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同学年の「無口な少年」・辛島に想いをよせる国府佐和は、彼の誕生日に告白を決意。プレゼントを買って帰る途中、偶然にも人気のないビルに忍び込む辛島を目撃! 少しでも彼に近づきたい佐和は後を追うが、そこには信じられない光景が…!?

あかく咲く声

| 白泉社(出版)

86

非常に良い

44件のレビュー
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Ebook販売元 : コミックシーモア

あかく咲く声のレビューが0 件あります

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44件のネット上の評価があります

  • 60

    sakuhindb

    緑川ゆきの初単行本作品。流石に画の未熟さが目立ちます。顔の輪郭や身体のデッサン等、おかしな所が多く、特に一巻などは見ていて結構つらいものが。設定等も、高校生が特殊部隊に協力していたり、同じく高校生がその護衛にあたっていたりと、中々に違和感が有りました。また、少々一貫性に欠ける部分も見られました。只、人物の描き方は秀逸。感情表現がとても巧みです。主人公のかたわれである辛島の能力と扱い方、見せ方も良かった。特に彼が国府(もう一人の主人公)に見せる幻影は、とても美しい。言葉に連動して、視覚がその場にないもの――青空や草原、桜、赤い花びら――を映し出してゆくさまは、とても切ない。果てしないさびしさと奥行きを感じます。作画はいまいちでしたが、性格設定は確りしていて、揺らぎがありません。メインも脇も、好悪は別にして、面白くつくられていました。敵方である、里見や柴の内面描写も印象深い。黒い水面に言葉を浮かべたり、光に満ちた記憶から物語を展開したり。個人的に国府やその友人である会富をはじめとした女性キャラクターが、好感触でした。嫉妬したり、上手く消化できない感情を持て余したりしながらも、しなやかに優しく、強い。特に、国府が辛島への想いの不確定さや、その能力と向かい合うシーン。自分がどうするのか確りと見極めていく描写は、彼女の柔軟性や逞しさ、成長っぷりが端々に見え、作品全体に安心感を与えていたように思います。対する男性人は、いまいち頼りない印象。その最たるは矢張り辛島で、3巻の柱スペースでは、「本人にはたいして魅力が無い」「国府たちに気をかけてもらっているということで色がついている」「自分がペラペラなことに自覚がある」等等、散々な書かれようです。ここまで容赦ないのも、色々凄い(笑)好き嫌いの分かれる作品でしょうし、マイナス点もそれなりに有るのですが、それでも感覚に訴える力のある、良い作品。前述したとおり、未熟さは目立ちますが、全3巻。後ろに行くほど、作者の画力や表現力がどんどん上昇してゆくのが、はっきりと分かりました。余談ですが、人名には、著者の出身地である熊本県の地名が多く使われているようです。熊本県民の方、少し手に取ってみて、ニヤリとするのも楽しいかもしれませんよ(笑)

  • 80

    sakuhindb

    言ったことが何でも叶ってしまう声がとっても危ないものだということは、ちょっと想像しただけで分かります。そんな声を持って生まれたが故の不安を抱える辛島少年と国府の成長ラブストーリー(?)です。設定的には色々無理がありますが、そんなことはとりあえず置いておいて、単純に登場人物たちの揺れとか感情の機微を楽しめるお話でした。絵も綺麗だし、主人公の国府がとっても一途で応援したくなるし、それぞれの事件で登場する犯人たちのエピソードも切なかったりして、巻を追うごとに面白くなっていきます。という訳で、3巻が一番面白かったです。辛島少年の同級生とか、警察組織で彼の面倒を見ている川口さんという男性(←実はこの人が一番危ない人でした)のお話とかも収録されていて、読み応えがありました。

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 『蛍火の杜へ』『夏目友人帳』が好きで、この作品も読んでみようと思いました。主人公 国府 は同級生の 辛島 が気になる。彼の声には、人を従わせる催眠的な効果がある。その力を買われ、彼は警察の特殊部隊のお手伝いをしている。彼は能力者ゆえの悩みを持っていて、人とは関わろうとしない。切ない、、。そんな彼と一緒にいるにはどうしたらいいのか?好きな人にどうしたら近づけるのか?主人公は悩みながらも彼との距離を縮めようと努力する。国府の想いが辛島に伝わると、なんだかこっちまで嬉しくなってしまいます。劇的な展開とかはありませんが、ほっこり楽しめる作品です。

  • 40

    cmoa

    ≪夏目友人帳≫が好きなので立読み無しの、レビューも無く取り敢えず10話購入しましたが…評価するには難しい!

    ヒロインの国府さんは同級生の辛島君に片思いし、友達に勧められ彼の誕プレを買った帰りに偶然、彼を見掛け後を着けると…
    辛島君の能力と無口な訳を知ることに……

    この能力が彼の心も縛り浸けており、重苦しいストーリーです。サスペンス系もあるかな?彼女や他の登場人物に寄りどう緩和されるのかに面白さが得られそうです

    余りの重苦しさに期待が外れショックでした!ので評価は低く点けてしまったかな

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 夏目友人帳の作者さんの初期の作品です。友人帳などアニメ化された作品で有名になった作者さんですが、この話はダントツで良いです!人を操る声を持つ故に謎めいた存在の男の子と、彼が気になって仕方ない女の子の話です。話全体は作者さんの持つ独特の雰囲気がすでにパワー全開で、二人の想いが通じたシーンなどや両想いになった後の教室のシーンなどはキュンキュンきますぜひ読んでもらいたいです。

  • 100

    cmoa

    初めて読んだ緑川さんの作品でした。

    古い作品なので絵も古いのですが、線が細く昔から描写が上手いです。
    彼らの見えるものがどんな景色なのかとてと気になり想像するのが楽しかったです。
    どの話も面白い。
    恋愛要素は好きもキスも無いのですが、ほのぼのとしていてこれから幸せになっていって欲しいと思います。

    今でも彼らがどうなってるのかと思いを馳せる作品です。

  • 80

    sakuhindb

    リアルタイムで読んでました。本誌読んでる頃で。いびつだけどあの絵が好きです。一巻が一番好きだ。とにかく国府さんが好き。なので会富も好き・・・。(え。)少女まんがじゃなきゃあの空気はやれない。一番好きだった頃のララの空気はこの人が作ってた。自分の心の中では橋本みつるさん藤田貴美さんと同じフォルダに入っています。雑誌違うけど。(年代も)

  • 100

    cmoa

    この作者さんはストーリーが素敵で好きです一読目はそれほど感動しなかったのですが、何度も読み返すうちに、いい作品に出会えた時の心地よい満足感が得られ、感激しています!ラブラブなシーンがある訳ではないけれども、相手を大事に想っているのが伝わって優しい気持ちにたまにこういう作品を読むと癒されます♪面白い!読んでよかった

  • 100

    cmoa

    【このレビューはネタバレを含みます】 緑川先生の作品はどれも独特の雰囲気があるので人によって好き嫌いが分かれると思いますが、私は大好きです。
    辛島君の能力が「声」と言う所がまた良いし、国府さんも素直で可愛らしい。
    夏目友人帳も良いですがこちらもオススメです。

  • 100

    cmoa

    レビューがよくなかったので、慎重に10話ずつのパック買いしましたが、一気に買ってしまえば良かった…
    サスペンスだけど、夏目友人帳や他の作品と同様に、ほんわかした想いや優しさや人間愛みたいなものがあって、真っ直ぐ生きる意味とかまで考えてしまうような作品でした

  • 80

    cmoa

    10年以上前に何気なく読んだお話でしたが、今迄にない独特な世界観に惹き込まれました。主人公や周囲の人々の性格、また距離感も好きですが、一番はヒロインの積極的な行動は好きです。

    この話しから、緑川さんのお話はよく読むようになりました。

  • 80

    cmoa

    シリアスで切ない話なのですが、辛島くんが明るい子なので、暗い話ではなくちょっとしたことで笑えるような話です。
    人間性とか価値観とか善悪とか、答えが有るようでないことが、深く関わっていて感心したり、考えさせられることも有ります。

  • 100

    cmoa

    この作者さんの作品の中で1番好きです*

    少女マンガなのに愛だ恋だキャッキャウフフって感じではありません(笑)

    優しいおとぎ話を読んでる気分になりました

    後半に出てくるイヌのお兄さんのお話が切なくてキレイでとても素敵です

  • 80

    cmoa

    優しい雰囲気が好き。だけどちょっと絵が薄すぎて、たまに人物分けが出来てない所も。だけど、この作家さんに出会えてよかったと思える作品だった。このお話しを読んで以降、ずっとこの作家さんのお話しを読み続けています。

  • 20

    cmoa

    『夏目友人帳』と『蛍火の杜へ』のアニメを見て感動し
    同作者の作品をいくつか購入しました。アニメしか見てなかったので
    絵を見てガッカリです。
    読みにくいし、お話もまあまあです。
    この作品は1回読めば十分です。

  • 100

    ebj

    夏目友人帳でブレイクした作家だけれど、こっちもかなりいい。登場人物は少なく、動く範囲も小さい。絵はあまり上手くなく、キャラの書き分けも苦手。でもそれを補って余りある豊かで丁寧な感情表現とその移ろいを描...

  • 80

    ebj

    友人帳からはまって緑川さんの作品を読破しました。この作品にも緑川さん特有の少し寂しい空気が流れており、また特殊能力という点もあるので友人帳が好きな人なら好きになれると思います。一応恋愛要素もあるけ...

  • 80

    ebj

    全2巻読了。緑川ゆきさんはぼちぼち短編を読んだことがあったけど、本格的に読み始めたのは「夏目友人帳」から。なので、前々から気になってタイトルだけ知っていた「あかく咲く声」をなんとなく買ってみたら…...

  • 100

    ebj

    独特の雰囲気があって好き。眠れないときとか、辛島の声を聞いて寝たいなぁと思う。笑読めば読むほど味がでてきて、色々考えさせられる。辛島のお父さんが、話だけで実際にでてこないとことか、想像力をかきた...

  • 100

    ebj

    夏目友人帳の作者である緑川ゆきさんの作品。笑顔動画で作品紹介動画があって、興味を持ったので買ってみた。なんでも緑川さんの一番最初の連載作品だとか。電車の中で読んでたら真剣になりすぎて、気が付いた...

ネット上のイメージ

独特
優しい
切ない
恋愛
女の子

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