三途の川で黄泉路の案内人をしている沙桐は、黄泉の国に迷い込んだ陽朔の魂と出逢った。恋に落ちたふたりは、来世で再会し、幸せになろうと誓い合う。だが、沙桐は元の時代に生き返ってしまい……!?「散華」「夢の浮き橋」「きらきら馨る」に番外篇「光のどけきはるの日に……」「常磐君危機一髪」を収録。大人気平安ロマネスク、待望の文庫化!!
きらきら馨るのレビューが0 件あります
レビューを投稿する38件のネット上の評価があります
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40
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 暇つぶしに読むには、ちょうど良い薄い内容でした。買わずにレンタルにしたらよかったと後悔。読み返すことはなさそうです。
ここからネタバレ
主人公と東宮の馴れ初め的な話は1巻だけで、えそんなことだけでというさらっとエピソードでくっついた感じに。
以降ラブラブという表現が随所に出てきますが、入内後も最後まで2人のときめくエピソードはゼロ。ラブシーン的なのもありません。
そもそも東宮の活動範囲が狭いので、最も出てくる中務卿宮が1番素敵に描かれており(ゲイだけど)、主役2人の組み合わせには魅力がありません。
8巻通して1番よかったのは、二の宮と右大臣のサイドストーリーかも。
平安物だと、なんて素敵にジャパネスクがありますが、比べてはいけませんね。あちらは原作あってのものなので、仕方ないかもしれませんが。
暇つぶしに買ったものの、この作者さんの作品は2度と買わないと思います。 -
100
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 好きな声優さんがキャスティングされていたのがこの作品との出会いで、ストーリーを音声で聴いていたので漫画を読んでもキャラ混乱もなくスムーズに読めました。
沙桐姫が全くお淑やかじゃなくて、東宮の陽朔に会いたいって理由で男装して童殿上しちゃうお転婆さん。それで宮中の事件を都合よく解決しちゃう展開が多いのでストーリーとしての深みは足りないかも。
主役ふたり(東宮と沙桐)はラブラブなくせにエロいシーンはなく非常に健全で、まだ中務卿宮(バイセクシャル)が常盤くんに迫るところのほうが多少はだけ具合があります。
私は中務卿宮が時空を越えて鈴音ちゃんに答えをくれる(待っている)エピソードが大好き、大人の余裕が素敵でした。
なのでイチャラブを求める方には向いてないと思います。 -
100
cmoa
平安時代のお話らしく宮中行事が有ったり所々、和歌が出てきたりと面白いしドタバタコメディでした。三途の川で出逢った二人が、結婚に向けて色々な妨害その他の出来事を、真っ直ぐな愛で障害を乗り越えていく話です。ラブ度はお相手の彼が身分の高い東宮(皇太子)と言う立場な為、自由に動け無い…周りの人達と姫様が活躍することが多く、二人が終始べったりラブラブしてる話では無いです。その代わり展開も面白く読み応えのある話でした。欲言えば…もう少しラブ度があったらな〜。BL的なもので無く…。
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60
cmoa
129話と超大作でしたが、黄泉の国で出会うという冒頭から意外性があり、続きが気になってどんどん読んでしまいました ところどころにSFファンタジー要素が盛り込まれたり、男の子が好きな男性が登場したりと面白かったです。
沙桐と陽朔の恋愛を中心として、様々な事件を解決していきますが、東宮とその側近が動いているだけあって、沙桐との再会もわりと順調で、事件解決も全てメデタシメデタシで、少し物足りなさを感じました。そういう意味では最終話が一番面白い解決方法で良かったです。
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100
cmoa
おてんばな姫にひたむきな恋―という定番のパターンですが、のっけから三途の川の渡しが出てくる辺りが、新しい感じです。天皇家を中心とした、身分・家柄が絶対の貴族社会の理を押さえながら、今までのような単なる平安恋愛絵巻でなく男色や妖しなども取り入れて、ちょっと一捻りしてあるようなお話が面白いと思いました。他の作者さんの平安ものを幾つか読んだ後でこちらを見ると、より楽しめるかもしれません。いろんな要素が入っている分、この作品が一番新しいのではと思いますので。
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100
cmoa
今まで平安時代の題材とした漫画は幾つかありましたが、この「きらきら馨る」は今までの平安恋絵巻にはないストーリーで見ていてどんどん引き込まれます。冒頭から黄泉の国や三途の川や閻魔様が出てきたりと妖的要素もあれば、男色の気もあったりと色々楽しませてくれるので、見ていて飽きないです。 まだ読んでいる途中ですが、主人公の沙桐や東宮の陽朔,それに2人の宮様達も気になるので、色々な平安ものの漫画を見比べて読んでみるのもいいかなあと思いますね。
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80
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 「ちょっとSF寄りなストーリー」がウィングスのイメージなので違和感なかったけれど、恋愛要素が少な目という口コミを見て、確かに陽朔の恋のライバルはいなかったな、いたらおもしろかったかもと気付きました。
4巻くらいからの絵柄が好きです。宮様Sにキュンキュンして、妄想を膨らませていたあの頃が懐かしいです。 -
100
cmoa
主人公の沙桐サギリは黄泉の国で
陽朔ヒサギと運命的に会い恋に落ちるそして必ず二人で幸せになることを誓います
現世にもどり陽朔を探すがなんと陽朔は東宮さまでかなりの身分差があり、身分差だけでなく怨霊問題もあり二人は結婚できるのか?!
という内容で純粋な恋愛話でかなりはまりますよ
あと、宮さま達のホモカップルも楽しいですよ
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100
cmoa
元気な平安の姫、主人公沙桐を中心に
味方も敵方もいいキャラがわんさか出てきて、とにかく事件の連続です
長いですよね、129話。最初は私もそれでためらいました(^_^;)
とりあえず最初のあたりだけ〜 と読み始めたら…
あとはずっとパック購入☆最後まで読み切っちゃいました。
1話30ptだし、きっと損はしません(*'-^)b -
100
cmoa
【なんて素敵にジャパネスク】の次に好きな平安モノですヾ(*U+150U+E3A∀U+150U+E3A*)ノ
ファンタジー要素があるけれど、時代考証もきちんとされているので、読んでいて違和感もないし面白いです♪
サブキャラも個性的で笑えます。
角川のお家芸的な宮さまコンビもいいですが、個人的には綾姫が可愛くて好きです。 -
100
cmoa
ありきたりな身分の差の恋ではなくいろんな角度で見れる平安ラブストーリー細かくみればいろんな発見があるし何度でも読み返せる作品になっていると思います。
二人の恋の話が中心ではありますがほかのキャラも結構存在感があり活躍してるから見応えあり
それに歴史についてちょっとくわしくなるからお得
絵もかわいいし面白かったです -
60
cmoa
レビューも見ず、無料1巻が面白くて続きを読んでみたのですが、かなり話が脱線というか、いろんな人の話になっていきます。顔が似てるので途中で苦労しました。
おもしろかったのですが、1巻で、あ〜幸せになるのねって想像して終ってもよかったと思います。楽しかったですが、他のを読めば良かったかなと。 -
40
cmoa
全話買いしましたが、正直ガッカリしました
姫と帝のかと思いきやその脇役公達(♂×♂)ネタが多く盛りこまれすぎ。
コレ系が苦手な人は購入の前に今一度検討下さい。
もっと帝と姫との恋関係を充実させて欲しかったのと公達のBLネタが多すぎ…姫恋物語を希望していた私の評価は2となりました。
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80
cmoa
出逢いの場面からしばらくは、「暗い話なのかな?」と思いましたが、全体的にとても明るい話でした。主人公も前向きで、悪人らしい人がほとんどいないせいか、シリアスな場面でも全く危機感ナシ。サッパリと爽やかな恋物語が楽しめました。結ばれた主人公達のその後の人生も見てみたかったです。
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20
cmoa
設定は面白いけれど、帝の影が薄いなと思いました。後半は主人公と帝よりも宮様ズがメインになってきてるし、主人公が帝を好きになる要素も、帝が主人公を好きになる要素も弱くて本当に互いに好きなんだろうかと思ってしまう。
全巻買いましたが、後悔してます。 -
100
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 平安時代のお話が好きです。
なぜか、この時代には不思議なことが起きても事実なのではないかと受け入れてしまう。
生霊やタイムトラベルの話など、一見どうなのと思うものも、ありな感じです。 -
100
cmoa
ありがちな平安モノなのだけど、しっかりと人間関係を描いてて、人の座ってる位置や服装で官位などを推察しながら読むと興味深いです。沙桐と陽朔の想い合う関係、二人を見守る宮様ズと宮中の面々との騒動が面白く何度も読み返してしまう作品です。
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80
cmoa
大好きです8巻は特に何回でも読んでしまいます。
結局、宮様達の想いは物理的に遂げることはありませんが、この駆け引きがずーっと続くって素晴らしい鈴音の存在も昔は、え〜?と思ってたけど、ロマンがあっていいと思えるようになりました -
60
cmoa
【このレビューはネタバレを含みます】 黄泉の国で出会った二人が平安時代に戻り恋愛をするお話ですが、元気で明るい主人公は可愛らしく、他の登場人物の恋愛模様も楽しくてサクサク読めちゃいます。絵も綺麗で好きです。
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80
cmoa
最初読み始めたときは普通の平安時代の物語だと思っていたんですが宮様のホモカップルが加わることで面白く(≧〜≦))先が予想つかないものだったので読むと必ず次が読みたくなります最後は少し呆気なかったのが残念だとおもいました
ネット上のイメージ
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