© 講談社

舞台はフランス。フードライターのエマは、ミシュランガイドの調査員になるという子供の頃からの夢を諦めきれず、ミシュラン本社に履歴書を送付する。9ヵ月後、調査員のポストに空きができたという連絡を受け――。元ミシュランガイド調査員の実体験を漫画化。知られざる彼らの日常とは?

エマは星の夢を見る

| 講談社(出版)

立ち読み
Ebook販売元 : コミックシーモア

エマは星の夢を見るのレビューが0 件あります

レビューを投稿する

5件のネット上の評価があります

  • 60

    sakuhindb

    えー、これで終わり?もうちょっと読みたかったなあって作品でした実在する女性初のミシュラン調査員、エマニュエル・メゾンヌーヴさんのお話だそうです。私は、ミシュランに限らずグルメガイド、というものに興味がないです。その上、グルメ漫画があんまり好きではない。しかし、この漫画、グルメ漫画とは、ちょっと違うと思うんです。どちらかといえば、青年誌によくあるジャンル「職業モノ」に近い。ミシュラン調査員とは、どんな仕事なのか、店を評価するに、どんな苦労があるのか、など「ミシュラン調査員というお仕事」に焦点が当てられています。実体が知られてない職業なので、こういう視点なら面白い。実食調査は、ランチコース食うのが一番、とか、覆面調査ばかりでなく身分を明かして調査するときもある、とか、なかなか興味深くて面白いエピソードが散りばめられてました。残念なのは、ヒューマンドラマとして、やっと、ここから走り始めるのにってとこで終わってることです。仮に、希望の職業についても、なんか違う、と思うことは、若い頃には良くあることです。商業主義、人間関係、マニュアル遵守、が優先されて、純粋に仕事のいい悪いは二の次なのかなんてことを思ってしまうのは、よくある若い社会人の悩みです。私もそうでした。主人公のエマも、私の思う良い店と、ミシュランが規定するところの良い店はどうも違うのではないか、と悩みだします。で、一定の結論を得るわけですが・・・お話は、そこからだろう、と思うんですよ。エマの思う美味しさ、各料理人の思う美味しさ、お客さんが思う美味しさ、それらがどのようにぶつかって、どう変わるのか。そこを見せて欲しかったんですが、「オレ達の戦いはこれからだ」エンドなんです。ちょっと調べてみると、調査された店から「あんな若い女に評価されるなんて納得がいかない!」と、ミシュランに苦情がきたこともあったそうで、なんでそんな面白そうな話を描かないんだ!と思うんですよ、ヒューマンドラマとして格好の題材なのに・・・まあ、でも実話で原作付だと、自由に描けない面もあるわけで、仕方無いとも思います。もう一点、残念な点は、この作品、本来はカラーで描かれている、という点です。元々は、フランス語版の企画が先行し、そちらの方はカラーで出版されています。ところが日本語版は、そのモノクロ変換版しかない。せっかく描いてある、背景や料理の色合いが、暗く押しつぶされてしまって、なにが描いてあるのかわからないところが結構ある。そこは、モノクロ用に描き直すか、カラー版も出す誠実さが、出版社には欲しかったですね。総合的には、ちょっとラストに不満な点もあるんですが、興味深い世界を見せてくれたので評価は「良い」で。

  • 60

    sakuhindb

    現代はグルメ漫画最盛期といっていいとおもいますが、それらとは一線を画しています!グルメ漫画であって、グルメ漫画にあらず!かのミシュランの調査員を題材にした作品でしたミシュランガイドの調査員に合格したエマニュエルが、その仕事の素晴らしさ、そして辛さを一から学んでいくわけですが、どこまで事実に則しているのかはわかりませんけど、原作ありのノンフィクション書籍のコミカライズということで信憑性は高そうだと私は判断しましたねそのため業界の"いろは"のようなことも書いてあってジャンルモノとして読めるだけのモノにはなっているのだけど、、、コミカライズだからという理由もあるんでしょうけど、思いのほか内容が濃くなくてジャンルモノとしては無難な印象を受けましたむろんミシュランガイド員が普段どのように仕事をしているのか、というのは興味を引かれたし感心もして読めたのですが、それが予想の範疇で「こんなことしてたのか!」という驚きを引き出すところまでは届いてはいないんです。とはいえネタさえ続くのならもっと読みたかったくらいなのだけど短期集中連載でこのネタの濃度となると、コレ以上描くことがあるわけでもないみたいですね題材としてはおもしろいと感じたのは事実なので、どうせならグレードアップして、エマが世界各地で様々な料理や人との一期一会を描いたドラマ性の高いグルメ漫画!なんていうのもアリだったとおもうし「星の夢を見る」なんてタイトルにするならば、そのくらい大袈裟にやってもよかったんじゃないかな。評価はオマケして【良い】とさせていただきます

  • 60

    manga_review

    ミシュランの星を付ける調査員のお話。

    このコンセプトだけで既に面白いよね。だって誰もが気になるところでしょう。世界各国の数ある名店をどうやって評価するのか。

    もちろんこのお話はフィクションですので、どこまでが事実に基づいているのかはわかりません。それでもこのテーマを選んだ高浜さんに脱帽ですし、逆に今までなんでなかったのだろう、とも思います。


    世界各国の店を回るわけですし、もちろん評価するのは自分たち側なので、最初からおいしい店ですよーとわかっているものではありません。自分の好きじゃない味付けかもしれません。
    そんな数々の店を一日何件と回るわけで、ほとんど出歩いているような仕事。

    色々困難があるだろうな、でもおいしいものに出会ったときはやっぱり感動するだろうな。


    そんなテーマ一つで心をつかまれるいい漫画です。あ、もちろん中身も面白いんですよ(笑

  • 60

    sakuhindb

    【良い点】単行本だとカラーがモノクロ化なのが惜しいけど絵の良さ(読みやすさもある)。実話に基づくミシュラン調査員の仕事ぶりが新人主人公視点で興味深く描かれている【悪い点】終わった感じがしない全一巻での薄さ。このボリュームなら主人公の彼氏関連、海外行きの話は散漫感があったし、もっと絞り込んだ方が密度が濃くなったのでは【総合評価】全三巻くらいでやるのは難しかったのか。食い足りなさはあるが、ミシュランガイドに少しでも関心があれば面白さは感じられる内容。評価は「普通」に近い「良い」

  • 40

    cmoa

    なんだろうか、すごく内容が薄っぺらいなぁ。
    他の作品が大好きだから、ワクワクとハードル上げすぎたのかな( ; ; )読んだあとため息ばかり、残念です。
    私は好きじゃないです。