山訳の光文社古典新訳文庫を読んでからマンガでカラマーゾフを読んだ。残念な本だったと思う。カラマーゾフを1冊の漫画本にするのさえ無理があったのに大事な所は端折っている感じだった。たちえば「大審問官」の章は原作では50ページ以上の大作なのにマンガで読破では全く触れられておらず、それどころか革命運動にすりかえられている。書いた人は原作を読んだのだろうか?とりあえずカラマーゾフの兄弟を読みたい人はこのマンガで読破を読んでからぜひ原作本に当たってほしい。日本には多くのよい翻訳があるのだから。マンガで読破を読んでカラマーゾフの兄弟を読んだと勘違いしないで欲しい。

  • 20

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    原作未読の人はこれを読んで下手に先入観を持つより、多少圧倒されても原作(できれば新潮文庫版)に手をつけたほうがいいと思います。漫画版は原作のネタバレになるのもそうなんですが、登場人物の一面だけが切り取られて誇張されているので、原作の多面性が損なわれており、そういった点からもおすすめできません。フョードルやスメルジャコフの描かれ方など酷いものですし。これを読む機会があるとすれば、原作を読破した人が図書館や古本屋などで、軽い気持ちでパラ見する時くらいでしょう。もっとも、漫画から原作に興味を持ってもらおうという本作の意図を踏まえると本末転倒ではありますが。

  • 80

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    例によって、本作も原書を読んでない。いや、原書を読む暇が無いからこの「漫画で読破」シリーズを手に取るのだ。原書を読んで無い以上対比はできない。こちらにも辛辣なレビューが少なからず投稿されているのも、原書との乖離を嫌気する向きが、少なからずいらっしゃるということなのだろう。しかし、不思議なことにそのことは本書の魅力を減じることにはならないのだ。アルファブロガーの金融日記氏は「まともに読んだら一週間かかるものが、まんが一冊、30分でわかってしまう」と評していたが、多忙な現代人にとって本書はありがたい一冊と言えるのではないだろうか?

  • 20

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    絵が汚いのは同シリーズ『変身』と同じだが、内容はもっとひどい。地上の利益を無視して神に従うことの出来ない人間の弱さを赦さない神を糾弾した、あまりにも有名な「大審問官」がただの神への悪口に果てしなくレヴェル・ダウンしている。またそれに対してあくまでも神への信頼と人間性の向上を説いた崇高な「ゾシマ長老の説教」は省略に等しい扱い。元々活字を漫画にすると情報量が減るのだから、どうしてもこの大長編を漫画にしたいならせめて8巻くらいの長さを用意すべきだった。あるいは、反対に「大審問官」「ゾシマ長老の説教」のみを抽出すべきだった。

  • 40

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    原作未読ならば楽しめるだろうが、原作を読んでからでは拍子抜け間違いなし。 評価を高くつけているのは原作未読の人たちだろう。 一冊にうまくまとまっているとは思うが色々と不満がある作品だ。 特にイワンファンからすれば知識人らしからぬ大審問官のくだりは軽薄で最悪だった。ただの無神論者の阿呆のようで、これならば無理に描かないでほしかった。 絵は上手いが全体的に表情が固く、顔アップが目立つ。 スメルジャコフの表情だけは生き生きとしていた。 とにかく漫画を読むならば先に読んでから、そしてその後、原作を読むことをおすすめする。

  • 60

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    文学の最高傑作の作品の一つであるカラマーゾフの兄弟のあらすじを短時間で理解し、感動する部分をわかりやすく描写している点は評価できます。しかし非常に重厚なこの物語を漫画で収めようとするとすべては収まりきれません。これでもページ数を凝縮するのにかなり苦労されたことが推察されますが、例えば思想的に一番白熱する「大審問官」の部分が大幅にカットされて原作とはかけ離れた描写になっています。本漫画が原作を読むきっかけとなれば良いかとおもいます。イワンの精神病に苦しみ幻覚として描写される悪魔の絵は見応えがありました。

  • 80

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    前々から気になりつつも、原作の文章量に抵抗があり名前も覚えにくい所から読まずじまいの作品でした。この漫画の評価としては、内容は分かりやすいものの、人物の考え方の変化や何故グルシェンカに惹かれるのかがいまいち分かりにくく感じました。グルシェンカの心の変化もいきなりのように感じたし……やはりあれだけの量をこんなコンパクトにまとめると仕方ないですよね;登場人物の顔の描き分けにより、名前も覚えやすかったですし、おおまかなあらすじも分かったので原作にチャレンジしたいと思えるようになりました(^-^)

ネット上のイメージ

大学
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