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※2020年1月24日までの期間限定無料お試し版です。2020年1月25日以降はご利用できなくなります。【1冊100円のサク読みシリーズ『#こち亀』を読もう! 超国民的ギャグが超手軽に読める新シリーズ! 期間限定配信のお年玉無料ブックもあるよ】「やつらをひとりも帰すんじゃねえぞ!!」ガンマニアの中川と冬本が派出所を訪れ、拳銃談義に。そこに暴走族が出現し、両さんらは追撃を開始!!「早撃ち両さん!?の巻」他7編に加え、山止たつひこ笑劇場「交通安全'76」も収録。

こちら葛飾区亀有公園前派出所

| 集英社(出版)

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Ebook販売元 : コミックシーモア

こちら葛飾区亀有公園前派出所のレビューが0 件あります

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158件のネット上の評価があります

  • 60

    manga_review

     漫画界においては、今も昔も最激戦区といえば週刊少年漫画の世界である。漫画の主要な読者層である少年達の移ろいやすい興味をとらえ続けるために漫画家も編集部もしのぎを削り、他誌はおろか同じ雑誌内でも人気投票というの名の激しいサバイバルが週刊単位で繰り広げられるという苛酷な世界。
     中でも発行部数1位を誇る週刊少年ジャンプは、特に「人気投票至上主義」に基づく非情な競争を作家達に強いることで様々な話題作を生み出し続けてきた。いったん人気に火が付き、作品のクオリティを長期にわたって安定させることに成功すれば『ONEPIECE』などのように10年を超える長期連載も出るには出るが、多くの作品が半年、一年弱、もしくは10週程度で終了の憂き目にあうため、とにかく作品の入れ替わりが激しいのが特徴なのである。良い意味でも悪い意味でも、常にニーズに合わせて“変化し続けること”を宿命づけられる人気商売の世界の顕著な例が、週刊少年ジャンプという雑誌の有り様なのだった。

     そんなジャンプにおいて特異な存在なのがみなさんご存じ『こちら葛飾区亀有公園前派出所』である。連載開始は何と1976年。東京の下町葛飾亀有の小さな派出所と舞台に、ガキ大将がそのまま制服着たようなトンデモ警官「両津勘吉」が暴れまわるギャグ漫画。こういう基本設定だけを見ると非情に古臭く、とてもかのジャンプで30年以上人気を博す作品には思えないのだが、『こち亀』が連載を維持し続ける事が出来たのは、下町コメディという基本は残しつつも“変化し続けること”を課し続けた作品姿勢によっている。

     初期のこち亀は人情風味を加えつつも比較的ストレートなバイオレンスギャグだった。『がきデカ』に倣ったのか劇画調の濃い絵柄で主人公の警官が銃を撃ちまくるという作風が当時は過激なギャグとしてウケたようだが、作品は次第に「情報漫画」「教養漫画」としての側面が目立ち始める。作者の秋本治が非情に好奇心旺盛かつ他分野に渡るマニアックな知識の持ち主だったため、作品内でも両津を語り部に、おもちゃやミリタリー、車にゲームといった「男の子の趣味」全般の深いうんちくが次々に開陳され始めた。作品自体が「遊びの戦後史」とも言える存在となったのだ。
     さらに連載の長期化に伴い、絶えず変貌を続ける東京の世相を作品は的確にとらえ続けた。首都の過密化、地価の乱高下、バブルの狂騒、失われた十年、再開発、スカイツリー…、こち亀を通読すればそれだけでここ三十数年の東京の世相史が一目瞭然となるのである。これはやはり特筆するべき事だろう。

     こうしてジャンプ内において特別な地位を得たこち亀は作者の驚異的な筆力も手伝い順調に巻数を重ね続け、96年には連載20周年&単行本100巻という空前の快挙を達成した。しかしここから他のレビュワーのみなさんも指摘されるように作品の迷走&質的低下が見られ始めたのも事実である。ジャンプ編集部も「長期連載」がウリのこち亀だけは人気投票レースにおける治外法権にしている節があり、他の漫画が人気獲得にしのぎをけずるのを尻目にこち亀だけが安全圏でダラダラ連載を続けている…と最近の読者には感じられるようになった部分があるのは否定できないだろう。実際一時期見られたやっつけ感漂うビミョーな新キャラの乱発や展開が容易に読める話の落ち方、女性キャラの極端な巨乳化(まさかオタク受けを狙っていたのか?)などなど目に余る部分がここ10年ほどのこち亀には多く見られるようになってきた。特に両津が警察の独身寮を出て「超神田寿司」と疑似家族的な関係を結んだ近年の展開なども、古参のファンには賛否両論あったことだろう。

     なるほど、長期連載は確かに凄いし情報漫画としても重宝する。しかし、それが漫画作品として、とりわけ週刊少年ジャンプ作品の在り方として適切なのか?という疑問が連載20年を超えたころから芽生え始めたワケだが、作品が落ち着きを取り戻したこともあり、自分でも意外なことに、最近またこち亀を楽しく読めるようになってきたのだ。

     うんちくをウリとした長期連載といえば『美味しんぼ』が代表格だが、あちらは原作者自信も認めるように近年は物語としての質の低下から漫画作品としての必然性を失いつつあるのに対し、こち亀の方は(元々がギャグ漫画である事もあり)依然として漫画としての必然性は保たれている。秋本治は一見ワンパターンに見える連載の中でも絶えず実験的な演出に挑戦し続けており、時々「これは」と息をのむような素晴らしいシーンを目にすることもある。(昨年の深夜ラジオを扱った回は素晴らしかった。)

     このように新しい話題に常に挑戦し続ける一方で、作品の根幹をなすのはあくまでも昭和30年代的な下町人情の世界である部分は変えていないのも良い。昭和30年代というのは実際にその時代を経験したことのない80年代生まれの自分にすら「なんか懐かしい」と思わせる魔力を持った現代日本の原風景であり、こち亀はその豊かな土壌を実に巧みに現代に活かしているのである。かといって「昔は良かった」的な過度なノスタルジーには陥っていない点も注目に値する。両津はメンコやベーゴマの達人である一方で、最新鋭の情報端末やゲーム機をも自在に遊び倒す現代性を持っているのである。

     そして、そんなこち亀が今でもジャンプを開けば毎週必ず(必ず!)会えるというこの奇跡。最近はそれが何よりもありがたく感じるようになってきたのだ。

     東京の街並みと同じように、漫画界は常に変化し続ける。ジャンプの誌面も変わり続ける。こち亀もまた変わる。良くも悪くも変わる。しかし、こち亀が毎週必ず読めるという事実だけは三十数年来変わらない。「派出所」という呼び名も、(一度「交番」に書き換えられた事はあったが)変わらない。
     そういう作品がジャンプにあってもいいじゃないか。次の10年20年も、こち亀と共に見届けていきたいと切に思う。

     あと、久しぶりに戸塚と寺井とダメ太郎あたりをまた見たい。

  • 20

    sakuhindb

    【良い点】・両津は性格は悪いが基本的には根は優しい奴で正義の味方・シリアスに終わる話・幼稚園時代の両津が動物園の猿と一緒に不良を撃退する話・「スピンオフの巻」・「逆スピンオフの巻」・「ジャンプ40年史の旅の巻」・「世界グルメ大会!?の巻」・「両さんの京都訪問記」・「やけの大食いの巻」・「髪は友達の巻」・ジャンプ掲載版の最終回【悪い点】それ以外【総合評価】この作品は200巻まで連載が続いたギャグ漫画だが、良い点で挙げた話は個人的に好きだった。だが、幾らギャグ漫画だからとはいえ、幾ら両津が無茶苦茶したからとはいえ、両津に対し殺人レベルの制裁をしたり、暴力で両津に言うことを聞かせたり、両津のように周囲の被害を顧みず、戦車や重装備で派出所等を破壊しながら殴り込む大原部長はいくら何でも度が過ぎていて、むしろ、無茶苦茶しまくる両津よりも非人道ぶり全開の大原部長の方が立派な犯罪者であり、それが罪に問われないのも問題(大原部長に加担する中川達やエザキZ1やゴメス署長、小町や奈緒子といった婦警達等も例外ではない)だし、夏春都のように両津の気持ちを理解しないキャラもいて(夏春都は親切心のつもりでやっていたがそれでも彼女は両津の気持ちを理解するべきだった。)、自業自得という形とはいえ、作者の被害者にされる両津(たまに他のキャラも作者の被害者にされている)が可哀想で仕方ないオチばかりで非常に不愉快だった。あと、コミックス版の最終回のオチも大原部長達にも落ち度がある。それは両津が部屋を出るときに「忘れ物はないな?」と言って両津が忘れ物をしていないか確認していなかった。だから、両津が忘れ物を取りに戻ってきて、両津に隠れてする真のパーティーが両津にばれて、両津が料理に唾を飛ばして独占という結果を招いたのである。これでは、32年間分の両津がパーティーに乱入するオチで締めくくられた「ジャンプ40年史の旅の巻」の方が遥かに面白い。こんな悪影響がありすぎる作品を長年載せ、今も尚かつ最強ジャンプにも掲載しているとは、間違いなく作者も編集者も、真剣に現実を見ていなかったのだと思う。ていうか、両津が破壊した物の損害賠償は払わんでいいものばかりだし、「「ドラえもん」のふくびんコンビの福の神を両津に、貧乏神を作者につけてやりたい。」というコメントが書き込まれるのもわかる。評価は良い点を考慮しても最悪しかつけようがない

  • 80

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 マイクロプラスチックが話題になって昔こち亀で読んだ事を思い出して探し回ってやっと見つかっので。1992年の作品75巻。

    1話、音声予約でコンニチハ!の巻。会話式音声予約ビデオデッキの話で、今になって似たような物が現実に発売されて驚いた。この録画機を改造して部長に売りイタズラする。

    二話、空き缶回収大作戦!の巻。自動販売機が今より売れていたのでは。噴水型自動販売機や無人のスーパーも出てくる。飲料のコストは殆ど運送費という話も聞くし。「問題はビニールやプラスチックだ。前に海底査で何千メートル下に菓子の袋があった。腐らないし海に捨てると魚が食べて消化出来ん。気軽に捨てちゃいかん」と書いてあるが今と一緒。温暖化とか大きな問題は進まないなあ。

    3話、両津オークション。ジェット機を買うためコレクションを売って五百万円を調達する。

    四話、ザ・コックローチ!?の巻。扉は鉄橋。天国の爺さんが来てゴキブリとのハーフになる。

    5話、イカ釣り船上バトル!の巻。扉は木造のタバコ屋。署の春の旅行で釣りに。道具はいつものツケで買う。電動リールにシャクリ機能も付いてるが実用化されたの何時だろう?

    6話、怒涛の下町パイレーツ!?の巻。扉は三社祭の神輿。梅雨の帆船イタリアンレストランの話で大統領の警備をサボって食べてたら洪水になって。

    7話、豪華マンションの甘い罠の巻。扉は下町の民家。寺井の家探し。金持ちと間違って三十五億円の高級マンションのダイレクトメールが届く。バブル崩壊後で下落した頃か?名簿屋の事なんかも。麗子が譲ってくれたが維持費が。

    8話、スーパーバイザー両さんの巻。扉は坂の階段。寺井の家探しの続き。絵画美術の疑惑とあるが何があったのか。寺井、大原、両津を船長に例えてみたり、鬼殺熊蔵不動産に見に行くが。

    9話、深海SOS!?の巻。沈没船の200億円の金をテストしてない深海スーツで狙う。金の為なら命など惜しくないとか相変わらず。

    十話、麻里愛・最大の宿敵!の巻。扉は加瀬大ザエモン、麻里愛、両津。世界武道大会決勝戦で負けた麻里愛に果たし状が来るが、女になったとは知らず。

    巻末は、浅草キッド。握手した事やたけしのラジオの話など。

  • 30

    manga_review

    50巻までは10点!
    90巻までは6点…
    それ以降は…とても…。
    生まれて初めて買った漫画なんで、それだけに今の体たらくをみると悲しくなります。
    ベーゴマやパチンコで負ける両さんを見たときは悲しかったなあ。
    もう一度銃や車の書き込み、小ネタの数々が見たい。せめて絵だけでも全盛期の味のある絵を描いて欲しい。今の絵は汚い。
    とりあえずなんなんでしょうね。あのマネキンみたいな絵を描くアシ。
    彼の絵は70巻代から目に付くようになりましたが、非常に作品世界から浮いていますよね。
    それに大原部長。かつての厳しくも優しかった彼の姿は皆無ですね。
    ただの中年のおじさんです。
    中川巡査。彼は昔から結構無茶苦茶だったけど格好良く、嫌味の無いキャラでしたね。
    今はただの成金にしか見えません。
    さらに、よくもあんなに魅力の無いキャラクターばかり量産できますね。寿司屋、大阪、弓道、マグロ漁船。
    寿司屋の漫画が描きたいならさっさと連載を止めてくだされば描けますよ?

    今の状態で連載を続けることはそれだけ若手の芽を摘むことになるし昔からのファンを裏切る行為に等しいと思います。
    正直この漫画を改善するとしたら新キャラもろとも爆発させて無かった事にするとかしないといけないし絵も1年くらい休載して練習しなければいけない。

    何よりあのアシスタントを解雇しないといけませんね。

    そしてそれは残念ながらもう老人になりかけている作者には到底不可能なことなんでしょう。

    あの頃の「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が戻ってくることは永遠に無いのでしょうね、残念ながら。

    「ゴルゴ13は凄いなあ、作者自身がゴルゴのように機械化しているのかもしれんな…。」

    秋本さん、あなた自身も昔はそうでしたよ。間違い無く。
    本気でこれ以上のギャグ漫画は存在しないと思っていました。
    そう思っていたのは僕だけでは無い筈です。


  • 80

    sakuhindb

    「こちら葛飾区亀有公園前派出所」この長ったらしいタイトルがまさかこんなにも長期連載になるとは連載当初は誰が予想できたでしょうか!積み重ねた巻数、実に200冊。話数においては実に2000話(適当)にも及び、そしてそれを週刊連載で休むことなく40年もの歳月をかけて書ききりました。しかもそのほとんどが一話完結というのだから偉大でしかありません基本はギャグ漫画でありながらも、長年やっていただけあって作風は多岐に渡り、時事を効かせた風刺やらマニアックな資料やら、時には感動を誘うヒューマンドラマやら時代の流れに乗るように様々な作風を読ませてくれていて、暇つぶしとして読むのなら、もうこのタイトルが一つあれば他は必要ないんじゃないの?ってくらいですよちなみに私の考える全盛期は30〜60巻くらいで、ギャクにキレと勢いもあって両さんが最も楽しそうに暴れまわっていた時期でした。そこから〜80巻くらいまでは良作で100を境に徐々に評価は下がっていき、最衰期は150巻以降の大阪娘が頻繁に登場するあたりですね。さらにちなむと世間では評判の悪い寿司屋ですけど私は好きです。劣化していく中で寿司屋がいたおかげでなんとか連載を保つことができたとすらおもっているほどです最終巻にもなると本当に内容も酷く、最終回ときたら とても200巻の総決算とは信じられないくらいでしたけど、それについても落胆というよりも、こんなに灰になるまで連載していたのか。。。本当にネタを出し尽くしての完結だったんだな。と感じられてゆっくり休んでください。と心からおもえました単行本が多すぎるため総合評価も難しくなってしまっていて、つまらない時期を考えると、とても悪いなんですけど単行本を全巻持っているくらい大好きな漫画ですし、長期連載の偉業を考えると低い評価をすることは とてもじゃないけどできません

  • 60

    sakuhindb

    【良い点】時流に合わせてその時々のネタを取り入れていた点、絵柄の柔軟な変化。コミック200巻のギネス記録や休載をせずに連載など一人の作家の描く作品として様々な努力が見える部分が良い点だと思います。コミック1〜200巻まで全て読みましたがギャグ漫画として安定感があり、自然に読める回が多かったです。ギャグの元ネタが解りづらいような部分にも解説が入ることが多く丁寧でした。【悪い点】100巻以降、強い女性キャラを頻繁に登場させた点が個人的には嫌いでした。出ても一人か二人、早矢と纏くらいなら良かったと思うのですがその後も超人的な能力を持った女性がワラワラ出てきたのはちょっと・・・連載最後とした回について、NHKニュース等で多くの人に注目されながらあえて裏切る行為をするのは、勿体ないなと思いました。コミックと雑誌掲載の同時進行ネタも多くのコンビニで、雑誌と単行本を同時に入荷して朝5時に平積みされるなどかなりの方に従来とは違う負担が出たと思いますが、そこまでやって作る内容だとは思いませんでした。コミック版の最終回とした回のラストのコマで主人公がツバを吐いて終わるというのは駄目だと思います。漫画好きな人間として良い最後だとは思えませんでした。日本を代表する漫画の一つとして、もっとちゃんと終わって欲しかったです。【総合評価】基本的には一話完結のギャグ漫画として面白いです。100巻ごろを境に長いこと本作のヒロイン扱いであった麗子に加えて女房役となる纏が加わったことで、不満を感じる方も居るかもしれませんが個人的には、そこまで変な展開とは思いませんでした。ただ、女房役が加わることで従来のノリのギャグ回の他に、サザエさんのような家族ネタの回が追加されて漫画の雰囲気が変わることから人によっては嫌いかもしれません。

  • 60

    manga_review

    今から十年前の自分に、平成のとある年に国民的人気アイドルグループが解散して、イギリスがEUを離脱して、こち亀が連載を終了する。更にはジブリ以外のアニメ映画で興行収入100億円を突破する作品が現れて、天皇陛下が生前退位の意向を示す。そんな、途轍もない出来事が立て続けに起こる一年が、近い将来やってくる。

    なんて言っても絶対に信じてもらえないだろうと思うくらい、衝撃的な出来事が立て続けに起こった2016年。

    正直、前々からこち亀のコミックが何だか分厚いなーとは思っていたのですが、「40周年200巻。そこでこち亀は終了します」という伏線だったとは、さすがに予想外だったと言うほかありません。

    さて、そんなこち亀。自分にとってこち亀はそれほど思い入れが無い、というか生まれる前からジャンプで連載していて、物心がついた頃にはもうジャンプに載っていた存在なので、どちらかと言えば慣れ親しんだ友人というよりは、盆や正月などで年に数回顔を見る親戚のおじさんのような存在でした。しかもちょっと苦手なタイプの。

    ただ、そうは言ってもたまに掲載されている人情系の話は良い話が多く、古き良き昭和の記憶を感じられるような名エピソードは、多数自分の記憶の中に刻まれています。

    まぁ、そうですね。40年前なんていう、自分が生まれる遥か前から連載をしていて、しかも作者のペンネームが当初「山止たつひこ」(6巻まで)だったということを連載が終わってから知ったような人間が、この作品のことをあれこれ言うのは無粋だと思いますので、ただ一言。「お疲れ様でした」と言わせてください。

    本当に、お疲れ様でした。

  • 50

    manga_review

    リヴィエラさんの仰るように、100巻以前は大好きな僕(100巻までなら8点つけたい。)が、100巻までの良さを伝えたいと思いレビューしました。


    ……。
    と思ったけど、難しいな(笑)
    まぁキャラクターがそれなりに一貫してますよね。
    皆愛くるしかった。おそらく100巻までという長い付き合いによって皆さん派出所の皆さんに愛着を持っていたと思います。
    100巻を越えてから急にキャラが増えたり、両さんもふざけてばっかだし(100巻以前はふざけと真剣さがうまくバランス取れてた)、中川や麗子は「僕たちは金持ちですから」みたいなでかい態度を取り始めたり(初期は謙虚だったし、中川なんて最初は両さんくらいハチャメチャで、街中で平気で銃ぶっ放すような奴だったんですよ)、なんというか、、、親友が急変した心境です(泣)

    気付いたらやっぱり100巻以降の愚痴になってしまう(笑)
    話を戻して、
    100巻以前は全員生き生きしてるんですよ。
    今でも気の合う友達と、昔のこち亀の話なら延々と出来ます!
    戸塚はいい奴だし、星逃田は面白いし、だめ太郎は可愛いし。
    大袈裟ですが、読んでいて漫画から出てくるんじゃないか?というようなエネルギーに満ち溢れていました。今は所詮紙面です。エネルギーが伝わってこない。

    もちろん今でも「見るに耐えない」レベルではないですし、十分ヒマ潰しにはなります。今のジャンプでしか知らない方は、60〜80巻を読んでエネルギーを感じてください。ブックオフでなら買う価値は十分にありですよ。

  • 70

    manga_review

    まさかこの作品が完結する日が来るとは…。惰性でもなんでも続くと思っていたので衝撃でした。序盤は絵を見ても定まってない感じがありましたが、次第に一話完結漫画として至高的な面白さがあったと思います。連載がいつまでも続き、絵の変遷、さすがにネタの苦しさ、マンネリなどが生じて、それがこのサイト含めてネット上での点数評価等を大きく下げているのも事実だと思います(自分も途中からかなりの部分を読んでない。たまに見かけると読む程度)。

    しかし、連載の継続でキャラクターが生き続けていました。連載が終わると作中死のうが生きようが全キャラがある意味死んでしまい思い出の存在になります。その意味で過去の本作は良かったなあと語る意味合いが、連載中の生きいているキャラを語るのと、完全に思い出になるとは違って、本作が前者を長く長く保ったことは改めて感慨深いですし、ついに後者になったことへの寂しさも感じます。純粋に作品の完成度を評価する時は否定的にならざるを得ませんが、それでも上記思い入れや作品の功績を考えるとこの点数未満はつけられないかなと思います。もし今まで未読だった人には全部とはとても言えませんが、自分が面白いと感じる部分だけでも是非読んで欲しい作品です(一話完結を徹底してどこからでもたまに読めるので)。

  • 30

    manga_review

    こち亀に対して今更レビューするってのもおこがましいような気もしますが、
    敢えてレビューを。

    面白かったです。昔はそこそこに。
    最近は見ていて辛いです。というか見ていられません。痛すぎて。

    外見の話に例えると分かりやすいと思うんですけど、
    40年も経てば見た目なんか分かりやすいまでに老化しますよね。どうしても。
    でも、歳を取ったら取ったで、取ったなりのやり方、見せ方があると思うんです
    変に若作りするより、年相応の魅力の出し方があると思うんです。
    でも自分が歳を取ったということを認識できず、
    いつまでも若いと思って今一番イケてるファッションと思い込んでる
    服を着て、化粧をして、露出して
    自信満々に出かけたりするととんでもないことになりますよね
    間違いなく大けがです。今のこち亀は完全にそういう感じ。
    無理に時代なんかに合わせておもねらなくてもいいのにって思います。
    必死に時代に合わせて媚びた結果生まれたのがうざい女性キャラ達と
    クズ親父と化した部長。間違いだらけ。

    古臭くて時代遅れのマンガになるほうが100倍マシ。
    笑っていいともも終わることだし、こち亀も終わってもいいかなー?

  • 40

    manga_review

    はっきり言うが、164巻読んで好きなエピソードが10個くらい。

    個人なベストは「鬼が島」をこねくり回した話。


    自分は江戸っ子でもないし、下町好きでもない。
    なので、昭和レトロな両津の少年時代に感動は無い。
    不真面目な警官のドタバタ劇だけでいいかも。
    ああ、車やバイクを書いていた時も「面白くなくて」よかったか。
    借金が増えていくだけの時期もあったなぁ……ほんと「つまらなくて」笑えた。
    昔の中川は「腹黒で素敵」だったのに、今の中川は「残念な金持ちキャラ」になってるよね。
    無理につまらなくしているのも自虐芸の一つか!

    ……ん?おもしろくないのがおもしろい。そうか、これがこち亀か!!!
    今はじめてそんな気がしてきたよ。書きながら気づいてラッキー。


    えー、総括してみると、ここ数年は麗子の胸を見るだけの「残念なエピソード」がもりだくさん。
    腹筋が崩壊するほどの爆笑エピソードをくれ!とさえ思っているのに。


    エネルギー切れですか秋本さん。


    結果。
    もう4年に1度の男が、3ヶ月に1度でもいいですよ。そろそろ世界観をぶち壊してみては。

  • 70

    manga_review

    確かに100巻を越したあたり(個人的には120巻前後)からはそれ以前の勢いもなく衰えを感じ、かなり微妙なエピソードが多くなったように思えます。


    しかし考えてみてください。100巻までは多くの人が「面白い」と認める作品を、それもギャグ漫画で1回も休載せず創り続けたのです。これはもはや奇跡的な神業と呼べるのではないでしょうか。そんなことができる漫画家はこの人以外あり得ないと思います。その偉業は揺るぎようのない事実なのです。

    そして作品初期のクオリティが尋常じゃありません。当時のギャグ漫画であのセンス。今読んでも爆笑できる過激なギャグ。毎週のように乗り物や武器などの数々のメカが登場し、それを見事に描き上げる知識と画力。もはや一介のギャグ漫画のレベルとは思えません。

    そして何より「両津勘吉」というモンスターポリスを生み出した功績。


    思い入れ補正と言われればそれまでですが、全盛期のこち亀に並ぶ衝撃を与えてくれるギャグ漫画に未だ出会っていない以上、この作品にこれ以上低い評価をつけることは私にはできません。

  • 50

    manga_review

    1〜40巻まで 6点
    両津のみならず中川、麗子も型破りな性格だった。
    コマのどこかに入っているふざけた広告が好きだった。

    40〜60巻まで 7点
    中川と麗子は比較的常識人になっていた。
    部長もいい上司だった。

    60〜90巻まで 10点
    白鳥麗次、絵崎コロ助、ボルボ西郷、マリア、両津勘兵衛最高。
    特に食べ物ネタの巻は最高に面白い。

    90〜100巻まで 7点
    なんかアシスタントが変わった気がするが。
    気のせいだろうか?

    100巻〜140巻 3点
    女性を沢山出しすぎ。早矢とか右京左京とか纏とか檸檬とか。
    しかも巨乳すぎ。
    部長、麗子や中川がおげれつな行為を強制されている巻とかがあってかなりひいてしまう。
    作者の絵も著しく単純化してきて、見るに堪えなくなってきた。

    140巻〜 0点
    大阪編のキャラの御堂春が最悪すぎ。
    今までの女キャラと違いやかましいだけの存在。
    両さんの大阪弁も読んでて寒い。

    結論 もう勘弁してください。

  • 70

    manga_review

    140巻辺りから勢いが盛り返してきた様な気がします。
    一応100巻直撃世代なのですが、その時期のPC解説やらインターネットをわかりやすく説明したり、
    両さんが金儲けしようとする際に色んな雑学、旬のネタを解説してくれたのは子供ながらに、毎週色々知れて嬉しかった思い出があります。
    120巻辺りは女性キャラが太い態度でゴチャゴチャやってて微妙でしたが、一話完結にしては完成度が高すぎですし、それでも全巻読みたくなるほどこの作品はパワーに満ち溢れてます。

    あと子供のこち亀わかんない、つまんない、という意見はわかりますが、100巻以前の世代だったいいオッサンが今は面白くない、と小学生向けの漫画にケチつけるのはそのヅラずれてますよ、的な。
    正直20巻以前も別にそこまで面白くないし、1人の人間が180巻ある中の全部を面白いと思えるなんて事はほぼ有り得ないんだから、
    つまんない部分を探してケチつけるより楽しかった時期のことだけ触れとけばいいかと。

  • 30

    manga_review

    中学の頃、いきつけの床屋に置いてあったのが
    「こち亀」との初邂逅でした、この頃は面白かったです
    両津の体力株式会社とか、滅茶苦茶なレース、マイホームネタetc…
    陸上大会の暇つぶしには単行本をお供にしたもんです。

    でも最近は、そんな昔のこち亀を期待している人には
    残念な内容だと言わざるを得ません。
    インターネットの普及等が秋本氏のレトロネタを奪ってしまった
    ような気もしますね、そう考えるとちょっと同情してしまいます。
    逆に昔を知らない人は5点くらいで読めるかも?とも思います。

    一巻にあとがきを寄せた小林よしのりは
    今の「こち亀」をどう思っているのだろう…
    彼の意見をぜひとも聞いてみたいですね
    レビューなのに人の意見を聞きたいなんてヘンな話ですが。

    3点を付けましたが
    秋本氏が少女漫画に両津を描く前とか100巻前か
    そのあたりまでなら7〜8点です


    余談ですが
    昨今の長期連載ブームという負の遺産の原因は
    ゴルゴ13とこの漫画だと思います。

  • 30

    manga_review

    こんな点数をつけていますが、80巻あたりまでなら10点つけてもいい作品です。
    初めて読んだのは64巻でしたが、超長期連載なのに話の質の高さに驚きました。
    寿司屋の話とか、大阪の話書くくらいなら、カイパンデカとかの出番を増やしてほしいです。
    あとキャラが変わりすぎです。
    部長...昔は頑固でも優しいいいおじさんだったのに、今ではただのエロ親父。
    中川&麗子...派出所に入りたての頃は両さんに負けず劣らずのはしゃぎっぷりだったのに、ただのうざいセレブになりました。
    挙げればきりがありません。
    絵も下手になりました。
    平和への弾痕とか書いていた時の絵と比べると別人かと思います。
    今現在評価できるのは30年間休まず連載していることぐらい
    一度作者がギャグで終わらしたことがありましたが、あのあたりでちゃんと終わらせておけばこのサイトでも平均8点を超えていたのではないかと思います。

  • 50

    manga_review

    1巻〜30巻
    色々な登場人物がハチャメチャ。
    両津が人間離れしていて面白い。
    31〜60巻
    ちょっと作風が今に近い感じ。
    過激さがちょっと減ったと思う。
    61〜90巻
    作風は今とほぼ同じ。
    過激さは死んだけど色々な
    ことが展開されてて面白かった。
    90〜100巻
    ちょっと劣化を感じるようになった。
    ネタ切れを感じさせたりはするが
    まぁ面白かった。
    100〜現在まで
    完全にギャグが死んだ。両津が普通の
    人間みたいになった。暇つぶしに読む程度の
    レベルになりました。話もワンパターン。
    ・両津が金儲けを思いつく→金儲け成功→不正、失敗
    をしてしまう→両津落ち込む。
    ・両津等が色々雑学を話す→部長やその他が何かに
    ハマる→両津が部長やその他のハマっているものに
    手を出す→部長のお仕置き。
    上の2つがほぼ定着してる。決まったオチを
    読んでいても面白いとは感じません。

  • 20

    sakuhindb

    コミックス読んでると、異常者にしか見えない主人公。借金は個人で国家予算並みの一兆円越え。ギャクキャラクターではすまされない凶悪重犯罪もちらほら。(放火に爆破、脅迫とか。) 軽犯罪?なら同僚の給与を横領。覗き、セクハラ、性犯罪は当たり前。どう見ても、誰がどう見ても、本来なら?警察官首は当然言うまでもなく、それ以前に一生刑務所牢屋行きであろう人間なのだが、次の回には何故か?上司の部長にお仕置きされただけで、何事もなかった様に警察官の格好をして警察官として登場する。(笑?) ・・・正直、いくら創作、フィクションとは言っても、わかってても、私は合わないみたいすいません。 あまりに何と言うか、あれで警察官を首、そしてそれ以前に牢に入らないでいられる主人公を書いたこの作品を、私は合わないみたいです。 まあ為になる部分も鑑みて、「評価とても悪い。」

  • 60

    manga_review

    約20年ぶりに全巻を飛ばし飛ばしに読んでみて、時代と共に変化
    していってる漫画なんだなぁと思いました。
    最近のもそんなに酷くないじゃない。そこそこ面白く読めました。
    その時代時代に即した話に(読者とのずれがあるけど)してるように
    思えました。

    前半に麗子が23歳で嫁に行き遅れないか心配されたりするのに
    そういう時代だったんだなぁと思ったり、最近のハーレムっぷりには
    ハーレムもの流行ったからなぁと思いますし、車やバイク、オモチャ
    意外にも世相を反映されててある意味日本文化の最近の歴史が分かって
    史料にもなるんじゃないかと感心します。

    いずれにせよ年取ったら子供や若者の遊びや文化についていくのって
    大変だろうに、いつまでも好奇心や興味を同じようなテンションに
    保って連載を続けているって凄いと思います。

  • 60

    manga_review

    汚い話ですが、
    食事中、トイレ中というシーンで読むにはベストの漫画として、我が家で長年に渡り、愛されてきました。

    個人的には30巻?80巻くらいが一番面白いです。
    とにかく両さんが説教臭く、強く、頑固で、「ヒーイズクレイジーポリス」と呼ばれていた時が一番躍動感があり、面白かった。

    たまたま先日読んだ38巻「わたしが直す!!の巻」でのオチは驚愕。
    理不尽・シュールギャグのパイオニアでもあると思う。

    100巻以降のこち亀は、一言で言うと、非常にポップになってしまいました。
    両さんもなんだか弱くなったり、無理矢理、破天荒を演じさせられている様な違和感があります。

    ただ、暇潰しとしては最適です。

ネット上のイメージ

ギャグ
子供
教師
懐かしい
犯罪

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