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倉田紗南は人気TV番組に出演中の元気な小6の女の子。母・実紗子やマネージャー・玲くんに囲まれて、幸せいっぱい。そんな紗南の通うクラスは羽山秋人の仕切りでメチャクチャに荒れてて…。紗南はついに!?

こどものおもちゃ

| 集英社(出版)

85

非常に良い

234件のレビュー
立ち読み
Ebook販売元 : コミックシーモア

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234件のネット上の評価があります

  • 80

    sakuhindb

    こども と おとな善 と 悪強さ と 弱さ生 と 死友愛 と 恋愛虚像 と 実像二つに大別されるものや曖昧なものが多くある世の中で、この物語の人物は、その線引きを思い、悩み、考え、決めていきます。人の愛に満ちていた倉田紗南が、男子の中心にいながらも一匹狼だった羽山秋人との対立を経て、人の愛の在り方を思う事に始まり、そんな紗南のマネージャー・相模玲への恋と、対する彼のスタンス(詰まる所"恩義")の間の温度差、明確な言葉なく初対面で友情を結んだ紗南&松井風花と、秋人に一方的な友情を抱きながらも、生活調査の友人欄に名前を書く許可を得ようとした小森和之の対比、何より根深く描かれたのは、子供と大人の"あわい"です。その具体例として、当時は命を生み出せる条件はあっても、それを育てられるだけの条件は持ち合わせていなかった、紗南の実母・坂井佳子の件があります。小森関連でも「子供は大人が思うほど子供ではない」「大人も自分らで思うほど大人でもない」と触れられました。秋人のLA行きを前にして、大人の事情に振り回される子供の実情に直面した時の、その差を分ける境界線に挑んでみせた事にも痛ましいものがありました。また、『生きていてさえくれれば』『死んでなければ』と言いながらも、それだけでは生きられない現実も重く描かれました。発端は、映画監督・小野幹雄の新作への出演に迷っていた紗南が、朝の散歩の最中に出会した秋人にさり気無く聞いた質問から。それは紗南にとって、自分の将来を決める上での重大事項で、そこに『秋人の答え』は深く響き、後にも彼を思う心に大きく影響しました。しかし、それがある種の自縄自縛になったり、五体満足でいられなかったりと、『その言葉』で丸儲けなどという事はありませんでした。紗南について振り返ると、諺や慣用句を某5歳児並に誤った形で覚えている「おバカ」と称されるようなキャラですが、初期の学級崩壊や過密スケジュールによる友情の崩壊手前での沈黙、生放送番組の遅刻への追求に一切の弁明をしない等の処世術、特に「忍耐」の面で賢明さを発揮しています。(尤も、学級崩壊については、結局はその中心にいた秋人に宣戦布告する事になったが)だからこそ、少なくとも紗南にとって見知らぬ不特定多数からのバッシングなど、到底ダメージにはなり得ず、反面、近しい関係の崩壊は弱点となり、世に生まれ落ちて最初の離別、相模との恋人関係の不成立、実紗子との母子関係が破綻し得ると知った最初のショックと、その決着の為の約束の件の尽くで涙を流してきました。その都度、紗南には支えてくれるものがあった事で、比較的早く回復できましたが、映画撮影で学校生活から離れている間の、秋人への失恋からの逃避心理に対しては、駆けつけて来た実紗子の助言で一度は吹っ切れるも、学校生活に復帰して、人間関係の破綻に直面すると芸能活動への逃避に傾倒し、だけど秋人が嘗ての一匹狼と化していると聞くや否や、居ても立ってもいられなくなるという堂々巡りに陥りました。こうも苦悩が徹底される様は、傍から見ていて重苦しいものの、最初の吹っ切れた経緯が「苦悩の原因と直接対峙していなかった」が故に関係の修繕には至らず、「苦悩の原因に真正面から向き合わせた」が故にそれが成立したからこそ、物語の説得力に大きく寄与したと言えます。そうして、秋人や風花たち友人との関係を修繕・発展させたかと思えば、小森事件などの心残りに加えて、またも同じ様に離別を突きつけられれば、紗南自身のキャパシティオーバーと、従来の反射としての「忍耐」――作中で言う所の「演技」――で、喪失感への無痛を装う心理の併合から「人形病」も再発するでしょう。そんな自身の虚像(強い自分という「鏡像」)に囚われていた紗南にとって、他ならぬ秋人の表情解放(号泣する程の事態)こそが、向き合うべき実像(自分の弱さの象徴たる「人形病」)を自覚させ、呪縛から解放させたとも言えます。それを思うと、秋人の「(オレも人形病だ…)」は奇しくも示唆に富んでいました。そして、最終的に「みんなでワイワイ」「ドリームランドでの秋人とのデート」「深手を負った秋人の右腕の回復」といった心残りを清算し、「生まれてから今に至るまでに得てきたものの意味」を振り返った紗南と、「生まれてからずっと引き離されてきた家族の再生」を得た秋人の、"落とし物を取り戻す"大団円に仕立て上げた小花美穂氏の手腕は大したものです。それでも粗はあり、"母殺し"の弟を11年も憎悪していた羽山夏美が、ドラマ1つで容易く改心した不自然さや、紗南が抱いていた、相模との恋人(ヒモ)関係への幻想の是正に際して、子供を笑い飛ばした実紗子(紗南の羞恥心が一層深く刻まれた事を見ると、後の恋愛音痴化の責任がある上、そもそも「人形病」関連での対応と齟齬がある)、何より、中学の理科教師・千石関連の不完全性が際立っていました。小森事件でこそ、秋人に彼の行方を追求する際に、過去の所業について「正論」を突きつけましたが、以降は右腕が動かない秋人への攻撃を最後に一切出番が無いばかりか、直後に明かされた「教師になった理由」が"消去法"という、彼の"学生時代"のバックボーンに対して因果関係が破綻する程度の設定しかなく、全く説得力のないキャラに成り下がりました。しかし、そんな「正しさ」に甘えた(内なる悪意を「正論」に託けて放った)者もいれば、紗南や佐々木剛は勿論、生死の境で、その「正しさ」を受けて「だから逝く」と言った秋人に、小春(亡母)の霊がそれを踏まえた上で、彼が納得できるように筋を立てつつ「生きて欲しい」と願い、「傷ついた心に"時効"はない」と言った風花が、千石の「正論」の中にそれも含まれていて尚、関係を清算するべく「傷ついた心に"時効"はある」と、今度は正論とは程遠い発言をするなど、「正しさ」だけに感けない救いも示してくれたのは幸いでした。 総じて、こども も おとな も、それぞれに「強さ」と「弱さ」を持ち合わせ、「正しさ」は大切だけれど、時にそれ以上に大切なものもあるという、人として生きる事の「バランス」というものについて、バランス良く描き切った傑作と言えます。実紗子の言う様に、思い、思われる事に「幸福」を見出し、それを紗南がラジオパーソナリティを通じて体現してみせたラストまで、心地良い作品でした。 P.S羽山家の修復の不自然さに対する、色々な意味での"リベンジ"こそが、小森事件のような気がしてきました。P.S 2市販の鶏卵から雛が孵る事を夢見る碧乃(剛の妹)に、そのまま夢を見させようとテキ屋の雛と摩り替えた事に見た、相模の紗南への対応の本質、その紗南の行為を咎めた秋人の根拠となる、ガスタンクを「恐竜の卵」と言った父の嘘という、「子供の夢」の比喩となる「卵」が存外秀逸でした。そこには「子供への侮り」も含まれていますが、「夢を見させてやりたい」「相手が真剣なら 僕も真剣に応えなきゃいけない」「顔が曇った息子を晴らしたい」と、善意が前提であり、碧乃の雛の顛末に対する紗南への心証を述べた秋人からは、咎めた時と違う彼の成長が覗えました。また、前者の例の「摩り替えた」という比喩は、翻って「本物の卵は、まだ紗南自身のもの」という意味でもあり、「それを秋人関連で孵化させた」とも言えます。

  • 100

    sakuhindb

    小花美穂先生の代表作と言われる、とても有名な作品。一昔前の少女漫画は、本当に質の高い作品がそろっていたと思いますが、その中でも際立って存在感の強かった本作品は、今読んでもばつぐんに良作だと思います。当初、小学六年生、少し変わり者ながら周りを惹きつける魅力のある芸能人の紗南と、家庭環境が原因で相当な問題児であった羽山とのささいなバトルから物語は始まります。作者はこの年代の多感な子供の特徴を非常によく捕らえられていて、はちゃめちゃながら強烈なリアリティを持った描写がされます。時には実紗子を始めとした周囲の大人視点で、子供の成長を見守るかのような気持ちにさせられることもあります。作中で子どもたちは中学生へと進級し、さまざまな出来事を経て確実に大人に近づいていきます。崩壊する友情、すれ違う恋愛、背負った「罪」の重さ、人間のもろさ、全てが絡んで物語はぐっとシビアになっていきますが、苦難の中であがき続け、子供たちは自分なりの答えを見つけていきます。特に紗南と羽山の絆がどんどん強くなっていく、両方が互いにとって誰よりも大切な存在になっていく、その過程は何とも言えないものがあります。最終巻を読み返した後に改めて一巻を読み返すと、「本当によくここまで成長した!」と、まるで実在する子供を見てきたかのような感覚にさせられます。架空の登場人物でしかない彼女らを、ここまで「一人の人間」として描くことができた作者の技量には感心します。主人公だけでなく、全員が「一人の人間」としてきちんと描写されていました。甘やかしはしない、時には容赦なく辛い試練を与える、あがく姿を最後まで描ききる、だからこそ作者の「登場人物への愛」がよく伝わってきました。本作品の魅力としては「メリハリの良さ」が挙げられます。ギャグシーンは面白さ満載かと思いきや、シリアスシーンでは真剣に泣かされた部分もあります。笑ったり泣いたり、読んでいるだけで様々な感情を知り、実感することができます。作品において最も大切なのは「目にした人に何かを感じさせる」ことだと耳にした覚えがありますが、ここまで多くの感情を教えてくれた作品は、他に類を見ません。最初は比較的明るい描写が多いものの、前述の通り、後半から展開は一気にシリアスになっていきます。終盤は、人前でひたすら明るくふるまう紗南の、実は内包していたもろさが一気に露呈されていくので、違和感や不快感を覚える方もいるかもしれません。しかしながら、とことん病んでいく紗南、ひたすらそれを治そうとする羽山の様子を見守り続けたあとで最終回の笑顔を見たときの気持ちは、代弁のしようがないものがあります。「これからも色々なことがあると思うけど乗りこえて生きていく」という前向きな終わり方で、とてもさわやかです。たくさんの経験を重ねた上でのこの言葉は、根拠なしのたわごとでは決してない、とはっきり分かります。自分が個人的に最も心に残った場面は、幽体離脱した秋人が母親の亡霊と対話する場面です。羽山一家は、もともと病弱であった母親・小春が長男を出産したときに亡くなった、という事情があります。それが原因で、羽山家は十年以上も崩壊状態にありました。秋人は実の姉から「悪魔」と呼ばれ、父親との間にも深い溝ができてしまい、どこにも居場所のない状況でした。そして年齢を重ねるごとに荒れた行動を起こすようになり、相当な問題児となってしまいました。たくさんの人を傷つけながら、自身もまた、家族との関係に飢えていたのでした。紗南との出会いにより、彼の心の氷は少しずつ溶けていくのですが、中学校でとある大事件に巻き込まれることとなります。さて、秋人の出産と同時に亡くなった小春は、息子が…いや、残された家族が荒んでいく様子を、いたたまれない心情で見守っていたのではないでしょうか。「私が愛情を与えて育ててあげられるはずだったのに」という、悔やみきれない思いを抱いていたのではないでしょうか。そして生命の危機にさらされ、向こうの世界へ行きかけていた息子と、初めて対面します。たぶん、「もうこれ以上辛い思いはさせたくない、あんたが荒んでいく様子を見たくない、こっちにおいで、私が守ってあげる」と言いたくて仕方がなかったと思います。しかし彼女は、「罪悪感でこっちに来るのはずるいよ。一生、罪を背負ったまま生き続けなさい。こっちに来るより、思い罰だよ」と息子を諭しました。自分はこの台詞を見たとき、限りない「母性」を感じざるを得なかったです。その後、「ごめんね…育ててあげられなくて」あたりから、まさか少女漫画で本気で泣かされるとは思いませんでした。まさか一巻のあの流れが、ここに繋がっていたとは、驚きの連続です。何度読んでも、いつ読んでも、たくさんのことを教えてくれる作品でした。子供のとき読んでいた覚えのある人は、大人になってからぜひもう一度読んでみてほしいです。評価は文句なしに「最高」にします。

  • 80

    manga_review

    愛蔵版で「Deep Clear」が出たので、
    これを機会に読み返してみました。

    初めて読んだのは、中学に上がる頃ぐらいで、
    ちょうど紗南と同年代でした。
    連載終わって数年たったころですが。
    10年ほど前です。


    まあ、少女漫画(りぼん漫画)なので、
    目のキラキラとか、少女漫画タッチのイラストでは当然あり、
    そこに違和感がなければ、
    まず年代問わず読んでみろ、と私なら言います。

    というのも、
    コミックを買って読んでいたあの時と現在とで、読み方がだいぶ変わってくるんですよね。
    母もこの漫画のリピーターでしたが、今の私は、たぶん母と同じような観点で読んでいるのだろうな、とも思います。

    たぶん、年齢が上がるにつれて、
    いろんな経験とか感情とかを超えて、
    あの時以上に、作品に入り込みやすくなったのかなと。

    あの時は、暗さよりも明るさのパートのほうが好きでしたが(なので後半ほど「???」となった覚えあり^^;)
    今は暗さのパートもしっかり感情移入して読んでしまっていました。


    私はRMCしか持ってませんが、
    一巻の四コマ、ハヤガー、「いけいけ!かれんちゃん」(藤井みほなさんの漫画)との合作、「とげとげのたまご」と、番外を読むのも楽しかったですね。「かれんちゃん」までは笑いながら楽しめる感じです。


    私にとって、読み返しても楽しめたので、
    「何度も読み返してしまうような」作品だったと言えるので、8点とさせていただきました。

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 いじめ、先生いびり、学級崩壊に潜む家庭問題、出生の秘密、心の病、命の尊さ等々、内容は重いのにドロドロじゃなく、シリアスだけどコメディっぽく、笑えるけど愛がある。深いけど軽い。そして、これだけたくさんのことを描いているのに、話広げすぎとか詰め込みすぎとかは全く思わない不思議。

    よくギャグのところだけ、変顔にしたりラフな絵にしたりする作品がありますが、私はそれがすごく苦手。おっと、これはマンガだったって一気に現実に引き戻される感覚が嫌です。小花さんの作品の好きなところは、ギャグシーンも綺麗な絵のまま!だから、世界観壊されずに笑えるんだよね。こちらも羽山がヒョウになるぐらい。むしろかわいらしいったら!あとあの頭を叩くピコピコが懐かしすぎる。

    私が子どもの頃、子役って今ほどたくさんいなくて、当時はある女優さんに重ねて紗南をみてました。明石家よんまさんもでてくるしね。

    小花さんはデビュー作からりぼんで読んでいて絵が大好きでした。こどものおもちゃの連載当時はりぼん雑誌を買わなくなり始めた年齢で、途中から最後は単行本で読んだのかなー?それ以来読んでなかったんだけど…小花作品は再読必須ですね。大人になってからまた読んだ方が深くしみます。子どもの頃だったら星4だったかも。再読したら、もちろん5つです。

  • 80

    sakuhindb

    【良い点】ギャグシーンでふとよぎる不吉さ、シリアスシーンでなぜかこみ上げる笑い。メリハリのついた描写がとても巧みでした。前半が特に好きでしたが、中盤〜後半の重い展開も話がしっかり作られていて読み応えがありました。マネージャーと付き合っていた頃の紗南がけっこう私好みでした(笑)おバカと見せかけて、クラスの男子たちに対して容赦ない台詞でたたみ掛ける冷静さがかっこよかったです。【悪い点】好きな絵柄ですが、少し硬いところがあるので好みが分かれると思います。また、人形病が再発する直前の紗南の浮かれぶり。読んでいて一番怖かった箇所ですが、行き過ぎて不快な部分もありました。羽山とのデート中に突然ネジが外れたように嫉妬心が暴走したり。作者の力量はすごいと思いますが、あそこまで痛々しくしなくてもと思いました。【総合評価】影響を受けた人はたくさんいると思いますが、なかなか描けない、他にはない作品。ハニービター特別編も読みましたが、紗南と羽山はそれぞれ自分を持っているところが魅力的ですね。荒れる教室内に作者が混じって立っていたり、森の中に羽山母の亡霊がいたり、手の込んだ作品だったと思います。評価は「とても良い」で。

  • 100

    sakuhindb

    【良い点】キャラに魅力がある、ギャグも面白くて読んでいて楽しい。シリアスなところもあって考えさせられ、感動する。【悪い点】特になし。【総合評価】もう何回も読んでいますが、何回読んでも面白くて感動する大好きな作品。登場するキャラはみんな個性的で楽しい。特に主人公の紗南。明るくて面白くて大好きです。前半の、紗南と羽山が徐々に打ち解けていく過程が好き。一匹狼で心を閉ざしていた羽山が紗南によって救われていく。また、明るい紗南がひそかに抱える悩みに気づき、支える羽山。お互い助け合い、なくてはならない存在になっていくところに心が温まります。後半になると、恋心を自覚した二人のすれ違いや羽山の怪我による腕の麻痺、紗南の人形病など、暗いところもあり読むのが辛いですが、それもこの作品の良さ。普通の少女漫画とは違って、考えさせられるところが多い。漫画を読んで泣くことってほぼないのですが、この作品は読み返しても感動して泣いてしまいます。女性だけでなく、男性にも読んで欲しい素敵な作品です。

  • 100

    cmoa

    子どもの頃からずっとずっと大好きな作品です。1巻だけで切っちゃた人はぜひ古本屋でもいいので最終巻まで読んでください。
    大人になった今読むとこれがりぼんで連載してた作品なのか、子供が読む話なのかと改めて驚きです。
    ギャグも沢山あって賑やかな感じはまさに小中学生向け!と思いきや、学校のクラス崩壊や、主人公の紗南や羽山の家庭の問題など様々な重い話が入り混じっていて、終盤に向けて重さが増していきます。ギャグの部分にクスッと笑えたり、悲しい内容に涙したり、子供から大人まで老若男女楽しめるストーリーになっています。

    ネタバレは書きたくないのでとにかく色んな人に読んで欲しい。
    友達や親、大人になってからも職場の人達にお貸しして皆さんハマってくれたので読んだこと無い人はぜひ。

    ちなみに職場の先輩は1巻とか最初の方はごちゃごちゃしてて読む気しなかったけど途中から話が気になりだして一気に読んでしまった!何回も何回も読んでけど、もうちょっと貸して!と貸出延長頂きました。笑

  • 70

    manga_review

    芸能界で人気子役紗南ちゃんはクラスの問題児羽山君をなんとか更生させようと大奮闘!!彼女の元気でとぼけたキャラが最高に楽しい作品だ!!

    しかしながら 羽山君の中の悲しみの扉が開くとともに---
    紗南ちゃんの彼以上に重い扉が開き始めてビックリ展開に----!
    ギャグマンガ!っと思われてる方も多いかと思いますが実はこの作品。
    衝撃の問題作なのです-----!!
     
    この作品の子供達はみな無邪気で普通の子供たちだ。
    しかし、彼らの中には 放任・過剰な期待っと、親の愛情への不振感で病んでいく子供達の姿が--。その連鎖がいじめへと発展する様が描かれてます。
    小花氏は、そうした彼らを「友情」で乗り越えさせていますが・・

    子供のおもちゃ・・
     それは親の愛情なのだと
     静かに訴えているような気がします・・。

     泣いたり笑ったり怒ったり喧嘩したり--大変です。
      でも だからこそ元気をもらえるそんな作品難だと思います
     

  • 60

    manga_review

    「りぼん」の漫画ではじめてまともに読んだ漫画で、当時読んだ少女漫画で一番好きでした。
    一番の理由はギャグパートのハイテンションっぷりが面白かったからです。とっつきやすい。

    序盤はいじめとか学級崩壊とか読んでて嫌な気分になる展開が多かったのですが、徐々にデレを発揮していく羽山はまさに少女漫画でいうヒロインって感じで良かったです。
    羽山が今まで読んだこと無いタイプのキャラだったのも印象に残った理由の一つかも。

    ギャグが面白かった印象が非常に強いのですが、ストーリー自体は割とシリアスな部分も多かったです。
    少しドロドロした感じは少女漫画らしいと思います。最後が完全なハッピーエンドとならなかったあたりも。

    絵は当時は目がキラキラしてて上手だなぁと思いましたが、改めて読んでみると目が異常にデカくてビックリ。
    ザ・少女漫画って絵でした。

  • 70

    manga_review

    育った環境や過去の経験から人格形成され、出逢いを通して徐々に変化していく、
    そんな人間の過程を描くのに長けている(とりわけ、心を病んでいる人間の描き方が上手い)。
    キャラ全員にその配慮が行き届いているため、一人一人の存在感が濃い。
    人間関係も骨太で薄っぺらな印象を受けず、しっかりと作り込まれた世界にグイグイ引き込まれて行く。

    また、明るさと暗さ、軽さと重さが絶妙なバランスで仕込まれているので、それだけ人間というものがリアルに感じられる。
    脆く壊れ易い反面、芯は強いのだということ。受け止め方のズレやすれ違いが難しくさせる人間関係も、赤裸々に語られて嘘臭くない。

    斬新で特異な設定の上に、キャラがしっかりと立っており、人間を掘り下げるような独特の展開に面白さを感じる。

    一風変わった少女漫画。

  • 80

    cmoa

    今読んでも面白いし、彼女たちのファッションは今みても可愛いと思うところがあります。
    所々シリアスな展開も入ってきますが、ギャグも上手いのでさっぱりします。
    子どもの頃読んだときはシリアスはあまり目につかず、ギャグの面白さで楽しく読んでいました。
    今読み返すと恋愛ってなんでこんな上手くいかないのかな、人間ってどうして素直じゃいられないんだろうとか、色々考えて読めます。

    ただ終盤のシリアス展開は、わたしは今でも怖く感じてしまいます。どうしてこんなことになってしまったのか。これが小花先生の真髄だったのわもしれませんね。
    それ以外は本当に面白く大好きです。

    最近になって他の作品の番外として続きも出たので、それを見て落ち着きましたが。
    今でも変わらずにさなちゃんはさなちゃんで、とてもホッとしました。

  • 40

    cmoa

    漫画のストーリーとして完成度の高い作品と思いますが、実際にしんどい環境で育つしかない子どもには、きれいごとに読めるかもねぇ。そもそも、題名の意図が内容に反映されているのか疑問ですし。

    それにしても、さやまパパの顔と体格のデッサンはひどいかと…。さなママの髪型や遊具カーが見れるだけに、違和感が強いです。全体的に大人の絵柄は苦手です。池野先生の絵に似て非なる、残念感がどっぷり。

    不条理ギャグや一条先生や萩岩先生等々の、読者の心をこじ開け抉り追い詰める作品も多々掲載していた時期にりぼんを買い続けた者としては、折角のキャラ設定や伏線をライトに流されると、読み込む気にはなれませんでした。お茶漬けサラサラ〜な印象です。
    アプリを話毎に終了しないといけない、という設定も読みにくさに拍車をかけました。

  • 100

    cmoa

    学園アリスに類似していると言われていたので全巻読みましたが凄く面白かったです。こういうヒロインだけに心を開く系って本当に好きです。ただ強いていえば風花の一連ストーリーをあそこまで長引かせたのは良くなかったと思います。風花の事を好きだったという発言もとてつもなく失言だったと思いますね…。まぁでもそれを踏まえても星五です。虐め、家庭環境、精神面等の難しい問題に関して介入し解決してくっていうのがやはりヒットの秘訣なのでしょうか。「お前と離れて、ダメんなるのは俺の方だ!」名言ですよね本当…果たしてこれでときめかない人はいるのか…アニメに関してはちょっと声優陣が失敗でしたね。羽山の声は凄く良かったけれど中盤あたりから声が変わってしまってショックでした。まぁ声変わりは仕方ないことですけどね…

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 大昔初めて買ったりぼんに第1話が掲載されていた思い出の作品です。何でも吸収する超子供時代に読んだので今でもこれで覚えた言葉とか言い回しとか不意に出ちゃいます。人格形成にまで影響を及ぼしていると言っても過言ではありません。ギャグ面でダウンタウンの影響も感じるので芸が古くならなくて今読んでも全然笑えるし、セリフの間みたいなものがきちんと表現されていて脳内再生が非常に楽。後半のシリアス部分はさほど読み返さないんですが、たまに読むと子供の頃は全く分からなかった直純くんの魅力がよくわかるんですよね。なので人づてに聞いた数年後の直純くんのことは聞かなかったことにしてます。あえて続編短編は読みません。

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 今リボンフェアをやってる所が多くて
    懐かしくなって大人買いしちゃいました!
    あの当時理解していなかった内容とかもいっぱいあって(笑)子供が読むにしては、暗いいっぱいあるんだけど
    今思えばあの当時そういう話が多かった気がするなぁって思い出します

    今の大人の自分が楽しめるのかとか不安もあったんだけど、なめてましたね!
    本当おもしろかった!!泣いてしまった!
    こんなに他人に熱くなれる人間にはなれなかったけど、こうやって誰かを心配して本気でしかれるさなちゃんはいつまでも私のヒーローだよ!
    読んだことのない人にもぜひ読んでもらいたい漫画です!!
    続編もあるみたいで、そっちもチェックします!

  • 80

    cmoa

    始めて読んだのはリボン掲載時から。当時りぼんの中で一番好きでした。サナちゃんのように明るく元気な女の子になりたいと夢見た女子は数知れず。今でも読み返すたび、前向きになれます。いつかデラックス版とか新装版の発行を願いますね。
    ただサナちゃんは明るく元気なだけでなく、深い心の闇があった。それがテーマとなる9巻以降あたりが1番好きです。生きる意味や人間の心の深さ、悲しみ、絆…当時の主要なりぼんの読者層である小学校低学年生にはちょっと理解が難しく、10巻で終わってしまったのではと思います。できればもっと続いて欲しかった。
    ただこれはちょっとしたスペシャル版が2年前位に発刊されました。

  • 60

    sakuhindb

    【良い点】ギャグあり、考えさせられる作品です。サナの元気さ・楽しさがすき。大好きな作品のひとつです★【悪い点】こどもむけだからかな、みなさんが言うように「作者は芸能界をあまくみている」とおもいますサナ成功し過ぎです。リアルにはなかなか成功できない、成功してもアンチ、ネットでの悪口などうまくいかないこともあります。超人気の加藤って人とできてると思われてるなら、なおさらです。普通の学校いってるなら特に、芸能人ってだけでイジメにあうことも少なくないですし・・・。考えさせられて大人向きと思えば、芸能界のことは子供だましです。【総合評価】まあ好きなので、良いですね。

  • 60

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 この作品は前から知っていたんですが、
    絵にあまり惹かれず購入したことはありませんでした。

    少し時間が空いたので試しに無料分だけ読んでみました。
    他の方も書いてますが結構重い話も出てくるのに
    主人公が明るいせいか気分が沈んだりすることはありませんでした。

    絵は思ったより気にならず、
    すぐ慣れましたがストーリー自体は個人的に苦手です
    続きが気になるような漫画ではありませんでした。

    学生の頃読んでいたらまた違ったのかも
    中学生頃に読んでいたらはまっていたかもしれません。

  • 80

    sakuhindb

    小花先生の作品が昔から好きだったので、りぼん買うのやめてからも見ていた作品です。 ドロドロとした重いテーマはあるものの、これが小花ワールドというのか最終的に不快な思いはあまり感じない。 むしろそれに対していろいろ考えさせられる。 紗南は私は好きです。 あのおちゃらけた明るい性格、私は全然逆タイプなのでうらやましい。 ひっかかるような性格のシーンもあるけど、今までの過去が過去だからそうなっちゃったのかなぁ…と。最後に。 風花は高石くん(でしたっけ?)とうまくいってほしかったです。

  • 80

    cmoa

    子どもの頃にアニメを見ていた記憶がありますが、今改めてマンガを読んでみると、ギャグ要素もあると言っても小学生が読むには重たく、すんなり理解出来ないような“大人の話”も多いなと感じます。そういった意味では、少女マンガといえど大人でも楽しめる作品だと思いますし、連載当時リアルタイムで読んでいたような方も、子どもの目線で読んだ時と大人の目線で読んだ時の印象の違いが楽しめるのではないかと思います。とりあえず無料の2巻分だけ読みましたが、個人的にも全巻読みたいなと思いました。

ネット上のイメージ

子供
シリアス
ギャグ
感動
懐かしい

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